記事 建設・土木・建築 高いと「売れない」戸建て住宅、超高価でも「爆売れ」する新築マンションと何が違う? 高いと「売れない」戸建て住宅、超高価でも「爆売れ」する新築マンションと何が違う? 2023/11/17 都心の新築マンション価格高騰がとどまるところを知らない現在。しかし、戸建て市場に目を向けてみると、マンション市場とはまったく異なる「値下がり」の動きがあるのをご存じだろうか。戸建てとマンション、両者でこれほどの差が生じるのはなぜか。戸建て市場を取り巻く知られざる現状を解説する。
記事 建設・土木・建築 大林組に聞くDX、最速・最短で達成するための組織とプロセス作りとは? 大林組に聞くDX、最速・最短で達成するための組織とプロセス作りとは? 2023/11/16 ゼネコン大手の大林組は2023年5月、経済産業省と東京証券取引所が共同で選定する「DX銘柄2023」の1社に選ばれた。現在同社は経営トップの強力なコミットメントのもと、急ピッチでDXを推し進めており、そのために社内の組織・プロセスを大胆に変革している。この取り組みを率いる常務執行役員 DX本部長 岡野英一郎氏に、同社のDX戦略や目指すべき未来について聞いた。
記事 PC・スマホ・IT・AV機器 iPhoneを追撃するPixelの「爆発的ヒット」、Androidビジネスの勢いに拍車をかけるのか iPhoneを追撃するPixelの「爆発的ヒット」、Androidビジネスの勢いに拍車をかけるのか 2023/11/13 iPhoneとAndroidはそれぞれ異なるビジネスモデルでスマートフォンの開発事業に取り組んでいる。しかし、グーグルの手がけるPixelは、あえてアップルのビジネスモデルを取り入れることで急速に売り上げを伸ばしている。10月に発表された「Pixel 8」「Pixel 8 Pro」は生成AIを取り込んだ機能が話題を集め、世界的にも注目されているが、なぜグーグルはここまでスマホ市場を拡大させることができたのであろうか。そして、このPixelの爆発的ヒットはスマホ市場にどのような影響を及ぼすのだろうか。
記事 PC・スマホ・IT・AV機器 スマホの負け組“マイクロソフト”、「10年越しの完成形」爆誕、敗者復活となるか? スマホの負け組“マイクロソフト”、「10年越しの完成形」爆誕、敗者復活となるか? 2023/11/08 6 米マイクロソフトが中国レノボ傘下のモトローラと提携し、「ポケットで持ち歩けるパソコン」と銘打ったスマホを誕生させた。ThinkPhoneと名付けられた、一見何の変哲もないスマホだが、USBタイプCケーブルでモニターに接続すると「Windows 365 クラウド PC」に早変わりする。スマホ全盛の時代の中でマイクロソフトはスマホ事業で失敗を繰り返してきたわけだが、今回のThinkPhoneは一体何がどう違うのか。想定される利用シーンやThinkPhoneの仕組みなどと併せて解説する。
記事 ロボティクス ロボットが人間の「能力拡張」と「瞬間移動」を可能にする時代へ。「生成AI」で身近に ロボットが人間の「能力拡張」と「瞬間移動」を可能にする時代へ。「生成AI」で身近に 2023/11/02 1 ロボットにできることは限られている。とは言っても、実は「ある程度のこと」はできるようになっている。ならば「できる」範囲の作業はロボットにやらせ、必要に応じて人間がサポートすればいい。それは「人間の持つ能力をロボットで拡張する」と見なすこともできる。遠隔操作技術を使えば、人はさまざまな場所に瞬間移動できるのだ。ちょっとしたトラブルへの柔軟な対処も容易になる。しかも生成AIによってロボット導入は、より手軽になるかもしれない。新たな時代の兆しを感じる。
記事 建設・土木・建築 建設業「2024年問題」とは何かをわかりやすく解説、現場から「悲痛の声」が上がるワケ 建設業「2024年問題」とは何かをわかりやすく解説、現場から「悲痛の声」が上がるワケ 2023/11/01 2 「建設業の2024年問題」というものをご存じでしょうか。これは、2019年4月に施行された「働き方改革関連法」が、建設業界については5年間の猶予措置がとられていた結果、2024年3月末に期限を迎える問題のことです。その期限を過ぎると、時間外労働の上限を超え、違法な労働させている企業は、懲役刑や罰金刑が科せられます。しかし、他の業界よりも長く猶予があったにもかかわらず、実は施行まで半年を切ってもなお、ほとんどの企業で対応がなされていないのが現状です。似た構造で、最近取り上げられることも増えた「物流の2024年問題」以上に深刻な「建設業の2024年問題」について、現場の声とともに解説したいと思います。
