- 2022/02/17 掲載
京大とNTT西日本、産学共同「オープンラボ(名称:Platform Initiative Lab)」設立
本ラボではワイヤレスIoTセンサー、最新のローカル5G無線局設備、IaaS/データ処理基盤等をはじめとするデータ収集・処理プラットフォームとしての必要不可欠な設備を揃えており、農業、医療、防災に代表される現場環境においてデータ収集、分析から処理駆動まで可能でビジネス想起も可能な「ワンストップな実証実験環境」を提供します。
今後、本ラボでは、オープンに参加機関、協賛を募り、さまざまな産業プレーヤーと本プログラム担当者が共創し、プラットフォームに関連する研究開発・実証を通じて新しいビジネスの創出や、本プログラムの目標である次世代プラットフォームの新規創出に貢献できる人材の輩出をめざします。
※1 京都大学 プラットフォーム学卓越大学院:https://www.platforms.ceppings.kyoto-u.ac.jp/
※2 Platform Initiative Labは現在、商標登録出願中です
1.背景と目的
現在、国内の情報通信分野においては、5Gの本格的な展開及び社会実装により、データの活用が更に活性化され、それにより地域課題の解決やイノベ―ションの創出が期待されています。また既に諸外国では、Beyond5Gもしくは6Gと呼ばれる次世代情報通信基盤における研究開発の取り組みが活性化してきており、それらの動向に追従していくためにも、次世代に向けた研究開発の取り組みを進めることが重要となっています。
また次世代の情報通信技術に加えて、情報社会の更なる進化にあたっては、社会に存在する様々なデータを扱い、それらを相互に連携させていくためのプラットフォームの構築が重要であり、このプラットフォームの具現化が課題となっています。
京都大学、NTT西日本ではこのような背景を踏まえ次世代技術の開発・実装に向けて、ローカル5G無線局設備を含むラボを立ち上げ、大学ならではのアイデアや最先端の研究成果、企業の強み技術、NTTの最先端の情報通信技術を融合して次世代プラットフォームの具現化と実証、新たなビジネスの創出を行います。
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