記事 中国ビジネス 噂の「中国製50万円EV」の秘密を徹底解剖、あの価格で販売できる“4つの理由” 2021/12/02 中国の有名自動車メーカー、上汽通用五菱(ウーリン)が発売した約50万円の小型電気自動車「宏光MINI EV(ホングワンミニ EV)」の快進撃が止まらない。2020年7月の発売以来、新エネルギー車月間販売台数1位の連続記録を更新し続け、中国のEVシフトの台風の目となっている。同社はなぜ、この価格でEVを販売できるのだろうか。10年以上前であれば、中国企業の低価格商品の理由に対しては「安い労働力の活用」と答えておけばだいたい正解だったが、現状は異なる。日本でも注目される宏光MINI EVが、50万円で販売できる4つの理由を解説しよう。
記事 ロボティクス・ドローン “力触覚”技術「リアルハプティクス」とは?手作業の遠隔化・自動化のカギを握るか 2021/11/30 さまざまな産業で多くの作業が、今も熟練者による人手で行われている。機械は高速高精度の繰り返し動作は得意だ。しかし、環境や作業対象の変化への適応が弱い。大まかな作業は機械でこなせても、最後の仕上げはどうしても人間の「目」と「手」が必要というケースも少なくない。「目」、すなわち画像認識技術はだいぶ進歩してきた。だが「手」の持つ微妙な感覚、「力触覚」の活用はまだまだの段階にある。ここが機械にも対応できるようになれば、無数の職種の自動化への対応の道が拓ける。
記事 製造業IT EV充電インフラの世界市場調査、欧米各国はどんな補助や投資で拡大する戦略なのか 2021/11/26 世界のEV充電市場は今後5年間にわたり、21%の年平均成長率(CAGR)で成長することが見込まれています。中でも、公共充電インフラと民間充電インフラはそれぞれ18%、23%の成長率で市場が伸長すると予測されています。米国の市場調査会社Power Technology Research(パワーテクノロジーリサーチ)社のサブスクリプションサービス「EV(乗用車EV、eLCV、eトラック、eバス)・EV充電器の世界市場分析 - 30カ国、予測シナリオ、市場予測、成長機会:2018年~2026年」から、世界主要各国のEモビリティ市場について、最新調査結果を紹介します。
記事 製造業IT グローバルライトハウスとは?お手本にすべき「世界の凄い工場90拠点」まるごと解説 2021/11/18 「グローバルライトハウス」とは何か──。世界経済フォーラムは、世界の工場の中から、各国製造業企業のお手本となるような工場を選定・認定をしており、この認定を受けた最先端工場をグローバルライトハウスと呼ぶ。現在、認定を受けている工場は90に上るが、この大半を中国や欧米企業の工場が占めている。かつて、ものづくり大国と呼ばれた日本の認定数を見ると、厳しい状況にあるが、巻き返しはあるのか。ここでは、グローバルライトハウスが何かを解説するとともに、グローバルライトハウスに認定された工場の特徴から見えてくる、日本のものづくりの課題を解説する。
記事 製造業IT 『DX白書2021』の要点まとめ、調査でわかった日米の「圧倒的な差」とは 2021/11/16 情報処理推進機構(IPA)は企業のDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進を目的として、日本および米国の企業のDXに関係する企業戦略、人材、技術について現状を調査・分析し、その結果を「IPA DX白書2021」として2021年10月に発行しました。これは、IPAがこれまで刊行してきたIT人材に関する調査を取りまとめた「IT人材白書」や、AIに関する技術動向や事例をまとめた「AI白書」を統合したものになります。今回は、このレポートから見られる日米のDXの違いや今後企業が取るべき対応について考察します。
記事 物流管理・在庫管理・SCM 集中か分散か? ガートナーが教える3ステップでのサプライチェーン計画の構築術 2021/11/16 多くの企業がグローバルに展開する中で、意思決定を中央で行うのか、各ローカルレベルで行うのかは判断の難しい点でもある。ガートナーのサプライチェーンリーダー、クリスティナ・カルバロ氏が数多くの政府機関、企業などへのコンサルティングを行った経験から、サプライチェーンの計画やマネジメントにおいて、セントラライズ(中央集中型)かデセントラライズ(分散型)のいずれの手法がより自社に適しているのかを具体的に見分けるための方法について語った。