記事 エネルギー・電力 “20年遅れ”の「洋上風力発電」、再エネ電力の希望の星となるか?政府の切実事情 “20年遅れ”の「洋上風力発電」、再エネ電力の希望の星となるか?政府の切実事情 2023/10/25 今洋上風力発電と聞くと、残念ながら、今年9月に発覚した国会議員と日本風力開発の贈収賄事件を思い起こすのが自然であろう。事件の事実関係はさておいて、洋上風力発電は大量の再エネ電力を生む稼ぎ頭としての期待がある。しかし、ここにきてコスト上昇などでやや足踏みもみられる。そもそも、日本の取り組みは大きく遅れているのだ。その現状と課題について詳しく解説する。
記事 エネルギー・電力 米国立研究所が認めた「水素生成技術」とは?小型設備で安く大量生産、ついに普及目前か 米国立研究所が認めた「水素生成技術」とは?小型設備で安く大量生産、ついに普及目前か 2023/10/24 クリーンな燃料として世界から注目されている水素だが、高いコストやインフラ整備といった課題が実用化促進を阻んでいる。だがこれらの課題を解決し、大掛かりな設備なしで安価な水素が大量生産できるという、米国立研究所からスピンオフで生まれたベンチャー企業が提供する技術がある。米カリフォルニア州ではすでにこの技術を活用した実証実験が始まっており、成功すれば水素供給網が一気に拡大するかもしれない。「日本でも非常に役立つ」という水素普及のカギを握る技術とは。
記事 半導体 オフショア拠点からハイテク製造拠点を目指すインド、半導体分野の投資は オフショア拠点からハイテク製造拠点を目指すインド、半導体分野の投資は 2023/10/21 米テック企業のソフトウェア開発オフショア拠点として発展してきたインドだが、中国リスクの顕在化に伴い、半導体などハイテク製造分野で海外投資が加速しつつある。インド政府が遂行する「Make In India」など国内製造業の強化を目指す複数の国家プロジェクトも投資資金を引き付ける要因となっている。こうしたインドの動きは、多額の半導体支援に動く日本にも無関係ではない。
記事 自動車・モビリティ 危機に直面するモータースポーツ、復活をかけたDXによる「打開策」の何がスゴイのか 危機に直面するモータースポーツ、復活をかけたDXによる「打開策」の何がスゴイのか 2023/10/19 日本の4輪モータースポーツのトップカテゴリーとなる「スーパーフォーミュラ(全日本スーパーフォーミュラ選手権)」。1973年にスタートした「全日本F2000選手権」をルーツに持ち、これまで中嶋悟氏をはじめ、鈴木亜久里氏、片山右京氏、小林可夢偉氏など、数多くの日本人F1ドライバーを輩出してきたほか、ミハエル・シューマッハ氏など、世界のトップドライバーたちも数多く参戦してきた。そんな伝統あるスーパーフォーミュラが今、さまざまな危機に直面しているという。国内有数の自動車レースの運営に何が起きているのか。
記事 自動車・モビリティ 伝説の元F1ドライバー中嶋悟氏に聞く「自動車の未来」、EVや自動運転をどう見るべきか 伝説の元F1ドライバー中嶋悟氏に聞く「自動車の未来」、EVや自動運転をどう見るべきか 2023/10/17 ここ数年、自動車業界は目まぐるしく変化している。クルマの個性と言われていたエンジンも電動化し、自動化技術の発展により運転すら必要がなくなるかもしれない時代が到来しつつある。大きな転換期にある中で、クルマの存在意義はどこにあるのか。日本人初のフルタイムF1ドライバーとして、モータースポーツの最前線を走ってきた中嶋悟氏に、自動車業界のメガトレンドに対する「超個人的な本音」を単独インタビューで聞いた。
記事 ロボティクス いまだ「人手頼み」物流業界の深刻、これからの本当の危機をロボットは支えられるか いまだ「人手頼み」物流業界の深刻、これからの本当の危機をロボットは支えられるか 2023/10/03 1 あらゆる業界が人手不足だ。物流分野でのロボット活用は、ついに必要性を認められるに至り、物流の展示会でロボットが出てくるのは当たり前になった。新しい技術も続々と登場している。だが現場での活用はまだまだ不十分だ。「未来の物流」を支えるために、今後のロボット技術は何ができるのだろうか。
