記事 ワークスタイル・在宅勤務 地方で働いて感じたデザイナーに求められる役割 「地域特有」を活かしてデザインする 地方で働いて感じたデザイナーに求められる役割 「地域特有」を活かしてデザインする 2015/02/26 東京や福岡でグラフィックデザイナーとして活躍した後、夫が農業生活をするため共に種子島へ移住した小野寺 いずみ氏。デザインの「需要」も「概念」も都会とはまったく異なる離島で、どのように仕事をし、地域の人やものなどと関わっていったのか。そして日々の生活や仕事環境はどのようなものなのか。地方に移住してからのワークスタイルの変化や、地方でデザイナーとして働くことの意義について小野寺氏に話を聞いた。
記事 人材管理・育成・HRM モノづくりになぜ人間関係が必要なのか?トヨタがタテヨコナナメの人間関係を築く理由 モノづくりになぜ人間関係が必要なのか?トヨタがタテヨコナナメの人間関係を築く理由 2015/02/25 モノづくりというと大切なのは機械設備やつくり方であり、そこに人間関係が関わる余地は少ないように誤解している人がいる。たしかに機械設備を入れ、人を雇い、材料を用意すればモノはできるが、「より良いモノ」をつくるためにはそこで働く人たちが心を合わせて、知恵を出し、協力することも大切になる。だからこそトヨタ式はより良い人間関係づくりにさまざまな工夫をこらしている。その1つが、「タテヨコナナメの人間関係」を築くために設けられた数多くのコミュニケーション組織だ。
記事 M&A・出資・協業・事業承継 「投資を受ける」ときにお互いが得するためには? 株式・資本金・時価総額の関係 「投資を受ける」ときにお互いが得するためには? 株式・資本金・時価総額の関係 2015/02/24 「会社」は、法律による様々な規律が張り巡らされた、複雑な、そして極めて人工的な存在だ。この連載では、飲食業やサービス業、ITベンチャーなどの起業者から、同族会社などの経営者まで、いわゆる「大企業」とは少し違う、小さいけど小回りが利く、そんな会社の経営を考えている人や、現に経営を行っている人向けに、「会社」を巡る様々な法律問題を、小説形式で解説する『法律がわかる起業物語』。第9回は、投資を受けるとはどういうことなのか、株式や資本金、いわゆる「時価総額」の関係について解説する。
記事 グローバル・地政学・国際情勢 スタートアップと有名投資家を繋ぐaniwo代表が語る、イスラエルのビジネス事情 スタートアップと有名投資家を繋ぐaniwo代表が語る、イスラエルのビジネス事情 2015/02/20 新卒で入った大手教育会社で、WEBマーケティング・新規事業立ち上げという実績を積み上げてきたaniwo Co., Ltd.代表 寺田 彼日氏。その後、子供の頃からの思いを叶えるため、イスラエルでの海外起業を決意し、わずか半年足らずで始動させた。「世界中のユーザーを繋いで、イノベーションを世界にもたらす」という理念を持ち、挑んだイスラエルとは、どんな国なのか。寺田氏の経歴からイスラエルでのビジネス事情まで、フリーランスとしての可能性を聴いた。
記事 人材管理・育成・HRM スティーブ・ジョブズとナポレオン トップダウンのカリスマの共通点と違い(後編) スティーブ・ジョブズとナポレオン トップダウンのカリスマの共通点と違い(後編) 2015/02/17 アップル・コンピューター創業者スティーブ・ジョブズ氏とフランス皇帝ナポレオン・ボナパルト。両者はともに、トップダウンの組織を率いたリーダーであるが、その生涯を終えるまで輝きを放ち続けたジョブズ氏と悲しき最期を迎えたナポレオンには、共通する点とそうでない点がある。近代戦争における名将達の戦いで下されたさまざまな決断とその結果が記された名著「名将たちの決断」を紐解き、「カリスマ起業家の晩年における身の処し方」について考えてみたい。