記事 製造業界 マツダはいかにして「どん底」から世界最高峰のエンジンを開発したのか マツダはいかにして「どん底」から世界最高峰のエンジンを開発したのか 2016/04/07 バブル崩壊後、マツダには苦難の時代が続いた。開発体制も量産の不具合対応などに追われ、先行開発を行っているのはわずか数十名程度だったという。マツダ 統合制御システム開発本部 本部長の原田靖裕氏は「当時はヒトへの投資が難しかった。そこで技術を絞り込み、モデルにだけでも投資してほしいと訴えて、2006年から始まったのが“SKYACTIV(スカイアクティブ)プロジェクト”だった」と振り返る。「どん底」から復活を遂げたマツダのエンジン開発秘話とは。
記事 流通・小売業界 日本郵政×ファミリーマート提携の背景 セブン・ローソン・ミニストップではダメな理由 日本郵政×ファミリーマート提携の背景 セブン・ローソン・ミニストップではダメな理由 2016/04/06 国内最大のユニバーサルサービスを提供する日本郵政グループと、国内コンビニエンスストア(コンビニ)業界第3位のファミリーマートは5日、訪日外国人のインバウンド需要に対応する業務提携に合意したことを発表した。両社は会見の中で「エクスクルーシブ(排他的)な提携ではない」という点を強調していたが、実際のところ必然の提携といえる。なぜ日本郵政はセブン-イレブンやローソン、ミニストップではなく、ファミリーマートとの提携強化を選んだのか。
記事 医療業界 オーソライズド・ジェネリック(AG)は、ジェネリック医薬品業界の「救世主」となるか オーソライズド・ジェネリック(AG)は、ジェネリック医薬品業界の「救世主」となるか 2016/04/05 4月1日の診療報酬改定で、ジェネリック医薬品は医療機関や薬局でその使用をさらに奨励されながら、薬価は再び切り下げられた。厚生労働省はメーカーに対し「仏」と「鬼」の二つの顔を使い分けて「コモディティ化」を進めている。だが、売上が増えても儲からない「利益なき繁忙」を強いられ、苦しみそうなジェネリック医薬品メーカーも手をこまねいているわけではない。日医工、沢井製薬、東和薬品などのジェネリック大手は、海外進出、海外調達、「AG(オーソライズド・ジェネリック)」、垂直統合などあの手この手で、健保行政にしたたかに対抗している。
記事 製造業界 フレクトとウフル、IoTによるクルマのデジタル化で協業 Cariotをウフルが導入 フレクトとウフル、IoTによるクルマのデジタル化で協業 Cariotをウフルが導入 2016/04/01 フレクトとウフルは1日、テレマティクスのコネクテッド・カー分野においてIoTによるクルマのデジタル化を推進するため、協業すると発表した。
記事 金融業界 大幅拡大するSuica、減少する楽天Edy、インバウンドはキャッシュレス化を進展させるか 大幅拡大するSuica、減少する楽天Edy、インバウンドはキャッシュレス化を進展させるか 2016/04/01 国内でも年々、キャッシュレス化は進んでいると言われている。ここ1~2年、地方創生やインバウンドの動き、国際ブランドデビットやプリペイドの発行増加など、その動きは活発だ。また、電子マネーについては、明暗がくっきり分かれた。グループ外での展開を加速するnanacoとWAON、そして決済件数が拡大するSuica、その一方で伸び悩む楽天Edyという構図だ。今回は、こうしたリアル決済の最新動向について紹介したい。
記事 製造業界 ヤマハ・カワイ・ローランド、世界トップ級でも求められる楽器業界の多角化戦略 ヤマハ・カワイ・ローランド、世界トップ級でも求められる楽器業界の多角化戦略 2016/04/01 春の進入学シーズンは新しく楽器を始める若い世代が多く、楽器店は今が書き入れ時。しかし、少子高齢化が進んで国内先細りの日本の楽器メーカーは、世界的なブランドを持ちながら楽器の製造・販売とその周辺ビジネスだけでは成長が見込めなくなってきている。そこで、最大手のヤマハはAV機器、半導体、ルーターなどのICT機器、インテリア、英語教室、ゴルフクラブにリゾート開発を展開。カワイもピアノ製造の端材を使った「跳び箱」に始まるスポーツ・フィットネス用品や体操教室、素材加工事業を手がける。ローランドは関連会社だったローランド・ディー・ジーが「3Dプリンター」で脚光を浴びるなど、それぞれ事業の多角化を進めている。
