- 2022/04/04 掲載
東急リバブルとウェルヴィル、会話しながら物件説明ができるAIアバターを開発
■ 営業担当者の代役を担うAIアバターとは
□特徴
ウェルヴィルが開発した対話エンジン(LIFE TALK ENGINE)は、人が発する言葉を文脈解析し、その意味を理解します。次に、人の感情やストレス状態を認識し、必要に応じてインターネットや外部基幹システムから、回答となる情報を瞬時に文書圧縮した上で応答表現を生成し、自然な会話のペースで対応する仕組みです。
このウェルヴィルの技術と東急リバブルの新築マンション販売の営業実績で培った知見を組み合わせ、実際の接客場面で利用可能なAIアバターを完成させました。対話エンジンを搭載したアバターが、物件情報(交通、周辺環境、構造・設備仕様、間取り等)の説明を、対話をしながら進めると同時に、お客様の質問や要望にも回答し、初期段階の接客を行うものです。
お客様は、説明の途中でも「ペットを飼うことはできますか?」や「住宅ローン控除は使えますか?」など、知りたい情報を質問でき、営業担当者と同じようにアバターが回答します。実際の営業場面でお客様からご要望の多い説明と、多く寄せられる質問を基に作成した約300通りのQ&Aも対話エンジンに組み込み、営業担当者の代役を担います。
□営業担当者との協業
アバターによる初期接客の内容は、お客様からの要望や質問項目も含めテキスト出力され営業担当者が引き継ぎ、その内容を踏まえて個別性の高い資金相談や購入検討に向けた次の段階の接客へと進みます。アバター接客の段階でも、個別性が高い相談や質問に対しては適宜、営業担当者への質問を促したり、営業担当者を呼び出すなど、お客様にストレスを与えないよう応対します。
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