記事 自動車・モビリティ 「電動キックボード不要論」に欠けている視点、「特定小型原付」の種類やメリット 「電動キックボード不要論」に欠けている視点、「特定小型原付」の種類やメリット 2023/09/27 道路交通法の一部が改正され、電動キックボードなどが属する特定小型原動機付自転車(特定小型原付)に関する規定が施行された。変更内容は、運転免許なしで利用可能になったことなどが挙げられるが、警察庁の発表では、新制度開始1カ月で電動キックボードの交通違反は全国で400件以上にのぼったという。違反や事故が相次ぐ中、必要性に疑問の声があるのも確かだ。だが、筆者は違う視点から、このカテゴリーは必要だと唱える。
記事 PC・スマホ・IT・AV機器 「iPhone対Android」どちらがよいかを今さら比べるワケ、iPhone15やPixelでどうなる? 「iPhone対Android」どちらがよいかを今さら比べるワケ、iPhone15やPixelでどうなる? 2023/09/22 「iPhoneとAndroidはどちらが優れているのか」といった比較は長年取り上げられている話題だ。最近は同じOSを使い続けるユーザーが増え、iOSとAndroidのシェアは固定化しつつあるといわれている。しかし、iPhone 15シリーズで新たに「USB Type-C」に対応、グーグルのPixelシリーズも台頭する一方、スマホそのものの販売台数は二けた減の時代に突入するなど、スマホ市場は岐路に立たされている。iPhoneとAndroidの垣根が下がり、互いに移行しやすくなった中で、あえて「iPhone対Android」今選ぶならどちらなのであろうか。
記事 自動車・モビリティ 利益率はトヨタ超え、絶好調「三菱自動車」に何が起きた?手堅い改革のスゴイ効果とは 利益率はトヨタ超え、絶好調「三菱自動車」に何が起きた?手堅い改革のスゴイ効果とは 2023/09/21 6 2023年7月26日、日産とルノーはアライアンスの新しい枠組みを定める最終契約を締結し、日産・ルノー・三菱自動車の3社のアライアンスは、新しい章を迎えることとなりました。しかし、この契約で語られたことの多くは、日産とルノーのパワーバランスのことばかり。当事者の1人である三菱自動車の存在感は、残念ながら大きなものではありませんでした。あまり話題に上らない三菱自動車ですが、どのような状況にあるのでしょうか。知られざる実力について解説します。
記事 エネルギー・電力 処理水放出は30年で終わらない!?建前だらけ…原発廃炉への道筋と悲劇的末路 処理水放出は30年で終わらない!?建前だらけ…原発廃炉への道筋と悲劇的末路 2023/09/20 8月末に始まった福島原発の処理水の第一回目の放出。残念ながら、処理水放出は政府などが示すように今後30年程度で終わることは決してない。その年数は根拠のない建前の数字であり、関係者や専門家でそれを信じているものはまずいない。つまり今のままなら処理水は、その何倍、ひょっとすると何十倍もの期間にわたって生まれ続けることになる…。
記事 半導体 半導体「超」入門、知っておくべき基礎知識3つ 集積率はもう限界? 今後NTTに脚光? 半導体「超」入門、知っておくべき基礎知識3つ 集積率はもう限界? 今後NTTに脚光? 2023/09/15 デジタル社会の実現に不可欠な要素技術であり、国の安全保障にも直結する戦略技術を伴った「半導体」。今やPCやスマホだけでなく、自動車や白物家電などにも幅広く活用されるようになってきた。PwCコンサルティングのシンクタンク、PwC Intelligenceの祝出洋輔氏によれば、「半導体産業はテクノロジートレンドの需要を基礎として、政治的な力学の影響を強く受ける」という。そのため、構造が複雑化している印象を持つ人も多いだろう。ここでは、半導体の現状を知る上で知っておくべき3要素や、半導体技術の最新動向、半導体サプライチェーンの変化の行方などをわかりやすく解説する。
記事 自動車・モビリティ ベトナムEVメーカー「VinFast(ビンファスト)」とは? 一時テスラ・トヨタの次のワケ ベトナムEVメーカー「VinFast(ビンファスト)」とは? 一時テスラ・トヨタの次のワケ 2023/09/14 テスラが牽引するEV市場だが、同社に対抗する新興プレーヤーが米国内だけでなく中国などからも続々登場している。直近の話題は、ベトナム発のEV(電気自動車)メーカー「VinFast(ビンファスト)」が米ナスダックに上場したことだ。時価総額が一時、テスラ・トヨタに続く世界3位に躍り出て、その後、急落したあとも、米GMや日本のホンダなどを超えており注目を集めている。VinFastとはそもそもどのような企業なのか? 今後テスラや日本の自動車メーカーの競合となりうるのか? ナスダック上場をめぐる反応などを紹介しよう。