記事 流通・小売業界 スタンプカードをアプリ化! 大規模投資や業務負荷なく、顧客を囲い込める仕組みが登場 スタンプカードをアプリ化! 大規模投資や業務負荷なく、顧客を囲い込める仕組みが登場 2016/03/31 顧客接点が多様化し、オムニチャネルやO2Oといった概念が注目されている。その一方で、飲食店や小売、サービス業などリアル店舗を持つ事業者には、スタッフ教育や予算、スケジュールを含めて、次の有効な施策が踏み出せないという課題を持つところも多い。そこで注目されるのが、CRM導入などの大規模なIT投資をしなくても、「点」で分断されていたユーザーの行動を「線」としてつなげ、顧客の囲い込みを継続的に行うことが可能な仕組みだ。店舗事業者が抱える課題や、「顧客体験」を軸にした解決策について聞いた。
記事 製造業界 シーメンス島田専務、SAP馬場氏、長島社長鼎談、インダストリー4.0にどう備えるべきか シーメンス島田専務、SAP馬場氏、長島社長鼎談、インダストリー4.0にどう備えるべきか 2016/03/30 昨年からメディアをにぎわせている「インダストリー4.0」。しかし、その意味・意義を正しく理解している企業、個人は決して多くはない。そもそも「インダストリー4.0」にはどのような意味があり、日本企業に与えるインパクト、海外企業の最新動向、さらに日本企業が考えるべきこと、実行すべきこととは何か。「インダストリー4.0」の本場 ドイツ企業のキーパーソンであるSAPジャパン バイスプレジデント 馬場渉 氏、シーメンス 専務執行役員 島田太郎 氏、ローランド・ベルガー 代表取締役社長 長島 聡 氏が一同に介し、存分に語り合ってもらった(聞き手はフロンティアワン 代表取締役 鍋野 敬一郎氏とビジネス+IT 編集部 松尾慎司)。
記事 製造業界 ソフトバンク、自動運転技術活用の「SBドライブ」を設立 先進モビリティに5億出資 ソフトバンク、自動運転技術活用の「SBドライブ」を設立 先進モビリティに5億出資 2016/03/29 ソフトバンクと先進モビリティは29日、自動運転技術を活用したスマートモビリティサービスの事業化に向けた合弁会社「SBドライブ」を、2016年4月に設立することで合意したと発表した。
記事 製造業界 マツダ、デジタルイノベーションの新組織「MDIプロジェクト室」を新設 マツダ、デジタルイノベーションの新組織「MDIプロジェクト室」を新設 2016/03/29 マツダは29日、4月1日付けで組織改革を行うと発表した。中国事業を再編するとともに、デジタルビジネスを推進するMDI(マツダデジタルイノベーション)プロジェクト室を、デザイン本部にブランドスタイル統括部を新設する。
記事 流通・小売業界 新商業施設ニュウマン(NEWoMan)がオープン、新宿の新しい風となるか 新商業施設ニュウマン(NEWoMan)がオープン、新宿の新しい風となるか 2016/03/24 新宿駅の「新南エリア」にルミネによる複合商業施設「ニュウマン」が3月25日と4月15日の2段階に分けてオープンする。「新南エリア」とは新宿駅の甲州街道より南の再開発エリアのこと。近頃、『新宿駅はなぜ1日364万人をさばけるのか』(SB新書)を出版した建築士の田村圭介が、この新宿の新しい顔「ニュウマン(NEWoMan)」の内覧会に潜入。建築士の視点で、その様子をレポートしてもらった。