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ソフトバンクモバイルの接客戦略・人材育成方針を紐解く~接客No.1グランプリ2014より ソフトバンクモバイルの接客戦略・人材育成方針を紐解く~接客No.1グランプリ2014より 2015/02/13 先頃、都内にてソフトバンクモバイル接客No.1グランプリ2014が開催された。地区予選、地域予選を勝ち抜き、全国決勝大会の会場に駒を進めたファイナリストは15名。約1万5000人いる接客スタッフの頂点に経つ接客スタッフが選ばれる。全国決勝大会の様子を通して、こうしたイベントを開催する同社の接客戦略、人材育成方針についてお伝えしていこう。
記事 人材管理・育成・HRM スティーブ・ジョブズとナポレオン トップダウンのカリスマの共通点と違い(前編) スティーブ・ジョブズとナポレオン トップダウンのカリスマの共通点と違い(前編) 2015/02/13 自らが興した帝国に拒絶され、追い出され、それでもなお期待を集めてカムバックする。このエピソードに対して、現代であれば誰もが思いつくビジネス界の偉人は、アップルコンピュータの創業者、スティーブ・ジョブズ氏だ。同氏は見事に会社を立て直したわけだが、その昔、ジョブズ氏と極めて似た人生を歩んだフランス皇帝、ナポレオン・ボナパルトは、戦いに敗れてとうとう失脚した。トップダウンの組織を率いた2人のカリスマには深い共通点があるが、その違いを生んだのは、一体どのような要因なのだろうか。
記事 リーダーシップ 川口盛之助氏インタビュー 「世界人口が100億人になったら日本化せざるをえない」 川口盛之助氏インタビュー 「世界人口が100億人になったら日本化せざるをえない」 2015/02/10 さまざまな社会課題を抱える日本。日本の未来はどうなるのか?前編では、日経BP未来研究所アドバイザーの川口盛之助氏に2030年までのメガトレンドを聞いた。社会科学の分野では人の働き方が変化し、自然科学の分野ではバイオと脳が注目分野だという。後編では、日本のものづくりがどうなっていくのか?また、世界の中で日本はどのように戦っていくべきかについて話を聞いた。
記事 リーダーシップ 孫 正義氏の右腕だった元社長室長が明かす、当時の本音と貴重な学びとは 孫 正義氏の右腕だった元社長室長が明かす、当時の本音と貴重な学びとは 2015/02/10 元ソフトバンク社長室長の三木 雄信氏は、孫社長に関する数多くの著作を発表している。社長室長時代には、社員の調整役として八面六臂に活躍し、「孫社長に一番多く反論して、一番多く怒鳴られた」という人物でもある。孫社長の右腕として「社長の分身」とまで言われた三木氏は、「普通の人生ならば3回ぐらい費やさなければ学べないような貴重な経験を積んだ」と回想する。同氏が当時受けた学びとは何か? 常に行動を供にしてきた側近ならではといえる本音の話を訊いた。
記事 人材管理・育成・HRM 将棋のプロ棋士がダジャレで人気に?豊川孝弘七段に学ぶ、差別化による「生き残り力」 将棋のプロ棋士がダジャレで人気に?豊川孝弘七段に学ぶ、差別化による「生き残り力」 2015/02/09 いま起きている将棋の静かなブームは何によって支えられているのか。将棋を詳しく知らなくとも誰もが知っているプロ棋士 羽生 善治名人(王位・王座・棋聖)の圧倒的な強さ、いやそれだけではない。対局の解説中に言い放つダジャレで人気が急上昇中のプロ棋士 豊川 孝弘七段をはじめとした、プロ棋士のキャラクターそのものが果たす役割が大きい。「将棋の強さ」だけでなく「棋士の個性」が様々な切り口で注目をされている状況から学べるのは、全ての人にとって必要な「生き残り力」という貴重な教訓だ。
