- 2022/06/08 掲載
マクセル、AR要素を取り込んだ小型のNEO Head-Up Displayを開発
マクセルでは、2021年4月よりナビゲーション情報、ADAS(*2)機器と連携し対向車や歩行者を検知した際のアラート情報などを、フロントガラス越しに運転席から見える実際の風景に重ね合わせることで、ドライバーの視点移動を最小限に抑えたAR-HUDを量産しています。
■概略仕様
視野角(H×V)[deg] 9.2×2.5
輝度[cd/m2] >10,000
セット容積(*3)[L] 5.0~6.0
虚像距離[m] 4.5
NEO-HUDはHUD内部でARの要素を取り込んだ画像を生成することで、AR-HUDに必要な要件となるリアルタイム性(*4)を実現し、歩行者などの動きに合わせ遅延なくアラート表示できます。
小型化にするため、虚像距離は短くなっていますが、AR要素を取り込んだ表示画像の位置、大きさなどを最適化することで、遠近感を持たせ、高い視認性を確保しています。
マクセルは今後も、光と映像技術で新しい価値を創生し社会の安心安全に貢献していきます。
*1 AR-HUD:Augmented Reality(拡張現実) Head-Up Display
*2 ADAS:Advanced driver-assistance systems。先進運転支援システム
*3 セット容量:車両形状によりセット容積数値は変わります
*4 リアルタイム性:高フレームレート(60fps)
■HUDの製品ページ
https://biz.maxell.com/ja/display_equipment/ais_index.html
■商標
記載の会社名、製品名は、それぞれの会社の商標または登録商標です。
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