記事 政府・官公庁・学校教育 インドの若者の心を蝕むテクノロジー 親、行政は子供たちを守れるのか インドの若者の心を蝕むテクノロジー 親、行政は子供たちを守れるのか 2016/02/03 ハイテクは、インターネットやソーシャルメディアの例を引くまでもなく、われわれの生活を根底から変えてしまうものだ。同時にいろんな問題もついて回るのも事実だ。インドにおいても匿名性、偽サイト、ネット上の中傷などの問題が10代の若者を蝕んでいる。
記事 製造業界 アウディの自動運転への取り組みとは 「機械学習は現代でもっとも破壊的な技術」 アウディの自動運転への取り組みとは 「機械学習は現代でもっとも破壊的な技術」 2016/01/30 機械学習を活用すれば、何百何千どころか、それこそ、何百万もの運転状況を車が解析し、人間には不可能なレベルで学習することも可能になる――。このように語ったのは、CES 2016に訪れたアウディ幹部だ。自動運転を実用化させる上では、機械学習や人工知能のアプローチが非常に重要になってくる。アウディの機械学習への取り組みについて、NVIDIAブログが紹介した。
記事 流通・小売業界 情報システム・経営管理部門のためのグローバル経営管理 情報システム・経営管理部門のためのグローバル経営管理 2016/01/28 クラウド、ビッグデータ、FintechなどITによる技術革新により、マーケットはますますグローバル化している。例え拠点が国内にあったとしても、世界の厳しい競争に晒されている状況に変わりは無い。こうしたボーダレスな時代に企業はどのようなグループガバナンスを行い、財務管理を行っていくべきなのか?本企画では国内外にグループを持つ、グローバル企業に向けて、ITを活用したグローバル経営管理の手法をわかりやすく紹介する。
記事 金融業界 ブロックチェーンとは何か? その本質とビットコイン以外の用途、セキュリティ課題は ブロックチェーンとは何か? その本質とビットコイン以外の用途、セキュリティ課題は 2016/01/27 起業家、投資家などが注目している「ブロックチェーン」をご存じだろうか。この手のバズワードにありがちな「革命だ」「世界を変える」といった話題が先行し、用語の定義も曖昧なまま広まっている。ブロックチェーンは、分散型ネットワークを使ったP2P取引の仕組みのひとつだ。「ビットコイン」の中の一技術として紹介されることも多く、セキュリティや信頼性が不安だという声もあるだろう。今回は、このブロックチェーンの仕組みと用途、普及にあたっての課題を考えてみたい。
記事 金融業界 アマゾンが決済でも覇権?オムニチャネルコマースで楽天やヤフー、LINEはどう戦うのか アマゾンが決済でも覇権?オムニチャネルコマースで楽天やヤフー、LINEはどう戦うのか 2016/01/26 2015年のペイメントビジネスを振り返ると、モール事業者のID決済(チェックアウト)が注目を集めた1年となった。以前、本連載で、ヤフーの「Yahoo!ウォレット」や楽天の「楽天ID決済(旧楽天あんしん支払いサービス)」に加え、アマゾンのチェックアウトサービスが国内で開始されれば市場は活性化すると書いたが、2015年5月からスタートした「Amazonログイン&ペイメント」の業界内での反響は想定以上だった。そして2016年、注目を集めるのが、ID決済がリアルの世界に広がること(=オムニチャネルコマース)だ。