記事 製造業IT 半導体不足と輸送コスト増の影響は?最新調査で見えた2022年以降の製造業動向 2021/11/12 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)によって受けたダメージからの回復に向けて世界の製造業が一進一退の状況にある中、米国の市場調査会社Interact Analysis社はいくつかの具体的な問題に焦点を当てた調査を実施しています。本記事では、これらの調査結果に基づく同社のサブスクリプション型情報提供サービス「Manufacturing Industry Output (MIO) Tracker(製造業生産高の追跡調査)」の最新情報を紹介します。今回のMIOによる情報予測を特に難しくしているさまざまな要因のうち、半導体チップ不足と輸送コストという2つの要因に焦点を当て、(伝統的に工業製品市場よりも変動の大きい)産業機械市場について見ていきます。
記事 医療IT 手術ロボット「Vicarious Surgical」が医療革新、ゲイツやシュミット出資企業の正体 2021/11/05 360度カメラや可動範囲の大きなロボットアームなどを備え、外科手術の効率化することを目指す手術ロボットを開発する企業が「Vicarious Surgical(ヴィカリアス・サージカル)」だ。3Dプリンターを使って製造コストを削減し、従来の手術ロボットよりも持ち運びが容易になっているほか、手術ロボットとして初めてFDA(米国食品医薬品局)のブレイクスルーデバイスの指定を受けた。マイクロソフト創業者のビル・ゲイツ氏やグーグル元CEOのエリック・シュミット氏らの出資を受け、2021年にはSPACで上場を果たした同社について、スペインの医療系ベンチャーに所属する著者が解説する。
記事 ロボティクス・ドローン 経産省が狙う「ロボットフレンドリー」な社会、仕様緩和で惣菜の盛付自動化は可能か 2021/10/29 経済産業省が「ロボットフレンドリー」という概念を推進している。ロボットと親和性の高い環境の整備を進めたり、要求されている作業レベルを引き下げることで、ロボット導入を推進しようという考え方だ。取り組みも徐々に進んでおり、現場へのロボット技術導入が進められようとしている。ただ、実証実験を超えてうまく進むかどうかについては懸念もある。
記事 製造業IT 露わになった自動車業界サプライチェーン「4つの弱点」、復活には「5W」を再考せよ 2021/10/26 新型コロナウイルスによるパンデミックは世界のサプライチェーンに大きな影響を及ぼしたが、最も強い打撃を受けている業界の1つが自動車業界だ。パーツやコンポーネントの問題もさることながら、現在の自動車は周辺領域も含めてコネクティビティー、データに強く依存しており、世界的な半導体不足も自動車の生産に影を投げかけた。こうした厳しい環境下で、信頼できるサプライチェーンを再構築するためには何が必要なのか。TU Automotive社が開催したウェビナーの内容をレポートする。
記事 5G 製造業や運輸業で「ローカル5G」はどう活用すべき? 調査で分かった業界別の期待分野 2021/10/25 「5Gは4Gが高速/大容量になったもの」と捉えている方も多いかもしれない。一般消費者向けの5G回線はその通りだが、企業向けには「ローカル5G」と呼ばれる新たな形態が存在する。ローカル5Gとは何か?企業が賢く活用するポイントはどこか?を市場調査データを踏まえながら見ていくことにしよう。
記事 製造業IT 製造業DXは「工場のスマート化」で終わりじゃない、今押さえるべき「PLM」のあり方 2021/10/19 第4次産業革命がもたらすデジタルトランスフォーメーション(DX)のうねりの中で、製造業は「共通のニーズに対応できるモノを大量に作り、販売する」という、モノの機能価値に重点を置いたビジネスモデルから、「多様なニーズに対応したモノを提供し使い続けてもらう」という、モノの利用価値に重点を置いたビジネスモデルへの変革を迫られています。こういった時代には、製品ライフサイクル管理(PLM:Product Lifecycle Management)の考え方も変わってきます。今回は、マスカスタマイゼーション時代におけるPLMのあり方について考察します。
