- 2022/06/02 掲載
マクニカ、モーター特化型予知保全サービスMacnica Smart Motor Sensorの提供を開始
Macnica Smart Motor Sensorは、低圧三相モーター向けに特化したセンサー・クラウド一体型の予知保全のDXソリューションで、装置の想定外のダウンタイム削減やメンテナンス費用の最適化に貢献します。
■Macnica Smart Motor Sensorについて
本ソリューションは、アナログ・デバイセズが開発した、超高精度MEMSセンサーを搭載したハードウェアと専用ソフトウェアで構成されたマクニカが提供するOEMソリューションです。ハードウェアの設置は、バッテリー駆動のセンサーをモーターの冷却フィンに取り付け、初期設定は、スマートフォン専用アプリより行います。使用開始後、AIによる機械学習が自動的に開始され、一定期間後に異常を検知するAIモデルが自動生成されます。これにより、センサーから集められた振動、温度、磁界データはパソコンやスマートフォン、タブレットなどで確認でき、異常の際はアラート通知されます。
検知可能なモーター異常は9種類で、それぞれ独立した0~10の正常値で分析され、ユーザーはこれら予知保全における振動解析やAIの特別な知識を持つことなく、致命的な障害とダウンタイムを最小化することができます。定期メンテナンス、一定稼働時間毎のオーバーホールについて、データを見ながらタイミングを最適化することで、ダウンタイムを防ぎながらメンテナンスコストの削減が可能です。工場内の止められないモーター、もしくは止まったら経営インパクトのあるプロセス製造の工程において、メンテナンスやオーバーホールの最適化は、最適な効率でモーターを運用することに繋がります。マクニカはDigital Synergy Factory(DSF)という、製造業における知見と最新テクノロジーを活用した次世代スマートファクトリー化に向けたサービスを体系化しており、今回のMacnica Smart Motor Sensorの提供により予知保全分野における支援を拡張してまいります。
詳細は、Webサイト( https://www.macnica.co.jp/business/ai_iot/products/hardware/141195/)をご覧ください。
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