記事 エネルギー・電力 米国が「水素」に本気を出してきたワケ、2045年脱炭素に立ちはだかる“9つもの壁” 米国が「水素」に本気を出してきたワケ、2045年脱炭素に立ちはだかる“9つもの壁” 2023/09/11 数年前まで水素のエネルギー導入に最も注力し、先進的だったのは欧州だったが、米国の追いつきには目を見張るものがある。水素の生産量そのものでは中国がトップだが、中国の水素の多くは褐炭を原材料とした「ブルー水素」。製造時にCO2を排出しない「グリーン水素」の生産量は2023年現在で米国がトップで、この傾向は少なくとも2030年まで続くと考えられる。水素推進を行う米国の手法とその背景とは何か。
記事 ロボティクス ロボット導入前に物理空間を仮想化、京セラがUnityを活用する4つの理由 ロボット導入前に物理空間を仮想化、京セラがUnityを活用する4つの理由 2023/09/06 電子部品大手の京セラはAIとクラウドを活用したロボティクス事業に取り組んでいる。このロボティクスへの取り組みの中で、現実の物理空間を仮想化し、可視化する役割を担っているのが、ゲームエンジンとしてよく知られる「Unity」だ。同じくゲームエンジンとして有名なUnreal Engineも自動車分野での利用が進んでいるが(関連記事1、関連記事2)、Unityはロボティクスの現場でどう活用されているのか。京セラの担当者がその詳細を語った。
記事 自動車・モビリティ Tractus-X(トラクタスX)とは? Catena-X構想の成否を決める超重要プロジェクトの全貌 Tractus-X(トラクタスX)とは? Catena-X構想の成否を決める超重要プロジェクトの全貌 2023/09/05 1 2023年4月、「Catena-X(自動車業界の企業同士のデータ共有を目指すNPO)」のユースケースの運用・採用を促進する目的で、業界大手10社によるジョイントベンチャー「Cofinity-X」の設立が発表され話題を集めました。このCofinity-Xの役割の中心は、AppStoreのように、Catena-X実現に必要なアプリケーションのマーケットプレイスを運営することにありますが、これを実現するためには、そもそも 開発環境や開発ツールの整備・提供が必要となります。今回は、そうした開発環境や開発ツールの整備・提供の役割を担う「Tractus-X(トラクタスX)」を解説します。
記事 FA・産業機械・重電 IHIのDXは何がスゴい? 同社オリジナル「推進3ケ条」を徹底解説 IHIのDXは何がスゴい? 同社オリジナル「推進3ケ条」を徹底解説 2023/09/04 IHIのDXは何がスゴい? 同社オリジナル「推進3ケ条」を徹底解説 1853年に造船業から始まり、現在では4つの事業領域へと発展しているIHIグループ。製造業に軸足を置きながら幅広い領域で事業を展開する同社は、DXを進める上で世界の動向にも目を向けながら、戦略的な取り組みを行っている。同社の具体的な取り組みについて、常務執行役員の小宮 義則氏に話を聞いた。
記事 白物家電・調理・空調機器 打倒プレステのマイクロソフト、巨大買収で10兆円もかけた狙い、「ソニーの逆襲」は? 打倒プレステのマイクロソフト、巨大買収で10兆円もかけた狙い、「ソニーの逆襲」は? 2023/08/31 1 家庭用ゲーム機Xboxの発売元であるマイクロソフトが、Call of Dutyなどで有名なゲームソフト開発会社のアクティビジョン・ブリザードを買収すると発表してから約1年7カ月が経過した。独占禁止法違反の疑いが懸念されていたが、各国当局の審査や反トラスト裁判を経て、いよいよ買収承認の可能性が高まってきた。687億ドル(約10兆円)の巨額買収が正式に完了した後、ゲーム業界の勢力図はどう変わるのか。ライバルでPlayStationを提供するソニーはどう動くのか。マイクロソフトの真の狙いとともに、ゲーム業界の近未来をひも解いていく。
記事 ロボティクス Mujin滝野氏の「工場自動化の鉄則」、米国・中国の水準に到達するための“3つの条件” Mujin滝野氏の「工場自動化の鉄則」、米国・中国の水準に到達するための“3つの条件” 2023/08/31 人件費の高騰が進む中、生産・物流ラインの自動化および省人化は、我が国の製造業にとって避けられない課題になっている。一方、自動化の鍵として注目される「ロボット」には、課題も多い。本記事では、工場・倉庫の自動化を推進してきた、MujinのCEO 兼 共同創業者 滝野一征氏が生産・物流ラインの自動化を実現するためのポイントを解説する。
