記事 製造業IT トヨタ流の「在庫」管理術、リードタイム短縮のための7つのポイント 2015/12/15 トヨタ式が考えるムダはいくつもあるが、その中で最も警戒すべきムダは「つくり過ぎのムダ」だ。世の中には「機会損失」を恐れる人がいる。せっかく売れるのに、つくるほうが間に合わず「儲け損なった」というわけだ。しかし、実は「儲け損なう」には実害はない。企業にとって本当に怖いのは「つくり過ぎ」であり、つくり過ぎをいかに防ぐかこそがトヨタ式改善では最も大切なポイントの一つとなる。ただし、実際に取り組もうとすると、ことはそう簡単ではない。今回はトヨタ流 在庫管理のポイントを解説する。
記事 製造業IT 本田宗一郎氏「メーカーにとってわずかな不良率でも、買った顧客にとっては100%だ」 2015/11/05 改善を進める時は、「改善が競争力をつけることになる」とはっきり意識する必要がある。同業他社と違いを持たない企業は競争力を失っていくため、改善ではセールスポイントをどこに求め、どれだけ磨き上げるかが問われることになる。メーカーにとってのセールスポイントは「品質」「納期」「コスト」の3つに絞られるが、なかでももっとも大切なのは「品質」であることを企業は決して忘れてはならない。
記事 製造業IT GEの変化を見れば、トヨタ式改善で何が大切かがよく分かる 2015/10/01 トヨタ式改善を実践するうえで欠くことができないのが、社員から上がってくる数多くの改善提案だ。それも一握りの社員からではダメで、現場で働くなるべくすべての社員からの改善提案があってこそトヨタ式改善は効果を発揮できる。しかし、一方には「思うように改善提案が集まらなくて」と嘆く企業も少なくない。どうすれば、数多くの改善提案が集まるのかが今回のテーマである。
記事 製造業IT トヨタ生産方式「改善」の7つの手順、それでも無能な上司がよく言う口癖とは 2015/09/15 トヨタ式といえば「改善(カイゼン)」、そう考える人も多いのではないだろうか。今回は「改善」に取り組むための7つの具体的手順を解説する。一見するとどれも当たり前のことのように見えるが、多くの企業が徹底できていないのも事実である。トヨタがなぜ「1人の100歩より、100人が1歩ずつ」を大切にするのか。この記事に書かれていることは「読む」だけではなく、ぜひ「実行」していただきたい。
記事 グローバル化 JFEスチール 北山直人氏に聞く、攻めのIT銘柄に選ばれた海外展開のクラウドERPとは 2015/09/10 企業活動そのものがIT活用という金融業や流通業などと異なり、基礎素材を手がけるような製造業では、IT投資によって直接利益貢献を果たすのはなかなか難しい。それでもその中で「攻めのIT」を模索し、「攻めのIT経営銘柄」にも選ばれたのが、鉄鋼大手のJFEスチールだ。折しも同社グループは4月に3か年の「第5次中期経営計画」を策定し、国内収益基盤の強化や技術優位性による企業価値向上などをグループ共通の施策として掲げた。こうした中で、IT部門が果たすべき役割とはどのようなものなのか。JFEスチール システム主監の北山直人氏に話を聞いた。
記事 生産・製造管理・PLM トヨタ式工場はなぜ床が白い? 過剰包装は「ゴミを買っている」のと同じだ 2015/08/19 トヨタ生産方式の具体的な進め方を6回程度に濃縮してお届けする本連載。前回、トヨタ式の起点が5S(「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」)にあると説明した。これらは一緒にされることも多いが、まったく違う意味を持つ。前回はそのうち、「整理」と「整頓」がどう違うのか、そしてそれを具体的に進めるための手順を解説したが、今回は5Sの後半、「清掃」「清潔」「しつけ」の進め方を紹介しよう。