記事 流通・小売業界 キユーピーが物流コスト改善で好業績 一億総活躍社会で低温物流市場が伸びる? キユーピーが物流コスト改善で好業績 一億総活躍社会で低温物流市場が伸びる? 2016/01/18 キユーピーの2015年11月期の決算が発表された。前年に対し、売上高は248億円増、営業利益は21億円増、当期純利益は37億増と好調だ。好調の背景には、家庭でのお惣菜需要が伸びたことが挙げられる。一億層活躍社会で女性や高齢者の社会進出が増えたことで、惣菜部門が売上を伸ばしているのだ。調味料事業も好調で、サラダや惣菜部門の業績が伸び、同時に物流のコスト改善を行ったことで純利益が伸びた。また海外展開も好調で、収益面での業績拡大を後押しした形だ。当期純利益はなんと27.4%も伸び、大きな利益を確保した。
記事 政府・官公庁・学校教育 三重県がローソンと食で企業とコラボ! 7カ月連続で発売中の共同開発スイーツとは 三重県がローソンと食で企業とコラボ! 7カ月連続で発売中の共同開発スイーツとは 2016/01/13 2016年に突入し、いよいよ5月に開催される伊勢志摩サミットが迫ってきました。安倍総理の年頭所感でもサミットについてのコメントを寄せており、三重県のこの1年の活動に期待がかかっています。今回の連載では、子育てに「希望」が持てる3つのヒントのほか、総勢68名のミッション団で香港・台湾でのトップセールス、食の分野では、三重県とローソンが共同で開発し7カ月連続で発売中のコラボスイーツを紹介します。
記事 製造業界 中堅中小食品メーカーの基幹システム再構築術 「食の安全」を守り、原材料高にも対応 中堅中小食品メーカーの基幹システム再構築術 「食の安全」を守り、原材料高にも対応 2016/01/12 ここ数年、食品の産地偽造や加工食品への異物混入などの事件が報道され、“食の安全・安心”を求める消費者の声はますます高まっている。その一方で、大幅な円安や原材料高が食品メーカーの収益性を急速に圧迫しており、採算管理や在庫管理は喫緊の課題だ。とはいえ、大手と違い、中堅中小の食品メーカーは、資金や人的リソースに限りがあるのも事実。こうしたさまざまな課題に応えるのが、クラウドを活用した食品業界専門のICTサービスだ。
記事 政府・官公庁・学校教育 「デジタル・インディア」とは何か? インドが目指すIT国家像に迫る 「デジタル・インディア」とは何か? インドが目指すIT国家像に迫る 2016/01/12 蒸気機関、電力に次ぐ第三の産業革命といわれるデジタル化。インドはまさにそのただ中にいる。もともと、インド企業は技術革新に慎重だった。しかし、近年、政府の「デジタル・インディア」政策によって、あらゆる場所でハイテク起業やハイテクを用いたサービスが盛り上がっている。インドが「デジタル・インディア」でたどり着こうとしているゴールとは何なのか。ゴールまでの道筋はどうなっているのか。詳しく解説する。
記事 金融業界 「FinTechが金融機関のIT支出へ与える影響度、限りなく小さい」IDC Japan市村氏 「FinTechが金融機関のIT支出へ与える影響度、限りなく小さい」IDC Japan市村氏 2016/01/07 IDC Japanは7日、2016年の国内金融IT市場予測とFinTechの展望について、調査結果を発表した。同社のITスペンディング リサーチマネージャーをつとめる市村仁氏によると、まだFinTechが新サービス市場を創造するまでにはいたっておらず、「金融機関のIT支出の観点では、FinTechの影響度は限りなく小さい」という。
記事 金融業界 FinTechで注目すべき、クレディセゾンやオリックスなどの「ノンバンクの戦略」 FinTechで注目すべき、クレディセゾンやオリックスなどの「ノンバンクの戦略」 2016/01/07 金融とITが融合する「FinTech(フィンテック)」。2016年も大きな話題になりそうで、「2020年に全世界で400億ドルの市場になる」という予測もある一方で、「銀行がいらなくなる」など、危機感をあおる刺激的なフレーズも飛び交う。日本でこのFinTechが語られる時、銀行やIT企業の話が先行し、ノンバンクの存在が過小評価されている感がある。しかし、長年にわたり個人相手に決済や顧客管理や与信のスキルを磨いて築いた有形無形の資産を活かせば、クレディセゾンやオリックスなどのノンバンクがFinTechでイニシアティブを握ることも十分にありそうだ。
