- 2022/03/08 掲載
三井住友建設、BIM情報と連携したタワークレーン運転支援システムを導入
本システムは、クラウド上に構築した当社の施工情報システム(※1)とIHIおよびIUKのクレーン自動化技術を連携させ、タワークレーンオペレータの運転操作を支援するものです。
また、Roborigger International PTY. LTD社(オーストラリア:パース CEO Derick Markwell)と共同開発した、当社の施工情報システムと同社の吊荷旋回制御装置(Roborigger/ロボリガー)とを連携した吊荷回転制御システムも導入し、安全性と生産性が更に向上しました。
(※1)BIM施工データ、プレキャスト(PCa)部材データ、作業工程データを統合して一元管理するシステム
■ 2つのシステム概要
あらかじめ、クラウド上の施工情報システムにBIMデータを基にした施工計画情報(PCa部材情報、取付位置や順序など)を登録し、PCa部材に貼付されたRFIDタグ(※2)を現場搬入時に読み取って、部材の固有番号の自動照合を行います。また、GNSS(Global Navigation Satellite System/全球測位衛星システム)を活用してPCa部材の現場搬入時の位置と向きの情報を取得し、それぞれのシステムと連携・連動させます。
(※2)PCa部材管理システム「PATRAC-DL」を実現場で運用開始(2021年12月3日リリース)
https://www.smcon.co.jp/topics/2021/12031300
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