記事 金融業界 Fintech(フィンテック)意識調査、銀行代替「ネオバンク」を7割以上が「利用したい」 Fintech(フィンテック)意識調査、銀行代替「ネオバンク」を7割以上が「利用したい」 2016/03/24 ジャストシステムは24日、マーケティングリサーチに関する情報サイト「Marketing Research Camp」で、ネットリサーチサービス「Fastask」を利用して実施した『Fintech(フィンテック)に関する意識調査』の結果を発表した。本調査は、スマートフォンを所有する20代~50代の男女800名を対象にし、Fintechの認知度、Fintechへの期待度、ネオバンクの利用意欲、金融サービスへの不満、「クラウド型家計簿」の利用意欲と不安などを調査している。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ 「日本食」で育てるグローバルリーダー 伝統文化で稼ぐプラットフォームは作れるのか 「日本食」で育てるグローバルリーダー 伝統文化で稼ぐプラットフォームは作れるのか 2016/03/24 2013年にユネスコ無形文化遺産に登録された日本食。海外の日本食レストランも大幅に増え、ここ2年間で5万5,000軒から8万9,000軒に増加した(農林水産省調べ)。北米で1.5倍、欧州で1.9倍、オセアニアでは2.6倍の伸び率を見せている。2020年には56年ぶりとなる東京オリンピックが開催され、日本食の需要が増えることが見込まれる中、日本食を世界に広げようとする動きが活発だ。『武士の食卓』の著者で饗応(きょうおう)料理研究家、きれい塾JAPAN CULTURE 代表取締役、緋宮 栞那氏に日本食の可能性と今後の展望について聞いた。
記事 医療業界 臨床検査機器のシスメックス、大躍進の裏に「ICT」と「自動化」あり 臨床検査機器のシスメックス、大躍進の裏に「ICT」と「自動化」あり 2016/03/22 医薬品や医療機器の大手メーカーの陰に隠れて見かけは地味だが、日本が世界でもトップの技術力を有し、グローバルな成長性もあるのが「臨床検査機器/試薬/診断薬」の業界である。その国内トップ企業のシスメックスの業績は、直近5年間で売上高が2.0倍、営業利益、最終利益が2.8倍という高成長ぶり。臨床検査機器の測定の正確性、精密性、信頼性を確保する上で、ハードウェアとともにソフトウェアも重要で、同社ではそれをキーテクノロジーの一つに位置づけている。さらに、収益性の高いビジネスモデルを構築する上でも、ICTは非常に大きな役割を果たしている。キーワードは、IT業界と同じく「自動化」だ。
記事 製造業界 今さら聞けない!シャープを買収するホンハイ(鴻海精密工業)がスゴい理由 今さら聞けない!シャープを買収するホンハイ(鴻海精密工業)がスゴい理由 2016/03/17 1 電子機器受託製造サービス(EMS)大手の鴻海精密工業(ホンハイ)がシャープ支援に7000億円を投下し、約66%の株式を取得するというニュースが大々的に報じられました。豊富な資金力でシャープ支援に乗り出したホンハイですが、電子機器の受託製造というB2Bのビジネスモデルをとっているため、これまで電機・電子業界以外で報じられることはあまりありませんでした。創業者テリー・ゴウに率いられたEMS業界をリードするホンハイはなぜスゴいのか。そして、シャープ買収によってどのように事業転換を図っていくのでしょうか。
記事 製造業界 日産自動車 佐藤部長「未来のクルマの価値は、ソフトウェアで創り出される時代に入る」 日産自動車 佐藤部長「未来のクルマの価値は、ソフトウェアで創り出される時代に入る」 2016/03/16 エネルギー、温暖化、渋滞、交通事故など、自動車を取り巻く課題は山積みだ。日産自動車(以下、日産) では、こうした課題を解決するために、環境や安全に対する取り組みを進めてきた。実際、2014年には、平均燃費を36%(2005年比)も節約し、さらに事故による死亡・重症者数を61%(1995年比)も減少させているという。日産で企画・先行技術開発本部 技術企画部 部長をつとめる佐藤 学氏は、「我々は、さらに高い目標を持って自動車の開発を進めている。そのための技術的なアプローチとして、クルマの"電動化”と“知能化”が必要だ」と語り、クルマの未来像について解説した。
記事 政府・官公庁・学校教育 EduTech、教育のイノベーションを支える10のテクノロジーとは?ガートナー発表 EduTech、教育のイノベーションを支える10のテクノロジーとは?ガートナー発表 2016/03/16 高等教育を行うリーダーたちの焦点が、「費用対効果の向上」から「競争力の強化・ビジネスモデルのサポート」へと移り変わってきた。米ガートナーの発表によると、今後、高等教育機関の焦点は、「教育」と「リサーチ」へと動いていくという。
