- 2022/02/03 掲載
アシックス、投資子会社がRUN.EDGEに出資
RUN.EDGEは2018年6月に富士通株式会社の事業からカーブアウトし設立されたスタートアップ企業で、「映像とテクノロジーを通じて新しい体験を創造する」をミッションに掲げ、スポーツや教育分野で映像検索・分析プラットフォームを提供しています。野球映像の検索・分析アプリケーション「PITCHBASE(ピッチベース)」は、球種やコースなどの条件を入力するとそのシーンだけを見ることができるなど、投球や打撃を分析するさまざまな機能が搭載されており、14球団以上の日米プロ野球のほかアマチュア野球でも採用実績があります。
また、サッカー、バスケットボール、ラグビーなどのフィールドスポーツ向けリアルタイム映像分析アプリケーション「FL-UX(フラックス)」は、Jリーグクラブ、Bリーグクラブ、欧州リーグクラブをはじめとした国内外の80以上のトッププロ・アマチュアクラブにも利用されています。
さらに、プロスポーツで培った映像技術をオンライン教育向けに展開している「TAGURU(タグる)」は、コロナ禍の中で新しい教育を促進するために大学や塾で導入・実証が進められており、そのほか、メディア向けや産業向けなど、生活やあらゆる社会活動の中で、映像をシーンで使えるよう価値提供を進めています。
当社では、中期経営計画2023の重点戦略のひとつに「次世代技術によるイノベーション創造」を掲げ、積極的に外部リソースを活用し、イノベーションを加速させることに取り組んでいます。今回の取り組みもその一環で、RUN.EDGEの映像分析・活用技術を当社アプリケーションやコーチング技術などと掛け合わせることで、スポーツ領域だけでなくさまざまな業態で映像の分析診断を通じたサービスを開発し、新たな体験を創出していきます。
今後もアシックス・ベンチャーズを通じて、当社グループとの連携により価値創造が期待できるスタートアップ企業を発掘し、各社との協業を通じてお客さま一人ひとりに新たな価値を提供する製品やサービスの開発をさらに推進していきます。
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