- 2022/01/14 掲載
アライドテレシス、ネットワーク統合管理ソリューションなどをバージョンアップ
■利用履歴の拡張、セキュリティ強化で快適な無線LAN環境を実現
【無線LAN環境の最適化を支える履歴情報の長期保存が可能に】
今や無線クライアントは、企業だけでなく様々な場面で利用されています。無線LANの利用が当たり前になり、ネットワーク管理者は日々充実した無線LAN環境の維持を求められています。さらに、外来波の影響やフロアレイアウトの変化に伴い日々変化する無線環境に対しても、移動するクライアントは常につながっている状態が求められます。
無線LAN環境の維持や最適化、新規で環境を構築する場合、過去の利用履歴や動線を参考にすることで、そのユーザー環境に適した構築が実現可能です。そこで今回、ネットワークの統合管理に必要な機能をパッケージ化したアプライアンスボックス「VST-APLシリーズ」をバージョンアップし、AT-Vista Manager EX( https://www.allied-telesis.co.jp/solution/vista-ex/)(※1)の外部データベース・ストレージとして利用可能としました。AT-Vista Manager EXはVST-APLシリーズを利用して無線環境履歴を長期間蓄積することが可能となります。これにより、無線クライアントの接続履歴やフロアマップデータなどの長期保存と、過去の任意の日時の状態が確認できるようになります。
過去の電波状態や無線端末の接続状態の確認が容易になることで、企業においてはどこでどのように無線が使われることが多いのかを把握でき、無駄のない無線LAN環境を運用することが可能となります。さらに、例えば文教市場であれば、生徒が所有するタブレットなどの接続状況を過去にさかのぼって確認でき、日々の生徒の動線や接続状態の監視だけではなく、次学期・次年度の快適な学習環境を支える無線LAN環境の参考と改善などに寄与します。またネットワーク管理者は、無線環境の電波状態の変化を長期にわたってリモートでも確認が可能です。
AWC-VAS(Vista Appliance Storage)として提供される本機能は、VST-APLシリーズ Ver.3.4.1でサポートします(※2)。データ蓄積期間の設定はAT-Vista Manager EX側で行います。最大1095日(約3年)まで設定可能となります。
※AT-Vista Manager EX Ver.3.8.0で対応
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