- 2022/02/03 掲載
大日本印刷と三菱電機、産業制御セキュリティの対策スキルを体験型で学べる演習を開発
本コースは、製造業やインフラ事業者等の産業用機器に精通した三菱電機との協働により、日本企業向けに開発したもので、2月24日(木)・25日(金)より、東京・五反田にあるCKAで提供を開始します。
【開発の背景】
製造工場は従来、外部ネットワークとの接続が少ないためサイバー攻撃のリスクは小さいと見られてきました。それに対して近年、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進の一環で、デジタル技術を活用して工場の業務プロセスを改革し、品質や生産性を向上させるスマートファクトリーの取り組みが進んでいます。IoT機器やクラウドサービスの導入、サプライチェーン上の企業や海外拠点とのネットワーク化などが進むなかで、産業用制御システムへのサイバー攻撃リスクが高まっています。こうした攻撃に対しては、セキュリティ対策製品での防御に加え、制御系と情報系のシステムのセキュリティ知識を持つ技術者自身が、平時のリスク対策やインシデント(サイバー攻撃事案)発生時の迅速な判断ができるように、実践的な訓練を行う必要があります。今回、こうした技術者向けのサイバー攻撃対策の養成ニーズに対して、DNP・CKA・三菱電機が協働で、「サイバーセキュリティ実践訓練コース 産業制御系」を開発しました。DNP・CKAは、官公庁をはじめ、情報通信・航空・電力等のサイバー攻撃対策要員の養成を支援しており、2016年以降、約80社・3,400名以上にセキュリティ訓練・演習を実施しています。
*1 サイバーナレッジアカデミー(CKA)のWebサイトURL → https://www.dnp.co.jp/cka
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