記事 人材管理・育成・HRM 「技術は手段であると心得よう」 元AWSエバンジェリスト堀内 康弘氏が経験を語る 「技術は手段であると心得よう」 元AWSエバンジェリスト堀内 康弘氏が経験を語る 2015/09/15 7月26日に産業技術大学院大学にて「July Tech Festa 2015」が開催されました。基調講演に登壇したのは、元AWSエバンジェリストの堀内康弘氏。クラウド時代のエンジニアはどのようなスキル、マインドを目指すべきなのか、独自の見解を、ソーシャルゲーム企業のCTOやクラウドのエバンジェリストなどの経験に基づいて紹介してくれます。講演の内容をダイジェストで紹介します。
記事 製造業界 トヨタ生産方式「改善」の7つの手順、それでも無能な上司がよく言う口癖とは トヨタ生産方式「改善」の7つの手順、それでも無能な上司がよく言う口癖とは 2015/09/15 トヨタ式といえば「改善(カイゼン)」、そう考える人も多いのではないだろうか。今回は「改善」に取り組むための7つの具体的手順を解説する。一見するとどれも当たり前のことのように見えるが、多くの企業が徹底できていないのも事実である。トヨタがなぜ「1人の100歩より、100人が1歩ずつ」を大切にするのか。この記事に書かれていることは「読む」だけではなく、ぜひ「実行」していただきたい。
記事 人材管理・育成・HRM Facebook、WeChat――ASEAN市場進出のカギとなるのはSNS活用マーケティングだ Facebook、WeChat――ASEAN市場進出のカギとなるのはSNS活用マーケティングだ 2015/09/09 ASEAN 10カ国を週替わりで移動する起業家、高橋 学氏。シンガポールで経営する「ASIACLICK ASIA PACIFIC REGIONAL OFFCE PTE.LTD.(Singapore)(以下、アジアクリック)」は、日本のビジネスのASEAN市場進出や、東南アジアからの観光客誘致を支援するコンサルティング企業だ。市場人口は約6億人。多民族、多言語、多宗教のASEAN諸国で、高橋氏がビジネスを始めた理由や、「日本とアジアをつなぐ」マーケティングについて話を伺った。
記事 医療業界 東北大学とNECソリューションイノベータ、ストレスチェック結果改善支援ツールを開発 東北大学とNECソリューションイノベータ、ストレスチェック結果改善支援ツールを開発 2015/08/31 NECソリューションイノベータと東北大学は31日、共同開発した職場環境改善活動を支援するソリューションの実証評価を、ハートセラピー社と共同で開始したと発表した。
記事 人材管理・育成・HRM 現実を直視できない限りは、旧日本軍の失敗を乗り越えることはできない(後編) 現実を直視できない限りは、旧日本軍の失敗を乗り越えることはできない(後編) 2015/08/31 太平洋戦争の敗因を形成したのは、皮肉にも日清、日露戦争という成功体験を通じて培われた「白兵銃剣主義」「艦隊決戦主義」のコンセプトだった。しかしそれは知的に劣っていたから間違った意思決定がなされたというよりは、経済的に劣っていたからそれ以外に選択肢を持てなかったという悲しい現実があった。ここから我々が獲得すべき第一の教訓とは、「現実に目を向けよ」という自戒の重要性である。
記事 人材管理・育成・HRM 女性活躍推進法案が成立、自治体や300人超企業に公表義務 4月1日から 女性活躍推進法案が成立、自治体や300人超企業に公表義務 4月1日から 2015/08/28 女性活躍推進法案(女性の職業生活における活躍の推進に関する法律案)が28日の参議院本会議を通過し、成立した。国や自治体、従業員数が300名超の企業には、女性の採用比率や管理職の割合について数値目標を設定し、それを公開することが義務づけられる。
記事 人材管理・育成・HRM 現実を直視できない限りは、旧日本軍の失敗を乗り越えることはできない(前編) 現実を直視できない限りは、旧日本軍の失敗を乗り越えることはできない(前編) 2015/08/26 日々、日本中のSNSでつぶやかれている「同調圧力」「場当たり的な経営判断」「常態化した残業文化」「中間管理職が無責任」といったキーワード。時につぶやかれる「こんなことでは旧日本軍と変わらないのではないか」という言葉には不思議なリアリティがある。70年の時が経った現在、我々は過去の失敗から正しい学びを得て、その課題を乗り越えることができているのだろうか?
