記事 経営戦略 なぜデータ活用は失敗する? 「売上」をゴールにするのがダメな理由 なぜデータ活用は失敗する? 「売上」をゴールにするのがダメな理由 2022/09/30 現在、多くの企業がDXやデータ活用に取り組んでいるが、成功している企業は決して多くはない。データをたくさん蓄積し、分析ツールもそろっているのに、なぜか価値のある知見が出てこない。あるいは、そもそもどうやって分析したら良いのかが分からない……。なぜ企業はこうした事態に陥るのか。実践的なデータ活用を支援する数々の著作を持ち、データ分析を武器にした問題解決家である柏木 吉基氏に、データ活用に失敗する企業の特徴や、成功させるために必要な手順・スキルを聞いた。
記事 データ戦略 なぜアステラス製薬は「フルクラウド」を実現した? 2027年問題を解決した方法 なぜアステラス製薬は「フルクラウド」を実現した? 2027年問題を解決した方法 2022/09/12 アステラス製薬では、2016年から基幹システムのグローバル統合プロジェクトに着手し、2021年に新たな基幹業務プラットフォーム「Apple」を作り上げた。「SAP S/4 HANA」への刷新、「Microsoft Azure」によるシステム基盤のクラウド化、アウトソース業務の見直しなど、さまざまな課題を同時にクリアするためにこの取り組みを率いた情報システム部長の須田真也氏に、いかに「フルクラウド」に舵を切りプロジェクトを完遂したか、情報システム部門としての考え方について話を聞いた。
記事 AI・生成AI 独特すぎるSUBARU(スバル)のDX戦略、わずか1年で成果を出した「データ活用」の秘密 独特すぎるSUBARU(スバル)のDX戦略、わずか1年で成果を出した「データ活用」の秘密 2022/09/12 自動車業界が100年に1度の大変革の時を迎え、CASE(Connected、Autonomous、Sharing、Electric)と呼ばれるテーマを軸に、その存在意義の再定義が始まっている。創業105年の歴史を持ち、世界シェア1%ながら、尖った技術で個性あふれるクルマづくりにまい進してきたSUBARU(スバル)は、この大変革にどう挑むのか。「スバルらしいDX」の取り組みの全体像を、情報システム部長の辻裕里氏に聞いた。
記事 データ戦略 アステラス製薬副社長に聞くDX、人×AIの共創で「成果1000倍」を実現 アステラス製薬副社長に聞くDX、人×AIの共創で「成果1000倍」を実現 2022/09/09 アステラス製薬は2021年5月に、2025年度までの「経営計画2021」を発表。この経営計画2021の実現に向けて、アステラス製薬がどのようにデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいるのか。戦略と方針、具体的な取り組み事例、DX人材に対する考え方を、代表取締役副社長 経営戦略担当(CStO)の岡村直樹氏と情報システム部長 須田 真也氏に聞いた。
記事 AI・生成AI 「AIにしか耐えられない脅威」へ備えられるか? ゼロトラストの盲点と解決策 「AIにしか耐えられない脅威」へ備えられるか? ゼロトラストの盲点と解決策 2022/08/30 セキュリティの世界では、何も信用しないことを前提にセキュリティ対策を構築する「ゼロトラスト」の考え方が主流となりつつある。しかし、同時に広がっているのが「ゼロトラストの実現は難しい」あるいは「ゼロトラストは理想論にすぎない」といった認識だ。なぜ、ゼロトラストは困難なのか、実現するには何が必要なのかを解説する。
記事 AI・生成AI 数億円のコスト削減を実現、某航空機エンジンメーカーの凄すぎる「AI活用術」 数億円のコスト削減を実現、某航空機エンジンメーカーの凄すぎる「AI活用術」 2022/08/29 企業のAI活用が加速する中、米国に比べてAI活用で成果を上げている企業が少ないという日本の現実が鮮明になってきた。なぜ、日本企業はAI活用がうまくいかないのか。ここでは、企業のAI活用を阻む5つの障壁(企業文化・目標・環境・人材・ツール)を解説するとともに、AI活用で成果を上げている企業の事例を紹介する。