記事 経営戦略 2030年の未来はどうなる?ヒト・モノ・カネは仮想化、人間はどんどん因数分解される 2030年の未来はどうなる?ヒト・モノ・カネは仮想化、人間はどんどん因数分解される 2015/02/05 人口減少、超高齢化、少子化、領土問題、中東問題、サイバー戦争など、日本を取り巻くさまざまな社会問題に対して、悲観的な未来を描く人は決して少なくないはずだ。こうした未来に対して「日本は再びくる」と力強く語るのは、日経BP未来研究所アドバイザーをつとめ、国内はもちろん、アジア各国の政府機関からの招聘を受け、研究開発戦略や商品開発戦略などのコンサルティングも行っている株式会社盛之助 代表取締役社長 川口盛之助氏だ。近著『メガトレンド』では、精緻で広範な未来予測分析を行い、自民党の国家戦略本部「2030年の日本」プロジェクトにも反映された。同氏に、2030年に向けたメガトレンドを聞いた。
記事 リーダーシップ おとぎ話が生み出す“宝の山”を探せ:人を動かす極意 おとぎ話が生み出す“宝の山”を探せ:人を動かす極意 2015/02/05 立春の風物詩と言えば何といっても節分の豆まきだろう。 豆まきの風習は邪気を追い払う為に、執り行われている行事で宇多天皇(西暦887-897)の時代の故事伝説が始まりと言われる。 伝記では鞍馬山(京都)から来た鬼に都を荒されたことに苦慮したことから、これを祈祷で封じ、三石三升の炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし、災厄を逃れたとされている。 つまり豆を使うようになったのは、鬼の目に投げつけて「魔目(まめ)」、そして鬼を滅する「魔滅」となる語呂合わせ。これ以降、鬼に豆をぶつけることにより、邪気を追い払い、一年の無病息災を願うイベントが始まったとされる。 実はこの豆は“桃”だったという説もある。
記事 リーダーシップ おとぎ話のヒーローが地方経済を救う:人を動かす極意 おとぎ話のヒーローが地方経済を救う:人を動かす極意 2015/01/30 記録的な大雪に見舞われた新年。各地で死傷者や建物被害に加え、交通機関や物流の乱れで都市機能が麻痺する状況に。特に地方の山間地域では住民が孤立するなど、被害は深刻だ。地方都市と大都市圏の格差は物流だけではない。経済をはじめ、医療サービスや教育、人口の減少など問題は多岐に渡る。特に人口の流出は深刻で、有識者らでつくる民間研究機関「日本創成会議」の試算では、2040年までに全国の計896自治体で、2012年に子どもを産んだ女性の9割以上を占める20~39歳の女性が半減すると発表。その中には東北の県庁所在地も含まれ、このままでいけば地方の人口減少が止まらず行政機能の維持が困難になるという、衝撃的な報告となっている。人口減少は地方都市だけの問題ではなく、結果として農林水産業の衰退をもたらし、自給率の低下をはじめとした日本全体の食糧問題にもつながる。では、このまま手をこまねいているだけで良いのだろうか。この人口減少に歯止めをかけるヒントは、ある雪深い地方で語り継がれているおとぎ話の中にある。
記事 人材管理・育成・HRM ベンチャー起業家はNo.1になるために「ONE PIECE的ムード」を作る(後編) ベンチャー起業家はNo.1になるために「ONE PIECE的ムード」を作る(後編) 2015/01/29 ONE PIECEという漫画は、成功するために唯一にして最大に大切なものは「意思」である、という価値観に貫かれている。しかし、現実社会において「ONE PIECE的ムード」だけでNo.1になる企業は存在しない。マイクロソフトやアップルといったNo.1を勝ち取ってきた企業のように、ビル・ゲイツ氏やスティーブ・ジョブズ氏といった偉人が必要なのだ。今回は、量子力学や相対性理論、進化論など、物理学や生物学の分野で起こったパラダイムシフトを受けて生まれた名著「歴史とは何か」から、偉人の条件を紐解いてみたい。