記事 生産・製造管理・PLM トヨタ生産方式を実践、「整理」と「整頓」を行う4つの手順とは 2015/07/24 これまでトヨタ生産方式(トヨタ式)のものの見方や考え方、行動の仕方を中心に書いてきた。では、実際に自分が働く職場や会社で、トヨタ式を本格的に導入しようと考えた時、具体的にどのようなことを、どのような順番で進めていけばいいのだろうか。これから複数回にわたり、「こういうやり方で進めるとうまくいく」という具体的な方法を記載していく。関心のある方は「読む」だけではなく、是非「実行」に移していただきたい。
記事 イノベーション IoTでルール一変、日本の経営者はわずか16% 世界は68%--アクセンチュア調査 2015/07/01 世界の経営者1405人(日本は50人)を対象にした調査によると、「今後12か月で、競合企業がビジネスモデルを大きく変化させてくるか?」という問いに、世界の経営者の68%が「はい」と答えたのに対して、日本の経営者は16%にとどまった。
記事 ERP・財務会計・人事給与 大和ハウス 加藤恭滋 執行役員インタビュー:フルクラウド化の軌跡 ポイントはSLA契約 2015/06/18 6期連続で連結純利益を更新したハウスメーカー大手の大和ハウスグループ。消費増税による反動減が懸念されたが、逆境を跳ね返し、2014年度は第4次中期経営計画を1年前倒しで達成した。その事業領域は戸建住宅のみならず、賃貸住宅、マンション、商業施設、事業施設などのほか、ロボットや農業分野にまで多岐にわたっている。こうした広範な事業をITでどう支えているのか、また情報システム部門に求められている役割とは、どのようなものなのか。大和ハウス工業の執行役員で、情報システム部長をつとめる加藤恭滋氏に、同社のフルクラウド化への取り組みや競争優位につながるIT活用について聞いた。
記事 生産・製造管理・PLM PLM市場調査、製造業の国内回帰で好調 IoTやSLM、ALM連携で次世代ものづくりの中核へ 2015/04/15 2014年の世界のPLM市場規模は前年比7.8%増となる111億米ドルとなった。国内のPLM市場についても、前年比108.4%増の2,242億円となった。国内市場では、円安に伴う製造業の国内回帰と設備投資により、PLM市場は順調な回復を遂げるという。矢野経済研究所が調査結果を発表した。
記事 BPM・BPR リード エグジビション ジャパン、2016年春に名古屋で製造業向け展示会を開催 2015/04/10 リード エグジビション ジャパンは、ものづくりをテーマにした展示会を名古屋で初開催することを発表した。
記事 生産・製造管理・PLM 「自動車サプライヤーはより速いイノベーションを採用し、新しい現実に適応していかなければならない」 2015/03/30 自動車業界は、世界中で厳格化が進む燃費規制や排出ガス規制に直面し、その達成期限が2025年までの間にさまざまに設定されています。こうした燃費規制や排出ガス規制に加え、安全性の向上、インテリジェント・モビリティの進展、さらには自動車と顧客のライフスタイルとの融合を望むユーザーニーズが相俟って、自動車完成車メーカー(OEMメーカー)は、拡大を続ける自動車業界で生き残りをかけ、エレクトロニクスや組込みソフトウェアへの依存度を高めています。こうした流れが自動車技術の抜本的な変更を強いており、自動車メーカーやサプライヤーは代替動力や車両の軽量化、エネルギーの最適化などの分野でさらに多くのイノベーションを創出する必要に迫られています。
記事 生産・製造管理・PLM 将来における自動車の統合製造と予測可能なプログラムの立ち上げ 2015/03/30 自動車業界では、新車開発プログラムの立ち上げ件数が世界的な規模で増加する傾向にあり、その勢いは強まっています。自動車完成車メーカー(OEMメーカー)は、新興地域での市場シェアの獲得に躍起となり、これを達成するために現地生産の動きも出ています。こうした流れは、同じ自動車を複数の生産設備で製造することが増えることを意味します。しかし、問題はここからが始まりです。