記事 人材管理・育成・HRM Googleが採用、ミスマッチを防ぐ「構造化面接法」実践における3つの重要ポイント Googleが採用、ミスマッチを防ぐ「構造化面接法」実践における3つの重要ポイント 2015/08/21 採用活動において「面接官による評価のバラつき」という課題がある。面接の評価は個人の主観が入ることがあり、面接官によって評価・判断が分かれるケースが起こりやすい。この評価のズレによって、優秀な人材を逃すだけでなく、期待に反した人材を採用してしまう問題を引き起こしかねないのだ。今回は、この評価のズレを減らす面接手法としてGoogleが採用している「構造化面接法」を、同社事例を交えながら紹介しよう。
記事 医療業界 ウイングアーク1st、スイスdacadoo社と提携 企業や自治体と健康経営の実証実験を開始 ウイングアーク1st、スイスdacadoo社と提携 企業や自治体と健康経営の実証実験を開始 2015/08/21 ウイングアーク1st(以下、ウイングアーク)は20日、企業向けヘルスケアサービスの事業化に向けてスイスのdacadoo社と業務提携し、国内における健康経営ソリューションの実証実験を開始すると発表した。
記事 人材管理・育成・HRM 元P&Gシンガポールのマーケターはなぜ、東南アジアのネット求人市場に注目するのか 元P&Gシンガポールのマーケターはなぜ、東南アジアのネット求人市場に注目するのか 2015/08/20 シンガポールで、Facebookを用いたソーシャルリクルーティング・プラットフォーム「JOB Forward」を運営する家田 佳明さん。大学卒業後、電通、リクルート、P&Gシンガポールを経て同サービスをスタートした家田さんが考える、東南アジアのネット(オンライン)求人市場の可能性とは?
記事 PLM・PDM・MES・SCADA・QMS トヨタ式工場はなぜ床が白い? 過剰包装は「ゴミを買っている」のと同じだ トヨタ式工場はなぜ床が白い? 過剰包装は「ゴミを買っている」のと同じだ 2015/08/19 トヨタ生産方式の具体的な進め方を6回程度に濃縮してお届けする本連載。前回、トヨタ式の起点が5S(「整理」「整頓」「清掃」「清潔」「しつけ」)にあると説明した。これらは一緒にされることも多いが、まったく違う意味を持つ。前回はそのうち、「整理」と「整頓」がどう違うのか、そしてそれを具体的に進めるための手順を解説したが、今回は5Sの後半、「清掃」「清潔」「しつけ」の進め方を紹介しよう。
記事 人材管理・育成・HRM アドラー心理学とは何か? 基礎から理解する「人を勇気づける心理学」 アドラー心理学とは何か? 基礎から理解する「人を勇気づける心理学」 2015/08/14 心理学者アルフレッド・アドラー(1870-1937)の学説がビジネスパーソンの間で注目される理由の一つは、それが「人を勇気づける心理学」だということです。過酷なビジネスの世界において敗者の立場に立たされ、人は劣等感を抱くことがあるでしょう。その劣等感こそが人の営みに大切なものである、とアドラー心理学は説いています。ただしそれが、正の方向に働くか、負の方向に働いてしまうのかが重要です。正の方向といっても、具体的には、どう捉えればよいのでしょうか。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 クラウドワークス唯一の女性執行役員が語る、「女性ならではのチームワーク」で働く クラウドワークス唯一の女性執行役員が語る、「女性ならではのチームワーク」で働く 2015/08/11 今年も残すところ4か月となり、労働時間の調整をするパート主婦が増えてくる。これは、パート主婦の55.2%が年収130万円以下で働く3号被保険者だからに他ならない。そうなると人手不足に苦慮する経営者は後を絶たないのだが、この問題を解決するカギとなるのが「クラウドソーシング」という働き方なのだという。今回はクラウドワークスで唯一の女性役員である、同社 執行役員 田中 優子さんに、女性がクラウドソーシングを活用することの重要性について話を伺った。