記事 金融業界 金融機関の8割超、フィンテックにビジネスを奪われると危惧 金融機関の8割超、フィンテックにビジネスを奪われると危惧 2016/03/15 PwCは15日、FinTech(フィンテック)に関する調査レポートを発表した。本調査レポートによれば、従来型の金融機関の回答者の83%は、独立系のフィンテック企業にビジネスの一部を奪われることを危惧していることがわかった。また、銀行の場合、その比率は95%に達するという。
記事 政府・官公庁・学校教育 三重県×トリップアドバイザー、外国人おもてなしプロジェクトでインバウンドを加速 三重県×トリップアドバイザー、外国人おもてなしプロジェクトでインバウンドを加速 2016/03/15 三重県で開催される伊勢志摩サミットにむけて機運が高まる中、三重県は国内外に魅力を発信するためのさまざまな活動を行っている。サミットの効果を一過性のものとせず、インバウンド需要をさらに喚起させるため、世界最大の口コミサイト「トリップアドバイザー」とのコラボ企画を展開していく。また、三重県庁には人型ロボット「pepper」が臨時職員として入庁。三重県名張市出身の歌手、平井 堅さんがテーマソングを作ることが決定するなど、盛り上がりを見せている。
記事 コンテンツ・エンタメ・文化芸能・スポーツ バレンタイン、ホワイトデー市場規模縮小 ボルテージはそれでも恋愛ビジネスで儲ける バレンタイン、ホワイトデー市場規模縮小 ボルテージはそれでも恋愛ビジネスで儲ける 2016/03/14 2月14日のバレンタインデーからすでに1カ月が経過したが、「ホワイトデーのお返しに困った…」と感じている男性はそんなに多くないかもしれない。それもそのはず、ハロウィンの人気に反比例するように、ここ数年はバレンタインデーとホワイトデーの市場規模は大きく縮小しているのだ。恋愛をビジネスにつなげるにはどうすれば良いのか? ボルテージの恋愛ドラマアプリヒット術や、恋愛とビジネス成功を結び付けるヒントを紹介しよう。
記事 流通・小売業界 野口 智雄 早大教授に聞く 通販事業者と顧客による価値共創のマーケティングとは 野口 智雄 早大教授に聞く 通販事業者と顧客による価値共創のマーケティングとは 2016/03/11 モノが売れなくなった今の時代、企業は新規顧客開拓とともに、既存顧客との関係強化が求められている。こうした中でマーケティングのキーワードとなるのが、顧客との価値の共創だ。今の顧客が求めている価値とは。また、その動きをフォローし、業績拡大に結び付けていくために、企業が取り組むべきことは何か。小売・流通業のマーケティング戦略を研究する早稲田大学 社会科学総合学術院 野口 智雄教授と、通販事業者向けシステムを提供する日立システムズに話を聞いた。
記事 金融業界 FinTech(フィンテック)市場、2020年度には568億円に ブロックチェーンの拡大が牽引 FinTech(フィンテック)市場、2020年度には568億円に ブロックチェーンの拡大が牽引 2016/03/10 矢野経済研究所は10日、国内のFinTech(フィンテック)市場の調査を発表した。
記事 政府・官公庁・学校教育 MICEとは何か? 観光庁の山田 敏智氏に聞く、日本経済活性化の切り札 MICEとは何か? 観光庁の山田 敏智氏に聞く、日本経済活性化の切り札 2016/03/10 日本経済活性化の1つの戦略として、MICEに注目が集まっている。これは多くの集客・交流が見込まれる国際規模のビジネスイベントの総称で、その開催により、観光振興だけでなく、ビジネスやイノベーションの機会の創造、地域への高い経済効果、国・都市の競争力向上が期待できるという。そこで、本特集では、MICEの認知度向上を図り、市場のさらなる発展をめざしている国土交通省 観光庁 MICE推進担当参事官付 専門官 山田 敏智氏に話を聞いた。