記事 ソーシャルメディア クチコミサイトで悪質なデマ、企業が削除依頼する方法とテンプレPDFを提供 クチコミサイトで悪質なデマ、企業が削除依頼する方法とテンプレPDFを提供 2015/01/28 近年、インターネットのクチコミサイトや匿名掲示板への書き込みが増え、企業にさまざまな影響をおよぼす状況になっている。クチコミサイトには、企業にとっては都合の良い情報だけではなく、ネガティブな情報も投稿される。もちろん、商品を愛するがゆえの厳しいコメントであったり、的確な評価によるものであれば、企業は謙虚に受け止める必要があるが、中には悪質ないたずらや根拠のないデマもみられるようになってきた。これらの風評被害は、商品やサービスの売上、あるいは人材の確保などに大きなダメージを与えることも少なくない。事実無根の書き込みがなされた時、匿名掲示板やクチコミサイトに対して書き込みの削除は可能なのか?その対応方法を解説する。
記事 新規事業開発 ベンチャー起業家はNo.1になるために「ONE PIECE的ムード」を作る(前編) ベンチャー起業家はNo.1になるために「ONE PIECE的ムード」を作る(前編) 2015/01/27 仲間を募り、テクノロジーと情熱でその世界でのNo.1を目指す、という行動様式は、ベンチャー企業あるいはスタートアップと呼ばれる界隈の若手起業家たちにとって当たり前になりつつある。彼らのなかには、新規事業を成功させる過程を冒険行為になぞらえ、人気冒険漫画「ONE PIECE」を組織作りの参考にしている者もいる。起業家たちはなぜONE PIECEに共感し、どのような成功へのヒントを得ようとしているのだろうか。
記事 デザイン経営・ブランド・PR ルイ・ヴィトンに学ぶブランドの本質 将棋のプロ棋士は「知性」のアイコンとなれるか ルイ・ヴィトンに学ぶブランドの本質 将棋のプロ棋士は「知性」のアイコンとなれるか 2015/01/20 現代社会においては、ブランドの「階級」や「出自」は全く無関係にあらゆるものが並立しており、「希少性」すらも問われることはない。それこそが、「高級なもの、高尚なものが、大衆に媚びるのではなく、その本質を追求した結果として大量販売につながった」というルイ・ヴィトンの事例が意味するところである。将棋界、および将棋のプロ棋士が今後の社会からいかにして尊敬を獲得していくか、そのためには、まさしくこの現代社会の特徴を最大限に活用する必要がある。
記事 リーダーシップ 楽天TBS買収、ソニーとドコモの凋落を三木谷浩史氏、久夛良木健氏、夏野剛氏が語る 楽天TBS買収、ソニーとドコモの凋落を三木谷浩史氏、久夛良木健氏、夏野剛氏が語る 2015/01/19 楽天 三木谷 浩史氏、プレイステーションを生み出した久夛良木 健氏、NTTドコモ時代にiモードの立ち上げメンバーであった夏野 剛氏が、これまでの失敗談と教訓を語る。TBSの買収失敗の際、三木谷氏は何を思ったのか、NTTドコモはなぜiモードで世界を取れなかったのか。そして、ソニー凋落はなぜはじまったのか。モデレーターの米倉 誠一郎氏が彼らに質問を投げかけ、失敗談と教訓を引き出した。
記事 スマートフォン・携帯電話 LINEとインテリジェンス、新会社「AUBE」設立 LINEがバイト求人情報サービス提供へ LINEとインテリジェンス、新会社「AUBE」設立 LINEがバイト求人情報サービス提供へ 2015/01/15 アルバイト求人情報サービスの「an」「DODA」を運営するインテリジェンスホールディングス(以下、インテリジェンス)とLINEは15日、共同出資による新会社「AUBE(オーブ)」を設立を発表。2月中にLINE初となるアルバイト求人情報サービス「LINEバイト」を開始する。