記事 金融業界 世界最大のICカードイベント「Cartes」で、世界中の企業が注力していた分野があった 世界最大のICカードイベント「Cartes」で、世界中の企業が注力していた分野があった 2016/01/07 世界最大のICカードのイベント「Cartes Secure Connexion(カルト・セキュア・コネクション)2015」(以下:Cartes)がフランス・パリのノール・ヴィルパント見本市会場で開催され、現地を取材する機会を得た。ICカードの世界的なイベントとあって、国際的な決済端末ベンダーが精力的に展示を行ったが、近年は端末の価格競争も厳しくなっており、グローバルで展開するプレイヤー自体の差別化は難しくなっている。今回は、Cartesで見えてきた世界の決済端末事情について紹介する。
記事 製造業界 日産自動車、車両のテレマティクスシステムに「Microsoft Azure」を採用 日産自動車、車両のテレマティクスシステムに「Microsoft Azure」を採用 2016/01/06 日産自動車と米マイクロソフトは5日、米ラスベガスで開幕したCES 2016において、電気自動車(EV)「日産リーフ」の全グレードおよびインフィニティの欧州モデルに搭載されているコネクトテレマティクスシステムに、マイクロソフトのクラウドプラットフォーム「Microsoft Azure」を採用すると発表した。
記事 製造業界 日本政府がMRJに期待を寄せる2つの理由 小型機生産は民間製造業を変えるのか 日本政府がMRJに期待を寄せる2つの理由 小型機生産は民間製造業を変えるのか 2016/01/06 昨年11月、国産旅客機「三菱リージョナルジェット(以下、MRJ)」は初飛行を行った。テレビ、インターネットなどメディアで取りざたされたことが記憶に残っている読者も多いだろう。しかし、計画は再度延期されることとなった。そもそもなぜ日本政府は「MRJ」に期待を寄せるのか。その理由は「航空産業の将来性」と「小型機の需要」にあった。
記事 政府・官公庁・学校教育 【用語解説】コンセッション方式とは 【用語解説】コンセッション方式とは 2016/01/01 施設の所有権を移転せず、民間事業者にインフラの事業運営に関する権利を長期間にわたって付与する方式のこと。2011年5月の改正PFI法では「公共施設等運営権」として規定された。
記事 政府・官公庁・学校教育 徳島県がOSSを地元開発して年5億円削減、それでもIT産業活性化には結びつかなかった理由 徳島県がOSSを地元開発して年5億円削減、それでもIT産業活性化には結びつかなかった理由 2015/12/28 徳島県は、2009年から複数のオープンソースソフトウェア(OSS)製品を業務システムに取り入れている。そもそもOSSの導入に踏み切った理由とは何だったのか。そして「Joruri(ジョールリ)」というオープンソースCMSを開発し、統一のシステム基盤「徳島県 e-県庁システム」を構築するに至った経緯とはいったいどのようなものだったのか。徳島県庁を訪ね、当時から今までシステムの変遷を見てきた徳島県 経営戦略部 情報システム課の山住 健治氏に話を聞いた。