記事 製造業IT 豊田章男氏はなぜ「カーボンニュートラル」と語るのか、「電動化」とは言わない深すぎる事情 2021/10/08 自動車業界のニュースは相変わらず「電動化」の話題が多い。その中で、トヨタ自動車の代表取締役社長と日本自動車工業会の会長を務める豊田 章男氏は、「カーボンニュートラル」という言葉を多用している。自動車業界におけるカーボンニュートラルと、そこから見える日本が進むべき方向性を考えたい。
記事 物流管理・在庫管理・SCM サプライチェーンの品質管理、「予見性」や「埋め込み」など2025年までに重要な4点 2021/10/07 サプライチェーンは長年に渡り、顧客の要望に応え、高品質なサービスを提供するための努力を行ってきた。しかし、コロナ禍によるさまざまな苦境に直面する中で、これまで以上のクオリティ・マネジメント(品質管理)モデルが求められている。これを実現するには何を、どこから、どのように始めるべきなのか。ガートナー ディレクター アドバイザリーのアンクル・メタ氏が「プレディクティブ(予見性)」「コネクテッド(接続性)」「フレキシブル(柔軟性)」「エンベデッド(埋め込み)」という4つのシフトとその対応方法を語った。
記事 新エネルギー 長期エネルギー貯蔵技術(LDES)とは何か?再エネ活用に欠かせない7つの技術の動向 2021/10/04 長期エネルギー貯蔵技術(LDES)の技術開発が世界中で加速しています。 長期間かつ大容量のエネルギー貯蔵技術は、再生可能エネルギーによる不安定な電力供給に対し、安定性と信頼性をもたらし、電力需要の変化により柔軟に対応できるシステムの構築に寄与する可能性があります。この記事では、米国の市場調査会社Power Technology Research(PTR)社発行の市場調査レポート「エネルギー貯蔵の世界市場:概要、詳細分析 (プロジェクト4500件、全122カ国・5地域、2015年~2020年)、建設中のプロジェクト情報 (2028年まで)」をもとに、長期的に脱炭素化された電力系統を実現するために必要なLDES(長期エネルギー貯蔵技術)で有望な7つの技術について詳細を紹介します。
記事 物流管理・在庫管理・SCM IKEAやネスレも実践、ガートナーが説くサプライチェーン変革で重要な3つのポイント 2021/10/01 コロナの世界的流行により、業績の悪化だけではなく、従業員をはじめとしたステークホルダーが疲弊した企業も多い。しかしそうした中でも、サプライチェーンは人々の元に製品やサービスを届けるという役割を果たし続けている。ガートナー社主催「Gartner Supply Chain Symposium/Xpo」で、基調演説を行った同社VP アナリストのダナ・スティファー氏とシニアディレクターアナリストのサイモン・ベイリー氏の両名は、コロナなどで疲弊した企業が立ち直り発展するための3つの要素、サステナブルな利益の追求、従業員と企業との目標の共有、そして価値を構築するエコシステムについて語った。
記事 中国ビジネス 自動運転「ロボタクシー」主要7社の戦略を比較、初の“正式営業”に乗り出すのはどこ? 2021/09/29 中国のロボタクシーが営業運行目前の段階に進んでいる。ロボタクシーとは、自動運転技術を生かしたタクシーで、自分のいる場所にスマホで呼び出し、目的地まで乗せてもらうというサービスだ。中国ではいくつもの関連会社が登場し、技術開発やサービス開発でしのぎを削っている。しかしながら、料金を徴収する正式営業を始めた企業は現段階ではまだいない。北京冬季五輪を機に、正式営業を開始する企業も現れそうだ。中国におけるロボタクシー主要7社の戦略から、自動化・無人化技術のビジネス応用における本質が見えてきた。