記事 リーダーシップ 健康志向イメージ刷新で売上復活 ホッピービバレッジ 石渡 美奈社長の組織風土改革 健康志向イメージ刷新で売上復活 ホッピービバレッジ 石渡 美奈社長の組織風土改革 2015/01/14 誰もが事業において失敗はしたくないのは当たり前だ。そう思うに違いない。しかし、失敗をしても、単なる失敗で終わらせない「失敗力」を身に着けることは、起業家や経営者にとって重要なことだ。新経済連盟主催の「失敗力カンファレンス」に登壇したホッピービバレッジの石渡 美奈氏、サイバーエージェント 藤田 晋氏、オウケイウェイヴ 兼元 謙任氏は、これまでの経験から、経営者としていかにして失敗を恐れずに挑戦する組織風土を醸成しているか語った。
記事 新規事業開発 赤字で東証マザーズ上場のクラウドワークスCEO 吉田浩一郎氏が語る「働く人が主人公」 赤字で東証マザーズ上場のクラウドワークスCEO 吉田浩一郎氏が語る「働く人が主人公」 2015/01/13 クラウド会計ソフト「freee」を提供するfreee 代表取締役の佐々木 大輔氏と、2014年12月に東証マザーズに上場したクラウドワークス 代表取締役社長 兼 CEOの吉田 浩一郎氏。それぞれクラウド型の会計サービスと人材サービスを提供する両社のトップが「起業しながら失敗力をつける」をテーマにこれまでの経歴を振り返り、起業家としての失敗談と、そこから得られた自身の学びについて語った。
記事 人材管理・育成・HRM Pepper開発者が語る、グローバルで成功する秘訣は「日本人としての強みを活かすこと」 Pepper開発者が語る、グローバルで成功する秘訣は「日本人としての強みを活かすこと」 2015/01/13 明治学院大学の伊藤 健二教授による講座「グローバルビジネス」では、真に世界で戦える人材について、1) 文部科学省で定義されるグローバル人材を紹介され、2) 社会人1万人以上のHRビッグデータを用いて、グローバル人材の要件について検証をしつつ、3) 各界のグローバル企業の現場で活躍するゲストを招いて講義が行われている。今回は、ソフトバンクから人事担当の源田 泰之氏と、ソフトバンク ロボティクスの林 要氏が講師として招かれ、同社のグローバル人材像や、キャリアデザインの考え方などが公開された。
記事 人材管理・育成・HRM マザーズ上場のU-NEXT 宇野康秀氏が語るUSENの失敗「1000億で人のつながりを買った」 マザーズ上場のU-NEXT 宇野康秀氏が語るUSENの失敗「1000億で人のつながりを買った」 2015/01/07 事業の失敗によって数百億の損失を被り、民事再生法適用や事業譲渡といった苦境から這いあがってきた起業家たちがいる。2014年12月に東証マザーズに上場したU-NEXT代表取締役社長でUSEN取締役会長の宇野 康秀氏、GMOインターネットの熊谷 正寿氏、SYホールディングスの杉本 宏之氏だ。新経済連盟主催の「失敗力カンファレンス」に登壇した彼らが語るのは、これまで幾度となく語られてきた成功体験ではなく、自身の失敗から得られた学びだった。
記事 リーダーシップ 短所のウラ読みで利益を呼び込む:人を動かす極意 短所のウラ読みで利益を呼び込む:人を動かす極意 2015/01/07 コピー機大手のリコー(東京)が希望退職に応じなかった社員約100人に対する出向・配転命令を取り消したニュースは記憶に新しい。これは出向命令を無効とする地裁判決が控訴審(2年前に2人の社員が会社を提訴した裁判)でも変わらない見通しになり、和解することになったためだとされる。経営側としては痛恨の極みだが、今回はリストラ策として、一人作業を強いる「追い出し部屋」に異動させた手法が行き過ぎで、人事権の乱用であると裁判所が認めた形となった。