記事 政府・官公庁・学校教育 塾に行っても結果が出ない娘… その体験から生まれたイー・ラーニング研究所 塾に行っても結果が出ない娘… その体験から生まれたイー・ラーニング研究所 2015/07/29 自身の子どもが塾に通っても成果が得られなかったことがきっかけで教育産業に関心を抱き、インターネット黎明期の2002年に、いち早くIT×教育を融合したeラーニング専門の企業として設立されたイー・ラーニング研究所。設立2年目に提供を開始した「フォルス音感育脳システム」が好評を博し、コンテンツ提供領域を拡大。現在は幼児から社会人までの幅広い人向けに教育コンテンツを提供している。今夏、さらなる事業拡大を目指し、小・中学生向け新コンテンツ「スクールTV」を本格リリースする。日本の教育に対する思い、無償で提供する意味、教育事業におけるITの役割などについてイー・ラーニング研究所 代表取締役 吉田 智雄氏に話を伺った。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 松岡 修造氏も実践する“笑いの力”をビジネスに活かす 松岡 修造氏も実践する“笑いの力”をビジネスに活かす 2015/07/28 大手企業の株主総会が一段落したが、東芝や東京電力をはじめ、企業の在り方や経営陣の責任を問う株主の追及で混乱した企業は少なくない。また、このところの円安で原材料費の高騰を受け、デフレの中での値上げを余儀なくされるという苦しい経営状況におかれている中小企業も多いことだろう。世の中に閉塞感があふれている昨今、この現状を打開する上で重要なヒントを授けてくれるのが、松岡 修造氏のとある言葉だ。
記事 人材管理・育成・HRM アドラー心理学は、なぜ「劣等感が力になる」と説くのか アドラー心理学は、なぜ「劣等感が力になる」と説くのか 2015/07/27 勝つことが常に求められるビジネスの世界ですが、残念ながら負けてしまうこともあります。逆境に立たされたとき、いかに前向きに発想を切り替えて手を打つか、というのも大切なビジネス人としての能力でしょう。そこで参考になるのが、『嫌われる勇気』で名高い心理学者アルフレッド・アドラーです。そのアドラー心理学のキーワードの一つに「劣等感」があります。アドラーは劣等感というネガティブなものを、ポジティブに活かすことができると主張しているのです。
記事 PLM・PDM・MES・SCADA・QMS トヨタ生産方式を実践、「整理」と「整頓」を行う4つの手順とは トヨタ生産方式を実践、「整理」と「整頓」を行う4つの手順とは 2015/07/24 これまでトヨタ生産方式(トヨタ式)のものの見方や考え方、行動の仕方を中心に書いてきた。では、実際に自分が働く職場や会社で、トヨタ式を本格的に導入しようと考えた時、具体的にどのようなことを、どのような順番で進めていけばいいのだろうか。これから複数回にわたり、「こういうやり方で進めるとうまくいく」という具体的な方法を記載していく。関心のある方は「読む」だけではなく、是非「実行」に移していただきたい。
記事 人材管理・育成・HRM ワンピースとハンターハンターを組織論の観点で比較する(後編) ワンピースとハンターハンターを組織論の観点で比較する(後編) 2015/07/24 トップダウン教化型の儒家的組織と、自律分散したボトムアップ型の墨家的組織。組織における秩序形成のあり方は、そこに属するすべての「個人」の生き方に影響を及ぼす。少年ジャンプの人気連載漫画、HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)という作品のなかで提示されるのは「組織の目的」が共有される前提で、「個人の判断」は「組織の方針」よりも優先されるべきである、というプロフェッショナルの在り方である。そこでキーワードとなるのが、「任せる」という言葉の重みである。
記事 経営戦略 横浜市関内地区のシェアオフィスから続々誕生する、社会起業家たち 横浜市関内地区のシェアオフィスから続々誕生する、社会起業家たち 2015/07/23 横浜市都市整備局のモデル事業として立ち上がり、シェアオフィスやクラウドファンディング、ソーシャルデザインといった地域活性化事業を手がけてきた関内イノベーションイニシアティブ。同社が横浜市関内地区に開設したシェアオフィス「mass × mass(マスマス)」では、いま次々と起業家が誕生している。
