- 2022/04/21 掲載
NTTコムなど、ロボットを活用した無人パトロール・フードデリバリーの実証実験を開始
1.背景
NTT Comは、Hisaya-odori Parkにおけるさまざまな実証実験への参画を通じ、ICTを活用した都市における社会的課題の解決と経済発展の両立に取り組んできました。
その一例として、2020年9月よりHisaya-odori Parkにおいて、AI映像解析や位置情報解析技術を活用した「安心安全な街づくり」の実現に向けた検証(※1)を行っており、2021年6月からはHisaya-odori Parkをデジタル空間上に「Hisaya Digital Park」(※2)として再現し、リアルとバーチャルの連携による新たな顧客体験の創出に向けた検証を行っています。
三井不動産は、Park-PFI制度(※3)によって開発したHisaya-odori Parkの指定管理者として、来園者や店舗のお客さまの利便性の向上と、新たな価値を発信する場所を目指し、さまざまなステークホルダーと協同した取り組みを進めています。
名古屋市は、第5世代移動通信システム、いわゆる5Gをデジタル社会における重要な情報通信インフラの1つとして位置づけ、その効果的な活用方策について検討を進めています。超高速・超低遅延・多数同時接続といった5Gの特長により、高精細画像によるリアルタイムかつ精緻な状況把握や共有が可能となるため、民間企業などとも連携し、これらの特長を生かした新たな市民サービスの提供やサービス向上、生産性の向上に加え、民間分野における新事業の創出にも取り組んでいく考えです。
今回3者は、Hisaya-odori Parkにおいて、NTT Comが取り組んできたSmart Mobility(※4)の取り組みのユースケースの1つとして、ロボットによる自動運転・遠隔監視を活用した以下の2点について検証を行います。
(1)警備ロボットによる園内管理業務の高度化
(2)ロボットを活用した新たな顧客体験の創出
※1:「NTT Comと三井不動産が、公園整備運営事業において「安心安全な街づくり」の実現に向けた検証を開始」(2020年9月)
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2020/0914.html
※2:「Hisaya Digital Park」はHisaya-odori ParkをCGのVRによりバーチャル空間上に再現したものです。
https://www.ntt.com/about-us/press-releases/news/article/2020/0914.html
※3:Park-PFI制度とは、平成29年の都市公園法改正により新たに設けられた、商業施設などの公園利用者の利便の向上を図る施設設置と、その収益を活用して周辺の整備・改修等を一体的に行う業者を公募により選定する「公募設置管理制度」のことです。
※4:Smart Mobilityは、車両技術の進展への貢献と、新たなモビリティビジネスの提供の両輪を動かすことにより、持続可能な制約の無い移動環境を実現し、生活者一人一人の可能性が拡がる安心安全な未来社会を創造することをめざすNTT Comの取り組みです。
https://www.ntt.com/business/dx/smart/mobility/
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