- 2022/06/02 掲載
ネクスウェイ、SMS配信サービス「SMSLINK」に受信したSMSに直接返信できる機能を追加
これまで企業から送信されるSMSは、認証やリマインド通知といった単方向のコミュニケーションが中心でした。しかし近年は、採用面談の日時調整や保険加入に関する契約書類の確認など、様々なシーンで双方向のSMSコミュニケーションが求められています。
今回追加した「双方向機能」を使うことで、企業の担当者は顧客とのSMSを通じたコミュニケーションをとることができます。これにより、企業は顧客を電話やアンケートURLなどに誘導することなく、SMSのみでやりとりを完結することができます。
■「キャリア共通番号」の利用について
近年SMSを使ったなりすましやフィッシング詐欺行為が増加しており、企業がSMS送信時の番号をコーポレートサイトなどに掲載するケースが増えています。しかし送信時の番号は受信者の携帯キャリア毎に異なるため、番号の周知に時間を要していました。
また、ネクスウェイによるSMSの利用実態調査(調査期間:2021年8月23日~2021年9月6日、調査対象:全国の20~70代の男女297名)によると、SMSを受信した際に表示される送信元の番号を「気にする」と答えた人は全体の6割に上ります。さらにそのうち6割がSMS受信後に送信元番号をインターネットで検索すると回答しており、送信元番号は受信したSMSへの信頼に作用する要素となっています。
「SMSLINK」の双方向機能では、SMS送信時にキャリア共通番号※を利用するため、企業はSMS受信者の携帯キャリアに左右されることなく、同じ番号でSMS送信を行うことができます。これにより、SMS送信番号の周知も容易となり、SMS受信者に不信感を与えることなくSMS送信を行うことが可能となります。
※携帯キャリア共通番号は、SMSにおいて企業側が携帯キャリアで共通の番号を利用できる仕組みです。携帯キャリアが事前に審査を行い、発行しています。楽天モバイル株式会社が番号共有化へ参画していないため、現時点の対応キャリアはKDDI、ドコモ、ソフトバンクの3社(MVNO含む)です。
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