記事 人材管理・育成・HRM ワンピースとハンターハンターを組織論の観点で比較する(前編) ワンピースとハンターハンターを組織論の観点で比較する(前編) 2015/07/22 トップダウン型か、ボトムアップ型か――。組織における秩序形成は、そこに属するすべての個人の生き方に影響を及ぼすものだ。少年ジャンプの二大ヒット作品ONE PIECE(ワンピース)、HUNTER×HUNTER(ハンターハンター)に登場する組織も、現実社会と同様にいずれかの組織に該当する。今回は、前述の作品における組織形成を、諸子百家時代の思想をもとに解説してみたい。
記事 ERP・基幹システム ANA CIO 幸重孝典氏インタビュー:基幹システム全面刷新、国際線クラウド化の狙い ANA CIO 幸重孝典氏インタビュー:基幹システム全面刷新、国際線クラウド化の狙い 2015/07/16 LCC(格安航空会社)の台頭や国際航空物流の増加など、近年、航空業界では熾烈な競争が続いている。そのような状況下、他社との差異化を打ち出し、利用者から選ばれる航空会社となるために、経営を支えるITはどのような役割を果たすべきか──。全日本空輸(ANA)は、IT推進に携わる部門を「業務プロセス改革室」に名称変更し、社内のワークスタイル革新から基幹システムの刷新まで、全社レベルで業務改革に取り組んでいる。その“旗振り役”である取締役 執行役員 業務プロセス改革室長 幸重孝典氏に話を聞いた。
記事 人材管理・育成・HRM 派遣ITエンジニアの平均時給は? 業種別の平均時給も公開 派遣ITエンジニアの平均時給は? 業種別の平均時給も公開 2015/06/30 求人情報サイト「リクナビ派遣」に掲載された求人情報をもとに、関東、東海、関西の3大都市圏における派遣スタッフの平均時給を調査した結果をリクルートジョブスが発表しました。
記事 人材管理・育成・HRM 日本企業は人材確保がさらに困難に? 超売り手市場のASEANでは全外資系企業がライバル 日本企業は人材確保がさらに困難に? 超売り手市場のASEANでは全外資系企業がライバル 2015/06/26 アジア――特にASEAN諸国――に進出する日本企業は、急増している。その中で、早急の課題となっているのが、「人材確保」だ。多くの外資系企業がASEAN諸国に進出している今、優秀な人材を確保することが、現地ビジネスの成功を左右すると言っても過言ではない。では、人材確保のポイントとは何か。ジェイエイシーリクルートメントで海外進出支援室 室長を務める佐原 賢治氏は、先ごろ開催された「アジア経営者ビジネスサミット 2015」において、「日本企業のアセアン展開と人材確保の要点」と題し、講演を行った。
記事 ワークスタイル・在宅勤務 AsMama(アズママ)甲田恵子社長に聞く、「子育てシェア」はなぜ生まれたのか? AsMama(アズママ)甲田恵子社長に聞く、「子育てシェア」はなぜ生まれたのか? 2015/06/25 保育所探し競争を終え、新生活も2ヶ月が過ぎて、幼い子供たちも慣れてきたところ。しかし、急な発熱や残業でお迎えが間に合わないなど、ワーキングマザーの苦労は絶えない。こんな時に役立つのが「子育てシェア」というインターネットを使った取り組みだ。
記事 人材管理・育成・HRM 求人業界のGoogleに――ビズリーチ社長 南 壮一郎 氏に聞く「スタンバイ」の志 求人業界のGoogleに――ビズリーチ社長 南 壮一郎 氏に聞く「スタンバイ」の志 2015/06/24 日本の採用活動を変えてゆく――それを、まさしく有言実行している人物がいる。ビズリーチ社長、南 壮一郎 氏だ。創業から6年間で従業員数500人超という急成長を続ける同社は5月26日、完全無料のクラウド型採用サービス「スタンバイ」の提供を開始した。なぜ有料のサービスを手がける同社が、無料サービスを展開するのか。世界経済フォーラム(ダボス会議)の「ヤング・グローバル・リーダーズ2014」にも選ばれている同氏に、話をうかがった。