記事 AI・生成AI 学習量は新聞2700年分。LINEのスゴイAI開発秘話と、「世界初」を支えるスパコンの実力 学習量は新聞2700年分。LINEのスゴイAI開発秘話と、「世界初」を支えるスパコンの実力 2022/08/26 ビジネスにおける人工知能(AI)の活用で、特にいま注目されているのが「大規模汎用言語モデル」で開発された自然言語処理のAIだ。たとえば、人間なのかAIなのか判別できないくらい自然な会話ができるチャットボットが、すでに開発されている。ただし、この技術が持つ可能性はそれだけにとどまらない。この分野で「世界初」の挑戦をしているLINEとその開発をシステムで支えるエヌビディアに、取り組みの詳細を聞いた。
記事 AI・生成AI 日本企業には真似できない?株価を約180倍にしたドミノピザの「経営変革」の秘密 日本企業には真似できない?株価を約180倍にしたドミノピザの「経営変革」の秘密 2022/08/17 IMD(国際経営開発研究所)が作成する世界競争力年鑑のデータを見ると、1990年代、日本の競争力は世界トップレベルの水準であった。しかし2021年になると、その順位は31位まで低迷している。さらに今、AIやディープラーニングの分野でも日本は"周回遅れ"との評価が定着している。なぜ、こうした事態に陥ってしまったのか。滋賀大学でデータサイエンスを教える河本薫氏とエヌビディアの井﨑武士氏に、日本企業の現状の課題と、打開の道筋を聞いた。
記事 データ戦略 日本郵政グループCDOに聞くDX、“日本全国民”の顧客情報基盤を目指す理由 日本郵政グループCDOに聞くDX、“日本全国民”の顧客情報基盤を目指す理由 2022/08/01 「リアルの郵便局ネットワークとデジタルとの融合」の実現に向け、現在、グループを挙げてデジタルトランスフォーメーション(DX)に取り組んでいる日本郵政グループ。2021年7月には、DX施策の推進や人材育成をミッションとする新会社「JPデジタル」を設立し、デジタル化の動きをさらに加速させている。同グループのCDO(最高デジタル責任者)およびJPデジタル CEOを兼任する飯田 恭久氏と、JPデジタルでCIO(最高情報責任者)を務める柴田 彰則氏に、同グループの現在地と今後目指す展望について話を聞いた。
記事 AI・生成AI 「AI vs 人」の俳句対決、北海道大 川村教授が説く「AIは芸術家になれるのか?」 「AI vs 人」の俳句対決、北海道大 川村教授が説く「AIは芸術家になれるのか?」 2022/06/23 AI(人工知能)の発達が目覚ましく、一部では人の能力をしのぐほど進化している。そのうちの1つがAIに俳句を詠ませる俳句AIだ。俳句の場合は人の「心」をくみ取る必要のある芸術的な価値観が問われるが、すでにAIが創作した一部の俳句は人が詠んでいるように感じるものにまで進化している。この俳句AIの研究を通して、人とAIがどう共存していくべきかが見えてきた。俳句AIの研究を進める、北海道大学 大学院情報科学研究院 教授の川村 秀憲氏が俳句AIの研究記録を交えながら、AIとのあるべき関わり方について解説した。
記事 政府・官公庁・学校教育 「デジタル田園都市国家構想」とは何か? 推進交付金や会議体をわかりやすく解説 「デジタル田園都市国家構想」とは何か? 推進交付金や会議体をわかりやすく解説 2022/06/16 政府は2022年6月1日、「第6回デジタル田園都市国家構想実現会議」を開催、地方における官民のデジタル投資を大胆に増加させるデジタル投資倍増に取り組む「デジタル田園都市国家構想基本方針(案)」を公表し、施策の全体像をまとめた(6月7日に閣議決定)。2021年度補正予算と2022年度予算案を合わせて総額5.7兆円を投じる。デジタル田園都市国家構想は、政府が「新しい資本主義」実現に向けた成長戦略、そして、デジタル社会の実現に向けた重要な柱に位置づけている。同構想の概要を解説する。
記事 経営戦略 住信SBIが実践する「DX」がスゴイ、顧客をファンに変える“データ活用”術 住信SBIが実践する「DX」がスゴイ、顧客をファンに変える“データ活用”術 2022/06/15 デジタルトランスフォーメーション(DX)の取り組みがあらゆる業界で浸透してきた昨今だが、それらの多くがITシステムや設備を導入するだけのいわゆるデジタル化にとどまっている。DXは本来、データ化された情報を基に新しいサービスや価値を創造して、イノベーションを起こすことが本質だ。こうした中、住信SBIネット銀行(住信SBI)では、その本質を正しくとらえてDXを進めることで、新規事業の展開や会社の成長につなげている。DXの具体的な取り組みと、成功の秘訣を住信SBI 企画部 部長代理の松丸剛氏が明かした。