記事 製造業界 オリンパス「大復活」の理由、東芝や大王製紙と何が違うのか オリンパス「大復活」の理由、東芝や大王製紙と何が違うのか 2015/12/25 オリンパスの業績が今期「大復活」を遂げようとしている。その陰には、2012年8月に2番目の収益源だった情報・通信事業を売却し、現状、営業利益の大部分を医療事業、とりわけ内視鏡に頼ってスキャンダルからの再起を図っている姿が浮かび上がる。「大復活」の背景には、同じように会計上のスキャンダルを起こした企業である大王製紙や東芝とは明らかな違いがある。
記事 流通・小売業界 エイチ・アイ・エスが6期連続増収増益 円安、情勢不安に負けない「手堅さ」の秘密 エイチ・アイ・エスが6期連続増収増益 円安、情勢不安に負けない「手堅さ」の秘密 2015/12/24 インバウンド需要の伸びにより順調に推移しているH.I.S.(以下、エイチ・アイ・エス)の決算に注目だ。日本政府観光局の発表によれば、2015年上半期の訪日外国人数は前年同期比46%増の914万人となり、日本人出国者を初めて上回った。マイナス要因である円安や世界的な情勢不安にも負けず、好業績をあげたエイチ・アイ・エスの最近の取り組みに迫る。
記事 流通・小売業界 鳥貴族、好調のヒミツは「単一業態」にあり? ワタミ凋落にみる総合居酒屋の限界 鳥貴族、好調のヒミツは「単一業態」にあり? ワタミ凋落にみる総合居酒屋の限界 2015/12/22 鳥貴族の成長が止まらない。12月4日に発表された2016年7月期第1四半期の業績は好調で、純利益は前年度と比較して約206%と大幅に増益した。鳥貴族の経営戦略の根幹をなすものは専門店に特化した「単一業態」である。多業態展開を行う企業が一般的である外食産業の中で独自の路線を進む、鳥貴族のこだわりに迫る。
記事 金融業界 三菱UFJフィナンシャル・グループ 平野社長「Fintechは金融業界を大きく塗り替える」 三菱UFJフィナンシャル・グループ 平野社長「Fintechは金融業界を大きく塗り替える」 2015/12/21 国内メガバンクの一角、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)では現在、Fintechの台頭に合わせて、IT分野への取り組みを強化している。代表執行役社長 兼 グループCEOの平野 信行氏は、ビッグデータ、AI、クラウド・コンピューティング、ロボット、IoTといった新しい技術が21世紀の世界経済を大きく押し上げていく要因になると指摘。Fintechへの取り組みをさらに進めていく意向を示した。
記事 医療業界 いまだに改善されない「薬漬け医療」問題にひそむビジネス的カラクリ いまだに改善されない「薬漬け医療」問題にひそむビジネス的カラクリ 2015/12/21 医療界はつねづね、批判にさらされがちだ。人命に関わる重い責任を負うこともあり、マーケットとして巨大な産業であることもあり、何かと問題が尽きず、世間の厳しい目が注がれるのも当然だろう。だが、それにもかかわらず一向に、問題解決の兆しは見えないように思える。「患者の薬漬け」問題もその一つだろう。政府も、官公庁も、業界も、全く手をこまねいているわけではないはずだ。ではなぜ、解決できないのか? 実際の現場を知る医師がみずから、業界に根付くビジネス構造を説き明かしてみせる。
記事 医療業界 中村正志氏インタビュー:混迷する医療界の背景にあるものを読み解く 中村正志氏インタビュー:混迷する医療界の背景にあるものを読み解く 2015/12/18 中村正志『医師・医学部のウラとオモテ』(朝日新聞出版)は、500人以上の医学生・研修医・医師の悩みを聞いてきた医師専任キャリアコンサルタントの著者が、「名医」になるための処方箋を説いた一冊だ。本音のキャリア相談から見えてくる、現代の医師のリアルとは?