記事 金融業界 アクセンチュア、ブロックチェーンの分散型台帳技術を持つ「Digital Asset」と提携 アクセンチュア、ブロックチェーンの分散型台帳技術を持つ「Digital Asset」と提携 2016/03/09 アクセンチュアは9日、ブロックチェーン技術の導入支援に特化した専門チームの発足と、ブロックチェーン技術に関する研究開発を行うDigital Asset Holdings社(以下、Digital Asset)との提携を発表した。
記事 医療業界 医療のビッグデータ活用最前線 アメリカ国立衛生研究所、セネガル通信会社の事例 医療のビッグデータ活用最前線 アメリカ国立衛生研究所、セネガル通信会社の事例 2016/03/08 医療現場はビッグデータの宝庫です。電子カルテをはじめとして、心電図・血液検査・画像診断など無数のデータが蓄積されています。大量の情報から意味のある知見を見出すビッグデータ技術が医療業界でも活用される期待が高まってきました。ビッグデータは、医療の質を向上させ、人体の秘密を解明し、難病の治癒へつなげることができるのでしょうか。アメリカ国立衛生研究所の「ヒトコネクトーム計画」や、セネガルのオレンジ・テレコムによるエボラ出血熱のリスク推定の事例を紹介します。
記事 製造業界 ホンダの自動運転への取り組み、「ASIMO」のロボット技術はどう活かされているのか ホンダの自動運転への取り組み、「ASIMO」のロボット技術はどう活かされているのか 2016/03/03 近年、交通事故による死亡者は減っているものの、昨年また増加に転じている。交通渋滞の視点では、高速道路は緩和に向かっているが、都市部の一般道は相変わらずだ。走行速度が遅くなれば、当然CO2の排出量も多くなる。ホンダの研究開発機関である本田技術研究所の杉本洋一 上席研究員は、「渋滞は環境に悪影響を及ぼすだけでなく、11兆円もの経済損失にもつながる」と指摘。杉本氏はこうした社会課題を解決するために、ホンダが取り組んでいる自動運転技術と、その先の未来を語った。
記事 政府・官公庁・学校教育 「スタートアップ・インディア」始動、インド モディ首相流若者支援で起業加速なるか 「スタートアップ・インディア」始動、インド モディ首相流若者支援で起業加速なるか 2016/03/01 インドのモディ首相は就任以来、各方面で強力なリーダーシップを発揮してきた。スタートアップ企業に対する成長戦略にも、それは表れている。モディ首相以前は政府のリーダーシップが弱かったため、新しい試みに付きまとうさまざまな懸念が払拭しきれず、その結果、インドの若い世代の夢を育むようなプロジェクトは成長しなかった。そこで首相は、若い世代が夢を描き、創意工夫をし、その実現に向けての努力をサポートする政策「スタートアップ・インディア」を示した。今回は、1月に発表されたばかりの内容を紹介し、インドのスタートアップの今をリポートする。
記事 農業・漁業・林業・畜産業 秋田県大潟村は、なぜ「農業」で消滅可能性都市を免れたのか 秋田県大潟村は、なぜ「農業」で消滅可能性都市を免れたのか 2016/02/26 長年、日本一の人口減少地域といわれ続けてきた秋田県で、人口減少が緩やかな自治体がある。戦後、八郎潟の干拓で生まれた「大潟村」だ。2014年に民間の日本創成会議(座長・増田寛也元総務相)がまとめた人口予測では、秋田県内で大潟村だけが「消滅可能性都市」を免れたほか、2015年の国勢調査速報値では、秋田市に次いで県内2番目に低い人口減少率を記録した。その秘密はいったいどこにあるのか。
記事 流通・小売業界 イケアの家具はなぜオシャレで安いのか? ライフスタイルを売るファブレス企業の秘密 イケアの家具はなぜオシャレで安いのか? ライフスタイルを売るファブレス企業の秘密 2016/02/25 年度末となる2、3月は、新生活に備えて家具店やインテリアショップに出向く人が多いことでしょう。オシャレな家具店と聞いてイメージするのが、北欧発の「IKEA(イケア)」です。イケアが顧客に提供しているのは、家具であって家具ではありません。イケアはDIYを好む顧客にとって、単なるモノを調達する店舗ではなく、自分らしいライフスタイルを実現するための娯楽施設となりました。イケアはなぜ、既存の家具店にない新たな価値を提供することができるのでしょうか。