記事 AI・生成AI AI社会へ変革、自律分散型PDS(パーソナルデータストア)実現の衝撃 AI社会へ変革、自律分散型PDS(パーソナルデータストア)実現の衝撃 2022/06/10 データの時代といわれる今、世界では一部の大手IT企業がデータによる意思決定を独占的に行うことが問題視されている。一方の日本はDXが動き出しているものの、データの利活用についてはまだまだ遅れているのが現状だ。このままでは、今後のAIの社会実装にも障壁になりかねない。後発の日本が作るべきデータの共有基盤とはどういうものなのか。センシティブな問題をはらむPDS(パーソナルデータストア)はどう実現していくべきか。期待を集めるPLR(Personal Life Repository)とは。
記事 政府・官公庁・学校教育 Beyond 5Gとは何か? 総務省の戦略や6Gとの違いを解説 Beyond 5Gとは何か? 総務省の戦略や6Gとの違いを解説 2022/05/30 (株)ドローンネット 開発部 村上一幸 現在の光通信技術を装置、デバイス、光ファーバーの全体として超高速化、大容量化、低電力化を進めなければ、近い将来に達成することが出来ないと思う。 これらの技術を国が率先して民間を取り込み大規模に進めることが必要。
記事 デジタルマーケティング総論 トーア紡のIoT導入による「製造現場DX」、最大需要電力を10%削減し1年でコスト回収 トーア紡のIoT導入による「製造現場DX」、最大需要電力を10%削減し1年でコスト回収 2022/05/23 1922年創業のトーア紡コーポレーション(以下、トーア紡)は、羊毛紡績から事業をスタートし、現在はインテリア産業資材、衣料素材、エレクトロニクス、ファインケミカル、不動産、ヘルスケアなど、幅広い事業を展開している。同社では工場にIoTを導入し、これまで人が行ってきた使用電力量や温湿度などの管理をデジタル化し見える化することで生産性を高めている。トーア紡の事例をもとに、製造現場のDX推進を成功に導くカギを探る。
記事 政府・官公庁・学校教育 「ルール形成型市場創出」とは何か? 経産省調査が示す「新市場を創り出す方法」 「ルール形成型市場創出」とは何か? 経産省調査が示す「新市場を創り出す方法」 2022/05/06 日本の産業が世界と比べて低迷する中、カーボンニュートラルなどの社会課題解決を新しいビジネスの機会と捉え、ルールメイキングを活用し、新たな市場を形成する力が求められている。こうした経営環境において、経済産業省(経産省)は2022年3月22日、企業の市場を形成する力とその意識調査結果についてまとめた「市場形成力指標Ver2.0」を公表した。この調査をもとに、これからの企業に求められる「ルール形成型市場創出」について解説する。
記事 AI・生成AI アシックスも導入、「AI×IoT」基盤で事業が加速するワケ アシックスも導入、「AI×IoT」基盤で事業が加速するワケ 2022/04/22 AIデータやIoTデータなどの膨大なデータを効率的に使用するという観点から、エッジコンピューティングが注目を集めている。データを直接クラウドと接続するのではなく、間にエッジサーバをはさみ、そのエッジサーバでデータの処理や加工を行うことで、データ活用の高速化・効率化・低コスト化が実現できるからだ。これらの一連の流れをワンストップで提供するエッジプラットフォームも登場した。AIデータとIoTデータの同一次元での処理を可能にしているこのエッジプラットフォームについて、アシックス フットウエア生産統括部 カスタム生産部 などの導入事例を交えて解説する。