記事 設備投資 資生堂、みなとみらいにマーケティングを融合した新研究所 300~400億円投資 2015/03/26 資生堂は26日、革新技術を創出し新しい価値を生み出す新研究所「グローバルイノベーションセンター(仮称)」を、横浜・みなとみらい 21 地区に設立すると発表した。
記事 生産・製造管理・PLM NEC、グループ全社の開発プロセスおよびPDMシステムを統一へ 2015/02/16 NECは、NECグループ全社における開発プロセス統一のIT基盤として、統合PDMシステムを構築すると発表した。
記事 医療IT 東芝、東北大学と開発のゲノム解析ツール「ジャポニカアレイ」で解析サービス開始 2014/12/01 東芝は12月1日、日本人ゲノム解析ツール「ジャポニカアレイ」を用いたゲノム解析サービスを大学や病院臨床部門、製薬企業などの研究機関向けに開始すると発表した。
記事 生産・製造管理・PLM OSK、原価管理機能を強化の生産管理システム「生産革新Fu-jin/Raijin」発表 2014/11/19 OSKは、生産管理システム「生産革新 Fu-jin(風神)SMILE BS 2nd Edition Rel.3」(以下、Fu-jin)と「生産革新Raijin(雷神)SMILE BS2nd Edition Rel.3」(以下、Raijin)を2015年1月20日から発売すると発表した。
記事 新製品開発 “自分たちの手で”ものづくりを行えば「つくる力」は格段に向上する 2014/10/28 トヨタ式を実践している企業の工場を訪ねた人が驚くのは、そこで動いている機械設備が決して最新のものではなく、古い機械設備や何とも不恰好な機械設備が堂々と使われていることだ。それらを見て「がっかり」するか、それともそこに「人間の知恵」を見るかでトヨタ式に対する見方、考え方はずいぶんと違ってくる。トヨタ式において機械設備で大切なのは、新しさよりも「使いやすさ」や「稼ぐ力」なのである。
記事 製造業IT 50年ぶりの国産ジェット旅客機「MRJ」チーフエンジニアが語る、航空機産業再生への思い 2014/08/21 国産航空機といえば、1962年に初飛行を成功させた国家プロジェクト「YS-11」について思いを馳せるかもしれない。YS-11が1973年に製造を終了して以降、民間機事業は中断され、日本単独での国産ジェット旅客機開発は行われなかった。実際にはボーイングなどの旅客機において国際共同開発が継続され、生産技術やインテグレーション技術を磨いてきたという背景がある。そして50年の沈黙を破り、国産旅客機のプロジェクト「MRJ(三菱リージョナルジェット)」が登場した。飛行計画の延期が相次いだMRJだが、2015年春にはいよいよ試験飛行が行われる。設計製造ソリューション展で登壇したMRJのチーフエンジニアをつとめる岸信夫氏は「航空機事業の再生は、今がチャンスだ、今しかない!」と強く訴え、日本の航空機産業の再生への熱い思いを語った。
記事 生産・製造管理・PLM トヨタ自動車 加藤光久 副社長が語る「もっといいクルマづくり」を支える技術と仕組み 2014/07/23 トヨタ自動車 取締役副社長 加藤光久氏は、入社後の約16年間にわたり開発畑を歩み、2000年からチーフエンジニアとして12代目クラウン(通称:ゼロクラウン)開発の陣頭指揮をとった人物としても知られる。その後、トヨタテクノクラフトの社長に就任し、製品企画本部長などを歴任後、現職に至っている。そんな同氏が、いまトヨタが進めている安全・環境面での技術戦略と「Toyota New Global Architecture」(TNGA)の取り組みについて語った。
記事 製造業IT 東京大学 吉川良三氏の指摘する日本メーカーの2つの課題 復活のカギはM2M・IoT 2014/06/23 高品質で低価格を売りにして、世界市場で戦ってきた日本のメーカーが、近年苦戦にあえいでいる。経済政策の効果が思うように上がらないことや災害の影響を理由とする声もあるが、東京大学 大学院 経済学研究科 ものづくり経営研究センターの特任研究員である吉川 良三氏は「社会のパラダイムシフトに対応できていないから」と指摘する。今、世界のものづくりに起きている変化とは何か?そして日本メーカーが目指すべき方向性とは。