記事 製造業界 トヨタ、Preferred Networksに出資 IoT向けAI技術を共同研究 トヨタ、Preferred Networksに出資 IoT向けAI技術を共同研究 2015/12/17 トヨタ自動車とIoTのリアルタイム機械学習技術などを手がけるPreferred Networks(東京都文京区、以下PFN)は17日、主にモビリティ事業分野におけるAI(人工知能)技術の共同研究・開発を進めることを目指し、トヨタがPFNに出資することで合意したと発表した。出資金額は10億円。トヨタは2015年12月30日付で、PFNが第三者割当増資により発行する株式を引き受ける。トヨタはPFNの技術を活かして、1月にはCESで「ぶつからないこと」を学習する「分散機械学習のデモンストレーション」を実施する予定という。
記事 製造業界 ZMP 技術開発部長 三原寛司氏「自動運転技術は、巨大なIoTシステムとつながって動く」 ZMP 技術開発部長 三原寛司氏「自動運転技術は、巨大なIoTシステムとつながって動く」 2015/12/16 ロボット技術で注目を集め、5月にはDeNAと新会社「ロボットタクシー」の設立を、8月にはソニーとドローンの新会社「エアロセンス」設立を発表して世間を騒がせているZMP。二足歩行ロボットからミュージックロボ、自動運転ロボへと事業を展開する同社は、いったいどこへ向かっているのか。ZMP 取締役 技術開発部長 三原寛司氏が語った。
記事 製造業界 トヨタ流の「在庫」管理術、リードタイム短縮のための7つのポイント トヨタ流の「在庫」管理術、リードタイム短縮のための7つのポイント 2015/12/15 トヨタ式が考えるムダはいくつもあるが、その中で最も警戒すべきムダは「つくり過ぎのムダ」だ。世の中には「機会損失」を恐れる人がいる。せっかく売れるのに、つくるほうが間に合わず「儲け損なった」というわけだ。しかし、実は「儲け損なう」には実害はない。企業にとって本当に怖いのは「つくり過ぎ」であり、つくり過ぎをいかに防ぐかこそがトヨタ式改善では最も大切なポイントの一つとなる。ただし、実際に取り組もうとすると、ことはそう簡単ではない。今回はトヨタ流 在庫管理のポイントを解説する。
記事 金融業界 なぜ「出世すると金持ちになれない」のか? 大富豪から学ぶ「お金のルール」 なぜ「出世すると金持ちになれない」のか? 大富豪から学ぶ「お金のルール」 2015/12/15 金持ちになる――。カネだけが人生の目的ではないにせよ、経済的な成功を目指すのは、ビジネスパーソンとして当然のことだろう。どう考え、どう行動する者が、成功者となるのか? それを考察することは、ビジネスの判断そのものだ。豊富な実績をもとにマネー・カウンセリングの活動を続ける筆者は、具体的な、そして辛辣なアドバイスを送る。たとえば、小遣い制で暮らしている男は、その発想を変えない限り、成功の望みは薄いという。
記事 政府・官公庁・学校教育 都道府県初! 三重県の観光PRにインスタグラムで人気の柴犬「まる」を起用します 都道府県初! 三重県の観光PRにインスタグラムで人気の柴犬「まる」を起用します 2015/12/15 伊勢志摩サミット開催まで150日を切ろうとしている中、さまざまな施策を立てている三重県。今回の連載では、Instagram(インスタグラム)で人気の柴犬「まる」に三重県が「みえの国観光大使」を委嘱したニュースや、伊勢志摩サミット開催をPRするイベント、障がい者就労の取り組みであるステップアップカフェ「Cotti菜(こっちな)」と手作りブランド「M.I.E(ミー)」について紹介します。
記事 製造業界 NECが24時間連続稼働可能なファクトリーコンピューターを発売 21日から出荷開始 NECが24時間連続稼働可能なファクトリーコンピューターを発売 21日から出荷開始 2015/12/14 NECは14日、24時間連続稼働が必要な工場やビル管理に適したファクトリーコンピューター「FC98-NXシリーズ」の新製品3機種の発売予定を発表した。
記事 金融業界 三井住友FGの業績で「大逆転」がありうる理由 メガバンク最大のトピックでも有利に 三井住友FGの業績で「大逆転」がありうる理由 メガバンク最大のトピックでも有利に 2015/12/14 三井住友フィナンシャル・グループ(FG)は4~9月期決算の最終利益が19.1%減。三大メガバンクで唯一、通期見通しを下方修正し、兜町でも「一人負け」視された。しかし、その運用方針には独自性があり、アベノミクス相場の株価上昇をうまく業績に結びつけてきた。そのため、来年3月までの下半期の株価の動き次第では、通期で逆転してメガバンクで「一人勝ち」になる可能性がある。また、メガバンクの2016年、最大のトピック「政策保有株の売却(持ち合い解消)」も、15年も前から強く推し進めて先行しており、その点でも有利になりそうだ。