記事 デジタルマーケティング総論 丸亀製麺のヒットを生むマーケティングの秘密、「外食で最も数学的 かつ 直感的」 丸亀製麺のヒットを生むマーケティングの秘密、「外食で最も数学的 かつ 直感的」 2022/04/18 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、各業界でさまざまな変化を求められている。生き残りをかけ、本格的なデジタルトランスフォーメーション(DX)を行う企業も多い。そのような中、丸亀製麺ではお客さまに選ばれるブランドを目指して、社内外から集めたデータを活用・分析したマーケティングに力を入れている。具体的には、どのようなデータを、どのように活用しているのだろうか。丸亀製麺 マーケティング統括部 ブランド戦略部 グロースアナリシス課・課長である間部 徹氏に聞いた。
記事 クラウド CCoEとは何か? 「クラウド活用推進組織」の役割や体制、事例をわかりやすく解説 CCoEとは何か? 「クラウド活用推進組織」の役割や体制、事例をわかりやすく解説 2022/04/14 1 ビジネスにおけるクラウド利用は今やすっかり定着した感があるが、大きな成果を上げる企業がいる一方で、なかなか成果を上げられない企業も依然として多い。両者の取り組みを比べてみたときに、クラウド活用に成功している企業に見られるのが「CCoE(Cloud Center of Excellence)」と呼ばれる全社横断型の組織だ。ここでは、大日本印刷やNTTドコモの事例も交えて、CCoEについてその役割や体制、運用方法、事例などを解説する。
記事 デザイン経営・ブランド・PR マーケ担当者“必見”、驚くほど成果が出るGIS×人流分析、凄すぎる3つの特徴を解説 マーケ担当者“必見”、驚くほど成果が出るGIS×人流分析、凄すぎる3つの特徴を解説 2022/04/01 店舗運営や営業活動などでエリアマーケティングを展開する際、GIS(地理情報システム)の活用が加速している。従来のGISは、得られる情報が過去のデータに基づくものであり、精度にも課題があった。だがIoTやセンサー技術が発展した現在では、高い精度で即座に把握できるようになった。これを人流分析に活用すれば、リアルタイムだけでなく、1時間後の人流を予測することまで可能だ。GISなどで得られるデータはSaaS型のクラウドサービスを通して誰でも利用できるが、具体的にはどのように活用し、成果を出すことができるのか。
記事 経営戦略 標準必須特許(SEP)とは何か? ライセンス紛争の背景、日本と世界の対応とは 標準必須特許(SEP)とは何か? ライセンス紛争の背景、日本と世界の対応とは 2022/03/25 1 近年、通信技術などの標準規格を使用する上で必須となる「標準必須特許」(SEP)のライセンスを巡る紛争が各国で生じている。今回は、標準必須特許の定義から、こうした特許のライセンスの拡大やそれに伴う紛争、紛争の解決に向けた各国政府の対応に至るまで、そのポイントを分かりやすく解説する。
記事 政府・官公庁・学校教育 オードリー・タン氏がDXで重視した「たった1つの技術」 オードリー・タン氏がDXで重視した「たった1つの技術」 2022/03/16 いまや「デジタル先進国」と呼ばれるようになった台湾。同国のデジタル担当大臣は何を重視し、どのような取り組みを進めてきたでしょうか。取り組みでは7年で台湾を躍進に導いたオードリー・タン氏が重視した技術があったと言います。『まだ誰も見たことのない「未来」の話をしよう』より一部抜粋して紹介します。
記事 AI・生成AI GAFAMに共通する「デジタルマチュリティ」とは? 強さのカギを握る“データ戦略” GAFAMに共通する「デジタルマチュリティ」とは? 強さのカギを握る“データ戦略” 2022/03/04 市場環境が急変し続ける現在、データとAIを活用・分析してインサイトを得ることは非常に重要だ。実際、激動の時代に頭角を現してきたGAFAMのような企業は、「デジタルマチュリティ(デジタル化の成熟度)」が圧倒的に高い。これまでに起こった過去志向の分析に加えて、これらから何が起こり、それがなぜ起こるのか、という未来志向の分析を積極的に行い、そこから得た洞察を経営判断に迅速に取り入れているからだ。こうした企業から学ぶべきことの1つは、データ&AI戦略の見直しと高度化である。では具体的に、さまざまな社会課題が付きまとう21世紀において、どのようにデータ&AI戦略を打ち出すべきなのだろうか?
