- 2022/01/25 掲載
IIJ、「IIJフレックスモビリティサービス/ZTNA」を提供開始
セキュアで快適なVPN接続に加えて、ユーザや端末の状態に応じたきめ細かなアクセス制御や、通信のモニタリング・可視化によるセキュリティリスクの把握、トラブルシュートが可能になるZTNA(※2)機能を追加し、より一層セキュリティレベルの高いリモートアクセス環境を実現します。
(※1)ゼロトラスト:「社外は危険・社内は安全」という境界型防御の考え方と異なり、「すべて信頼できない」ことを前提に常に安全性を検証して対策を講じるセキュリティの考え方。
(※2)ZTNA(Zero Trust Network Access):社内アプリケーション等へのシームレスでセキュアなリモートアクセスを提供する、ゼロトラストをベースにしたソリューションの一種。
働き方改革や感染症対策などでテレワークが日常化し、さらに企業のIT基盤がクラウドへシフトする流れも加速しており、あらゆる仕事がネットワーク上で行われるようになりつつあります。IIJはこれらのワークスタイルの変化に対応する安全で快適なリモートアクセスサービスとして「IIJ フレックスモビリティサービス」を提供しており、多くのお客様から高い評価をいただき、利用企業は約100社、デバイス数は14万デバイスにのぼります。一方で、ユーザや端末の状態に応じたアクセス制御やリスク管理など、ゼロトラストの考え方をベースにしたよりセキュリティレベルの高い接続形態へのニーズも高まってきています。このようなニーズに対応するため、今回当社は、通信の状況、端末のセキュリティ状況を正しく把握し対処するための機能を付加した新リモートアクセスサービス「IIJ フレックスモビリティサービス/ZTNA」を提供いたします。
■IIJ フレックスモビリティサービス/ZTNAの特徴
□最適化された快適な通信(VPN接続)
セキュアかつ高速なVPN通信で快適なリモートアクセス環境を提供します。切断操作をしない限りVPNセッションを維持するため、一時的な通信断があっても再接続が不要です。切れないVPNを実現し、ユーザのストレス軽減と利便性向上を図ります。
□セキュアな接続コントロール(アクセス制御)
時間や場所、端末、セキュリティパッチの状態など、ユーザや端末の状態に応じて動的に認可ポリシーを決定し、アクセス制御をすることができます。例えばセキュリティ対策済み端末や指定端末のみ通信を許可したり、アクセスできる業務アプリやサーバを指定するなどのアクセス制御が可能です。ウイルスなどの脅威検知後は自動的にアクセスを遮断するなど、社内ネットワークの安全性を確保します。
□通信の可視化により利用状況やリスク把握が可能(モニタリング)
接続端末をモニタリングし、すべてのトラフィック状況を可視化します。保護されていないWi-Fiへの接続やデバイスのロケーション、接続先などを可視化・分析することで、通信の状況、セキュリティ状況を正しく把握し、セキュリティポリシーを見直すなどの対処が可能になります。
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