- 2022/07/06 掲載
OKI、DX新戦略のフラグシップファクトリー「本庄工場H1棟」の本格稼働開始
H1棟では、最新のAI画像解析技術により製品検査・品質管理の精度向上と自動化・省力化を実現する外観異常検査システムや作業行為判定システム、変種変量生産で頻繁に行うライン変更に効率的に対応する協働ロボットや自社開発の自動搬送システムなど、Manufacturing DXを構成するさまざまな技術を実践しています。
「センシング」「ネットワーク」「インテリジェンス」「ロボティクス」「ユーザー・エクスペリエンス」の5つの技術基盤を持つOKIのAIエッジ技術と、長年蓄積してきた高い生産技術、ノウハウを融合したフレキシブルな生産体制として運用していくなかで、これらの技術やプロセス、ノウハウをさらに高度化し、お客様やパートナーとの共創も活用しながら、製造現場のDXを実現する商品として「外部化」していきます。
H1棟は、高い環境性能を備え、地元産の秩父杉の使用など地域社会との共生に配慮した工場としても注目されています。今後も、お客様、パートナー、地域社会の皆様の声に応え、「社会の大丈夫をつくっていく。」(注3)持続可能なスマート工場を目指していきます。
■新工場概要
名称: OKI本庄工場H1棟
従業員数: 約400名
面積: 敷地:9,789m2、延床:18,838m2
階数: 地上2階建て 全面免震構造の鉄骨造
総工費: 約60億円
主な生産品目: 通信端末、AIエッジコンピューター、社会インフラシステム、EMS/DMSなど
■用語解説
注1: Manufacturing DX
製造現場を見える化する「現場変革」、現場と経営を高度かつ双方向に連携する「IT・オペレーション変革」、環境変化・法令対応・少量付加価値生産などのさまざまな経営判断を支援する「マネジメント変革」の3つの変革から構成される、スマート工場実現をめざしたOKIのソリューションコンセプト
注2:外部化
自社のDXで実証された技術、プロセス、ノウハウを社外のユーザーにソリューション、製品、サービスとして提供すること
注3:「社会の大丈夫をつくっていく。」
OKIが中期経営計画2022において掲げたキーメッセージ。「"モノづくり、コトづくり"を通して、より安全で便利な社会のインフラを支える企業グループ」としての姿勢を端的に示す
・沖電気工業株式会社は、通称を「OKI」とします。
・本文に記載されている会社名、商品名は一般に各社の商標または登録商標です。
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