記事 製造業IT ライオンのDXを推進部長が明かす、口腔・歯ブラシ・香料データで「習慣を科学する」 2021/09/29 2021年1月、社内のデジタルトランスフォーメーションを担うDX推進部を発足させたライオン。健康志向が高まり、ヘルスケアテック市場にも熱い視線が向けられる今、ライオンが描くDXの姿とは。米国で危機感を覚えDX推進部の立ち上げに奔走した黒川博史氏に、社内における変革、そして今注力しているデータ領域について話を聞いた。
記事 CSR ロレアルが推進する「本気のSDGs」、すでにほぼ全設備でカーボンニュートラル達成 2021/09/28 2030年を見据えた「SDGs(持続可能な開発目標)」の取り組みにおいて、化粧品業界大手のロレアルグループは世に先駆け、1970年代からサステナブルな企業作りに取り組んできた。2020年6月には、2030年を見据えた企業目標を公表し、多くの施策が実行に移されている最中だ。日本ロレアル ヴァイスプレジデント コーポレート・コミュニケーション本部長 楠田 倫子氏に同グループの取り組みを聞いた。
記事 製造業IT ラインビルダーとは何かをわかりやすく図解、委託するメリット・大手企業まるごと解説 2021/09/16 近年、製造業の世界で注目を集めているのが「ラインビルダー」と呼ばれる企業だ。日本ではあまり聞くことはない存在だが、すでに欧州をはじめ中国や新興国では、製造業企業の成長を支える重要なポジションを確立している。そもそもラインビルダーとは何をしてくれる企業なのか、世界ではどのようなラインビルダー企業が活躍しているのか、そして、なぜ日本企業が世界と戦う上で、ラインビルダー活用が必要になるのかを解説したい。
記事 製造業IT 「ライトハウス」とは何か?日本には現在2拠点、第4次産業革命のベンチマーク工場 2021/09/14 第4次産業革命の指標となる「ライトハウス(灯台)」をご存知でしょうか?世界経済フォーラム(WEF)がコンサルティング会社のマッキンゼーとともに選定するベンチマーク工場のことです。デジタル化、予知予兆分析、AR/VR、産業用IoTなどのデジタル技術の導入のみならず、自動化による生産効率向上、人材育成や働き方、企業や業界の持続可能性、社会や環境へのインパクトといった観点から評価し、2021年6月までに世界69工場が選定されています。今回はこのライトハウスから見えてきた日本の課題を考察します。
記事 地方自治体・地方創生・地域経済 グリーンスローモビリティとは?「脱炭素」だけじゃない、全国に広がっている理由 2021/09/13 環境保護に加えて人口減少や高齢化などの対策として、国土交通省が2018年に提案した「グリーンスローモビリティ」が少しずつ全国に広まっている。グリーンスローモビリティ(グリスロ)とは、時速20km未満の電気自動車を活用した移動サービスのこと。世界的な潮流である「脱炭素社会」「EVシフト」「自動運転化」にも一役買う存在といえる。制度を解説するとともに、いくつかの現場を回り、導入にも関わった筆者が、グリーンスローモビリティの現状とこれからの課題に迫る。
記事 製造業IT 米のEV推進は日本車つぶしか?「トヨタの不利」を報じまくるメディアたち 2021/09/10 米バイデン政権が国策に据えた環境保護の旗印の下、米国は官民を挙げて電気自動車(EV)シフトを加速させている。2021年8月6日付の米ニューヨーク・タイムズ紙は、「バイデン政権のEV計画は米テスラを助け、日本のトヨタを追い詰める」と題した記事を配信し、“日本車潰し”の進行を示唆。こうした中、米メディアや専門家は、EV開発で後れを取る日本を尻目に、欧州や中国こそが今後の米自動車産業のライバルになるとの予想図を描く。同時に、米国の計画が思惑通りに進まない可能性も指摘される。日本に逆転のチャンスはあるのか。
記事 製造業IT トヨタ、ホンダも動き出したGX(グリーントランスフォーメーション)という大手術 2021/09/10 気候変動に温室効果ガスが与える影響が、年を追うごとに大きくなっています。CO2の人為的排出源の1つである自動車は、2050年ごろまでをめどにカーボンニュートラルなモビリティーに生まれ変わらねばなりません。メーカーは、エンジンや燃料タンクを捨て、モーターとバッテリーで動く電気自動車(EV)などの製造・販売へシフトを急いでいますが、それは事業全域に及ぶ変革「グリーントランスフォーメーション」(GX)を伴う大手術です。