記事 人材管理・育成・HRM 研修の講師は社内の人間が担当!? ソフトバンクらしさが見える人材開発の3本柱 研修の講師は社内の人間が担当!? ソフトバンクらしさが見える人材開発の3本柱 2015/01/06 前回では「ソフトバンクバリュー」や「新30年ビジョン」を実現するために求められる人材像を中心に、人材開発担当の源田 泰之氏に話をうかがった。今回は、いよいよ人材開発の具体的な施策として「ソフトバンクアカデミア」「ソフトバンクイノベンチャー」「ソフトバンクユニバーシティ」の3本柱に加え、大変ユニークな試みである「知恵マルシェ」についても同氏に説明していただいた。これらの施策は、他社からも大きな注目を浴びており、そこに“ソフトバンクらしさ”が垣間見える。人材開発に課題を抱える企業にとって、1つのヒントになるかもしれない。
記事 人材管理・育成・HRM ソフトバンク流人材開発の基本理念は、「自ら取りに来る人にチャンスを与える」こと ソフトバンク流人材開発の基本理念は、「自ら取りに来る人にチャンスを与える」こと 2014/12/29 前回までは、グローバル企業に成長したソフトバンクの歩みを紐解きながら、ソフトバンクに脈々と流れるベンチャースピリットや、300年先まで見つめる企業理念、今後のグローバル戦略などについて紹介した。第3回は、こうしたソフトバンクグループの戦略を支える上で最も大切な“人”とその育成について、人材開発を担当する同社の源田 泰之氏に話をうかがった。
記事 新規事業開発 「人を雇う」とは? 正規雇用、業務委託など他人に仕事を頼むときに覚えておくこと 「人を雇う」とは? 正規雇用、業務委託など他人に仕事を頼むときに覚えておくこと 2014/12/25 「会社」は、法律による様々な規律が張り巡らされた、複雑な、そして極めて人工的な存在だ。この連載では、飲食業やサービス業、ITベンチャーなどの起業者から、同族会社などの経営者まで、いわゆる「大企業」とは少し違う、小さいけど小回りが利く、そんな会社の経営を考えている人や、現に経営を行っている人向けに、「会社」を巡る様々な法律問題を、小説形式で解説する『法律がわかる起業物語』。第8回は、アルバイトから正規雇用、業務委託まで、自分以外の人に仕事を頼むために押さえておくべき法知識について解説する。
記事 リーダーシップ リストラの前に読むべきグリム童話:人を動かす極意 リストラの前に読むべきグリム童話:人を動かす極意 2014/12/24 コピー機大手のリコー(東京)が希望退職に応じなかった社員約100人に対する出向・配転命令を取り消したニュースは記憶に新しい。これは出向命令を無効とする地裁判決が控訴審(2年前に2人の社員が会社を提訴した裁判)でも変わらない見通しになり、和解することになったためだとされる。経営側としては痛恨の極みだが、今回はリストラ策として、一人作業を強いる「追い出し部屋」に異動させた手法が行き過ぎで、人事権の乱用であると裁判所が認めた形となった。
記事 経営戦略 龍馬が夢見た、世界の海援隊に──300年先を見つめるソフトバンクのDNA設計 龍馬が夢見た、世界の海援隊に──300年先を見つめるソフトバンクのDNA設計 2014/12/22 前回は、グローバル企業に成長したソフトバンクの歩みを紐解きながら、ソフトバンクの中核にある思想に迫ってみた。第2回目となる今回は、ソフトバンクに脈々と流れるベンチャースピリットと、企業イメージのロゴに込められた強いメッセージ、今後のグローバル戦略や、300年先までを見つめる企業理念について、引き続き同社の杉田 弘明氏に話をうかがった。
記事 経営戦略 膨張するソフトバンクの中核にある思想とは? 意外と知らないソフトバンクの歩み 膨張するソフトバンクの中核にある思想とは? 意外と知らないソフトバンクの歩み 2014/12/18 「ソフトバンク」と一口に言っても、グループ企業を合わせると社員数は7万人を超え、今や単なるIT企業や通信事業者という括りに収まり切らない。無謀とも思えるスピードで急成長を遂げたソフトバンク、その核となる「人材」は、どのように生み出されているのだろうか? 第1回は、同社のブランド推進室・杉田 弘明氏に、ソフトバンクの事業や歴史を、社員の働き方などについて話をうかがい、その実像に迫ってみた。