記事 ロボティクス Mujin滝野氏の「工場自動化の鉄則」、米国・中国の水準に到達するための“3つの条件” Mujin滝野氏の「工場自動化の鉄則」、米国・中国の水準に到達するための“3つの条件” 2023/08/31 人件費の高騰が進む中、生産・物流ラインの自動化および省人化は、我が国の製造業にとって避けられない課題になっている。一方、自動化の鍵として注目される「ロボット」には、課題も多い。本記事では、工場・倉庫の自動化を推進してきた、MujinのCEO 兼 共同創業者 滝野一征氏が生産・物流ラインの自動化を実現するためのポイントを解説する。
記事 エネルギー・電力 TEIAとは? 日本も取り組む「エネルギー業界のデータ管理標準」の狙い TEIAとは? 日本も取り組む「エネルギー業界のデータ管理標準」の狙い 2023/08/25 エネルギー業界のデータ管理をオープンスタンダード化する動きが進んでいる。2023年6月、日本の国内火力発電最大手のJERA(ジェラ)、ドイツの電力大手 E.ON(エーオン)、オーストラリアの電力大手 オリジン・エナジー、データセキュリティなどを手がける米国のインタートラスト・テクノロジーズがエネルギーマネジメントに関するデータの相互運用を可能にする技術標準のイニシアチブ「TEIA(Trusted Energy Interoperability Alliance)」の設立を発表した。なぜ今このような仕組みが必要とされるのか、TEIAの中心人物であるJERA常務執行役員 サミ・ベンジャマ氏とインタートラストCEOタラル・シャムーン氏に聞いた。
記事 エネルギー・電力 世界と日本で「太陽光発電」普及に大きな差があるワケ、存在する“理不尽なルール” 世界と日本で「太陽光発電」普及に大きな差があるワケ、存在する“理不尽なルール” 2023/08/23 太陽光発電は世界的な空前のブームのただなかにあり、カーボンニュートラル実現の柱となっている。なぜこれほど太陽光発電が拡大できたのだろうか。また、世界的なブームの一方で日本では伸びに鈍化が見られるが、それはなぜだろうか。太陽光発電を取り巻く実態を最新データなどから明らかにする。
記事 半導体 生成AIでGPU不足深刻化、NVIDIA新投入のGH200とは? メタやテスラが抱える驚きのGPU数 生成AIでGPU不足深刻化、NVIDIA新投入のGH200とは? メタやテスラが抱える驚きのGPU数 2023/08/19 現在シリコンバレーで最も注目される話題は「GPU不足」といわれている。生成AIへの関心が高まる中、大規模言語モデルの開発が活発化し、それに伴いGPUをめぐる取得競争が激化しているためだ。そのため、NVIDIAが新たに発表した「GH200」にも注目が集まる。GH200はどんなGPUになるのか。そもそもなぜGPUが不足しているのか、現行GPU「H100」や「A100」は誰が、何個取得したのか、ChatGPTの開発にGPUはどれほど必要なのか。GPU関連の注目トピックを紹介しよう。
記事 ロボティクス 顧客の言いなりから脱却へ……物流業界を大変革する「ロボットサブスク」という新潮流 顧客の言いなりから脱却へ……物流業界を大変革する「ロボットサブスク」という新潮流 2023/08/08 物流ロボットと言えば、相当の覚悟をした上で導入するものだ。当然だろう。以前の物流ロボットは、数千万円から億円単位の投資を必要としたからだ。だが現在、1台当たり月額数十万円で導入できる物流ロボットのサブスクリプションサービスが登場し、注目を集めている。人手不足が深刻化する物流現場の生産性向上と、物流ビジネスの変革を可能にするゲームチェンジャーとして存在感が増しているのだ。なぜこの物流ロボットのサブスクという新潮流に期待が高まっているのだろうか。
記事 建設・土木・建築 ほんとうの不況はこれから? アフターコロナの不動産市場を待つ「バブル崩壊」 ほんとうの不況はこれから? アフターコロナの不動産市場を待つ「バブル崩壊」 2023/08/04 私たちの生活に大きな影響を与えてきたコロナ禍。感染拡大から約3年を経てようやく「アフターコロナ」が見えてきた現在だが、コロナの爪痕が残る不動産市場は、決して明るい未来が待ち受けているとは言えない。 アフターコロナを迎えつつある日本で、不動産の未来はどうなるのかを解説する。