記事 生産・製造管理・PLM ものづくりの新潮流「Industrie 4.0」、フォードも取り組む工場全体のデジタルモデル化 2014/06/18 製造業に新しい流れが生まれつつある。消費行動の多様化、グローバル化により、かつてのマス・プロデュース(大量生産)はマス・カスタマイゼーションへシフトし、ものづくりにはこれまでにない多様性が求められるようになった。こうした中で、製造方法そのものにも大きな変化が生まれている。その一つが、工場全体をデジタルモデル化する動きだ。マシンとマシンの動作連携による効率化だけではなく、人間と機械のやりとりまでもシミュレーションすることで、より効率よく、より安全な製造工程を実現するという。
記事 生産・製造管理・PLM 国内PLM市場規模は1,453億円、メカニカルCAEとコラボレーティブPDMが後押し 2014/05/28 2013年の国内PLMアプリケーション市場規模は1,453億5,400万円で、前年比5.9%の成長となる見込みとなった。また、同市場の2012年~2017年の年間平均成長率(CAGR:Compound Annual Growth Rate)は3.9%で推移するという。
記事 生産・製造管理・PLM 東芝、植物工場で野菜生産の新規事業開始 スーパー、コンビニに無農薬野菜を販売へ 2014/05/15 東芝は15日、ほぼ無菌状態を実現する閉鎖型の植物工場において、長期保存可能な無農薬野菜生産を行う事業の開始を発表した。
記事 生産・製造管理・PLM 富士フイルムが新会社設立 生産設備の設計から保全までワンストップで提供 2014/04/01 富士フイルムは1日、工場の生産設備の設計・保全サービスを行う新会社「富士フイルムエンジニアリング」が4月1日より発足することを発表した。
記事 生産・製造管理・PLM カルソニックカンセイのグローバルPDM構築、ネットワークに求めた3要件 2014/03/18 世界16か国に62拠点を持つ大手自動車部品メーカーのカルソニックカンセイ。2011年からの中期経営計画の中で、グローバルPDM(Product Data Management)の構築を目指し、2014年5月カットオーバー予定のCADデータ管理システムを構築した。アカマイ・テクノロジーズ主催のAkamai Enterprise Conference 2014にて、カルソニックカンセイ 研究開発センター・本社 グローバルテクノロジー本部 デジタル化推進グループ 部長の四方力氏が、その取り組みについて明かした。
記事 新製品開発 コマツ、NOxやPMなどの次期排出ガス規制に対応した新型エンジンを量産開始 2014/01/08 コマツは8日、日・米・欧で2014年から施行される次期排出ガス規制に対応したエンジン技術を新たに開発し、新型エンジンの量産を1月より開始すると発表した。
記事 M&A・提携・協業 東芝、インドのUEM社に出資 インド周辺地域の水処理ビジネス参入へ 2014/01/07 東芝は7日、水処理エンジニアリング会社のUEM社に出資し、同社株式の26%を取得する契約を締結したと発表した。
記事 生産・製造管理・PLM ブラザー工業、プリンタ・複合機のグローバル製品開発プロセス改革にPLMを導入 2013/12/05 ブラザー工業は、同社のプリンタ・複合機製品開発の統合エンタープライズプラットフォームとして、PTC WindchillをベースとするPTCグローバル製品開発ソリューションを採用した。
記事 生産・製造管理・PLM デンソー、日本特有の小規模な農地面積に適した「農業生産支援システム」を開発 2013/12/04 デンソーは3日、農業用ハウス内の温度、湿度、CO2濃度を最適状態に自動制御可能な「農業生産支援システム」を開発したことを発表した。