- 2022/03/23 掲載
大日本印刷、NFCタグの認証サービスを提供開始
DNPは、本人の確認や認証が必要となるさまざまな場面で、最適な認証の仕組みを組み合わせ、セキュアなサービスを総合的に提供する「認証DX」(*2)を推進しています。その一環で今回、「DNP NFCタグ認証プラットフォーム」を提供することにより、NFCタグを配置した店舗等で生活者が安心してキャッシュレス決済できる環境を整備します。
また、DNPはこのサービスを、ITを活用して生活のインフラやサービスを高度化するスマートシティや、サービスとしての移動手段であるMaaS(Mobility as a Service)等での活用につなげていきます。
【本サービスの概要と特長】
生活者がスマートフォンで店舗等のNFCタグにタッチすると、個々のNFCタグに書き込まれた認証鍵のデータをワンタイムトークン(乱数の暗号)化して認証サーバに送り、NFCタグの真贋判定を瞬時に行います。生活者は、スマートフォンに表示された画面の誘導に従って、支払金額や決済方法を入力するだけで、速やかに決済することができます。
○主な特長 :
・決済端末や読取端末の導入が不要なため、コスト削減につながります。
・二次元コードと異なり、スマートフォン搭載のカメラを起動しなくてもタッチのみ(非接触方式)で認証できるためユーザビリティが高いサービスが実現可能です。
・NFCタグを認証サーバと組合せることにより、偽造や不正利用の防止を強化することができます。
*1 NFC(Near Field Communication)タグ : NFCは、13.56MHzの周波数を利用する通信距離10cm程度の近距離無線通信技術。非接触ICチップを搭載する「NFCタグ」や、スマートフォンなどでこのタグの書き込み/読み取りを行う「リーダー/ライターモード」などの技術仕様はNFCフォーラムが策定しています。
*2 DNPの「認証DX」:詳細はこちらをご覧ください: https://www.dnp.co.jp/biz/solution/products/information_security.html
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