記事 リーダーシップ 古川 裕倫氏に聞く、優秀・平凡・ダメ部下を適切に動かすノウハウ 古川 裕倫氏に聞く、優秀・平凡・ダメ部下を適切に動かすノウハウ 2015/06/24 古川 裕倫氏は、商社が世界を駆け巡った全盛時代、1977年から23年間にわたって三井物産のエネルギー部門や情報産業部門で活躍してきた人物だ。その後、畑のまったく異なるホリプロの取締役として転身。現在は大手企業の社外取締役を務め、多久案の代表や、世田谷ビジネス塾の私塾も主宰し、ビジネスの講演活動を精力的にこなしている。先ごろ『部下を動かし、成果を上げる! リーダーになったら必ず読む「任せ方」の教科書』(以下、『任せ方の教科書』)を先ごろ上梓した同氏に、優れたリーダーになるための心構えなどについて話をうかがった。
記事 流通・小売業界 日本の小売・流通業界がASEAN諸国へ上手く進出するための秘訣 日本の小売・流通業界がASEAN諸国へ上手く進出するための秘訣 2015/06/23 最近、日経企業によるASEANへの進出が続いている。もちろん大企業だけでなく、中小企業もASEAN進出への足がかりを求め始めている。その背景には、日本の高度成長期のような市場や、人口増加による巨大マーケット形成への期待がある。しかし、いくら有望な海外市場とはいえ、進出にはしっかりした準備と覚悟が必要だ。先ごろ開催された「アジア経営者ビジネスサミット2015」では、フォーバル 会長 大久保 秀夫氏の講演や、コスモス・ベリーズ、日本フランチャイズ総研、トリドール各社のキーパーソンによる小売・流通業のアジア進出に関するパネルディスカッションが行われ、海外展開の事例や有用なノウハウ・留意点が紹介された。
記事 人材管理・育成・HRM 営業目標が達成されないときには「打たれなくても鳴る」経営幹部が必要だ(後編) 営業目標が達成されないときには「打たれなくても鳴る」経営幹部が必要だ(後編) 2015/06/23 墨家は、世に安定をもたらす「兼愛」を実現するために、「非攻」を掲げたことでよく知られている。大国がその武力でもって小国を侵略しようとしたときに、独自の戦術と技術で城を守り抜き、私利私欲に基づいた野望を、文字通り実際に打ち砕いて回ったのである。墨家の平和思想は、実は極めて「インターネット的」なのだ。
記事 デザイン経営・ブランド・PR 神話が紐解く長寿企業のヒント:人を動かす極意 神話が紐解く長寿企業のヒント:人を動かす極意 2015/06/19 不正アクセスにより、年金に関する個人情報約125万件が外部に流出した日本年金機構。流出したとみられるのは基礎年金番号や氏名、生年月日、住所などで、職員にあてられた標的型メール(ウイルスが組み込まれたメール)を不用意に開き、情報が流出したとみられている。しかも、職員は内部の規約に反し自身のパソコンに個人データを保存し、さらにパスワード設定をしていなかったと言うからあきれるしかない。さて、この日本年金機構だが、前身は2009年に廃止された社会保険庁で、いわゆる「消えた年金問題」で廃止の憂き目にあった曰くつきの組織である。2004年には300人近い職員が個人情報の漏えいが疑われる行為を行っており、幹部職員が収賄罪で逮捕される事件があったというからまったく懲りていない。社会保険庁が厚生省(現厚生労働省)の外局として設立されてからすでに半世紀。企業30年説というのがあるが、国の機関が国民の信頼を裏切り、50年でつぶれてしまうようではお先真っ暗と言うしかないだろう。
記事 人材管理・育成・HRM トヨタ生産方式と野球の名将に共通、「自分の目で確かめる人になれ」 トヨタ生産方式と野球の名将に共通、「自分の目で確かめる人になれ」 2015/06/16 2015年から福岡ソフトバンクホークスの監督に就任した工藤公康氏の信条の一つは「見たものしか信じない」だという。工藤氏は投手としては素晴らしい成績を残しているが、コーチや監督の経験はない。指導者としての経験なしに監督に就任しただけに、選手に対しても余計な先入観抜きに「見たものしか信じない」を通しているそうだ。 たくさんの情報が溢れている時代である。情報を集め、情報を見ていれば正しい判断が下せるとつい思い込みがちだが、本当だろうか? 情報が溢れている時代だからこそ、トヨタ式の「耳で聞いて納得するな、自分の目で確かめろ」がとても大切になってくる。