- 2022/05/11 掲載
エクサウィザーズ、内製主導のAIソフト開発を支援する「exaBase Studio」を発表
exaBase Studioは、わかりやすいUI(ユーザーインターフェース)で、開発の煩雑な手順をオートメーション化することで開発プロセスを大きく変え、AIの民主化を実現します。経営者や業務をよく知る社内人材を中心としたサービスの設計・更新、部門をまたいだアジャイル型のサービス拡張を可能にします。また、エクサウィザーズ社内における、AI/DXソフトウェア開発の効率も大幅に向上させることが見込まれます。
■exaBase Studioの位置付け ~AIマネジメント支援プラットフォームの活用を加速~
エクサウィザーズは、年間約250件のプロジェクトにおいて500社超の顧客に提供してきた技術アセットを「exaBase」として、再利用可能な形で創業以来蓄積しています。
exaBaseは、幅広い産業での実用ユースケース、導入に向けてのノウハウを格納。生産、研究・開発、マーケティング、セールス、カスタマーサクセス、人事など、経営に関する各部門が保有する多種多様なデータを、多様なAIモデルで解析・整理し、経営層・現場それぞれの意思決定を支援するAIマネジメント支援プラットフォームです。
この度発表したexaBase Studioは、exaBase上で管理している当社保有のAIモデルに加え、外部のモデルや内製で開発したモデルも含めて自由に統合し、効率的なAIソフトウェアの設計・開発を支援する開発環境です。エンジニアのみが行っていた設計・開発に、現場業務に精通した事業部門や経営者、専門家やUXデザイナーなども等しく参画し、社内データを活用した分析や処理設計、それらを実行するための条件設計、結果を確認するためのUI設計が可能となります。
Studioが加わることで、exaBaseはAIモデル単体の機能性や高精度の追求が中心であった時代を超え、誰もが手軽にAIソフトウェアを活用し業務効率や品質の向上を実現できるようになります。
■exaBase Studioの提供計画 ~主要業種の顧客とパイロット~
当社はexaBaseの提供を通じ金融/保険、ヘルスケア、製造業/産業財、エネルギー、通信/インフラ、消費財、人材、物流など、日本の主要産業を代表する優良企業を顧客に持ちます。exaBase Studioは、特に先進的な取組みを加速したいと考える企業を中心に2022年度下期にパイロットプロジェクトを実施し、来期の本格展開を見据えております。
課金体系や料金水準などについては、導入顧客の用途領域や範囲に応じて設定していく予定です。
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