記事 製造業IT クルマのミライが見えてきた?次のスタンダードは「カーボンニュートラル」 2021/09/09 自動車に誕生以来の転機が訪れています。今後の展開次第では業界の淘汰が進み、世界の自動車メーカーの顔ぶれや勢力地図が大きく塗り替わる可能性があります。いわゆる「カーボンニュートラル」のうねり──2050年ごろまでをめどに、新しく販売する自動車を事実上のCO2排出ゼロにしようという動き──です。直近でも、トヨタが「電池・カーボンニュートラルに関する説明会」(2021年9月7日配信)をメディア向けに行うなど、業界の動きは日々熱を帯びつつあります。これから約30年、自動車業界はリスクとチャンスが交錯する未開の地を疾走することになるのです。
記事 製造業IT 半導体メーカーの世界ランキング2021:インテルとサムスンに続くのはあの企業、不足は何年まで続く? 2021/09/08 コロナ禍によるデジタルシフトの加速などで、PCやタブレットなどの機器、データセンター向けの需要が急増したのに加えて、経済の急回復により需要が急増した自動車メーカーが必要としたことで、空前の活況を呈している半導体産業。とりわけ、韓国のサムソン電子から首位を奪還したインテルを筆頭に、米国勢が勢いづいている。しかし、深まる米中対立がIT産業に暗い影を落とすなど、半導体産業の先行きも予断を許さない状況だ。そうした中、半導体市場の囲い込みを狙う米国の政治的思惑、経済安全保障から国策として自国生産を促す日本政府らの意向もあり、日本の半導体メーカーには、追い風が吹いている状況だ。(2021年9月8日更新)
記事 製造業IT 「デジタル工場を輸出せよ」国内製造業の未来を拓く、自動化EMSとアジア1000人構想 2021/09/08 ロボコム・アンド・エフエイコム(以下、R&F)が福島県南相馬に開所した「R&F南相馬デジタルファクトリー」。その施設はサイバーフィジカルシステム(CPS)やデジタルツインを駆使したスマートファクトリーの手本となることを目指して作られた。後編では、ロボットシステムインテグレーターとして日本がどう世界と戦うべきか、同社 代表取締役社長 天野眞也氏と、代表取締役 飯野英城氏に話を聞いた。
記事 製造業IT 日本の「完成品メーカー」が絶滅する7つの理由、モノづくり大国はなぜ凋落したのか 2021/09/07 福島県の南相馬に最新テクノロジーを駆使した「R&F南相馬デジタルファクトリー」を開所したロボットシステムインテグレーターのロボコム・アンド・エフエイコム(以下、R&F)。同社 代表取締役社長の天野眞也氏と、代表取締役の飯野英城は「日本の製造業は、完成品では世界に勝負を挑めなくなってしまった」と指摘する。なぜ、モノづくり大国の日本が、完成品で勝負できない国になってしまったのか。それを裏付ける理由を聞いた。
記事 情報漏えい対策 なぜトヨタディーラーによる顧客情報「無断登録」は起きたのか? 問題の本質とは 2021/09/06 2021年8月19日、トヨタのコーポレートサイトに「トヨタ販売店におけるお客様の個人情報の不適切な取扱いについて」というリリースが流れた。販売店がアンケートで収集した個人情報を無断で「TOYOTA/LEXUSの共通ID」に登録していたという問題だ。ニュースではあまり大きく取り上げられていないが、ITセキュリティの立場で見ると、変革に揺れる自動車業界がこれから直面するであろう新たな課題を示している。
記事 その他 アイリスオーヤマやコカ・コーラ、ボッシュが語る「調達DX」、製造業3社は何に注力したのか 2021/09/03 デジタルトランスフォーメーション(DX)の先進企業は、コロナ禍をはじめとするビジネス環境の変化にいかに対応し、どのように変革に取り組んでいるのか。ボッシュ グローバルビジネスサービス事業部 副資材購買部 エキスパート兼マネージャーの馬目 悠司氏、アイリスオーヤマ 代表取締役社長の大山 晃弘氏、コカ・コーラボトラーズジャパン 調達本部 インダイレクト調達統括部 調達統括部長の角田 隆明氏ら日本を代表する製造業3社のキーパーソンの自社の取り組みから探る。モデレーターはアマゾンジャパン Amazonビジネス事業本部 製造営業部 マネージャーの亀和田 優太氏。