記事 AI・生成AI 「レスポンシブルAI」「AIライフサイクル」などAIとデータに関する5つの未来予測 「レスポンシブルAI」「AIライフサイクル」などAIとデータに関する5つの未来予測 2022/02/21 2021年はAIにとって過剰な期待を背負った年になりました。AIには圧倒的な存在感があるものの、目標の達成という成果はなかなか得られなかったからです。しかし、その一方で、2021年はAIの基礎作りの時期になりました。AIが、より責任を担うことができ、効率的で、しかも費用対効果の高い技術にするための基礎的な枠組みが築かれたのです。2022年は、過去の失敗から学び、より良いAI技術のある世界を構築する年となるでしょう。本稿では、AI開発支援のAppen 最高技術責任者(CTO)ウィルソン・パン氏が、AIの未来に関しての上位5つの予測と、これらの変化がAIテクノロジー全体に及ぼす影響について解説してくれました。
記事 政府・官公庁・学校教育 「技術スキル領域62位」の衝撃、日本のデジタル競争力が低い理由 「技術スキル領域62位」の衝撃、日本のデジタル競争力が低い理由 2022/02/10 新型コロナウイルス感染拡大の影響により、デジタルトランスフォーメンション(DX)の動きが加速し、企業は、価値を創出するビジネスモデルの展開が重要となっている。このような中、人材の思考・発想も大きな転換が求められ、特にデジタルや中長期的な視点も踏まえた人材育成やその根幹となる公教育のあり方も構造転換が必要だとされている。デジタル競争力を高めていくための教育・育成とは何か。学校の教育・人材育成システムと、企業現場のDX推進人材、そして、未来の人材像について政府の取り組みを踏まえて解説する。
記事 ストレージ ストレージの第一人者が語るデータシェアの可能性、東北で芽吹くスーパーシティとは? ストレージの第一人者が語るデータシェアの可能性、東北で芽吹くスーパーシティとは? 2022/02/09 デジタル技術の発達によって日々膨大なデータが生成され、その量や種類は年々増している。それらのデータをいかに有効に活用するかが、DX(デジタルトランスフォーメーション)実現の鍵を握っている。東北大学 電気通信研究所 ブロードバンド工学研究部門 教授の田中陽一郎氏が、“DXの原点”と語る「データシェア」(データの共有)の重要性と、これからのストレージ基盤の果たす役割について、東北大でのプロジェクト例を交えながら解説した。
記事 IT戦略・IT投資・DX テスラが示す本当の価値、DXに必要な「データ」とは、これまでと何が違う? テスラが示す本当の価値、DXに必要な「データ」とは、これまでと何が違う? 2022/02/01 人類が悠久の昔から連綿とつくり上げてきた狩猟社会、農耕社会、工業社会、情報社会。これに続く第5の新たな社会として、日本政府は「Society(ソサエティ)5.0」というコンセプトを提唱しています。それ以前の情報社会(Society4.0)の時代では、インターネットの出現によってデジタル産業が躍進し、その筆頭に躍り出たのがGAFAでした。そして5.0の時代では、あらゆるものがデータ化される時代となります。そのため、膨大な量のデータをいかに集め、分析し、活用するかについて、これからの企業は問われていくことになります。しかし、ただデータを集めればいいというわけではありません。書籍『日本企業のポテンシャルを解き放つ――DX×3P経営』(英治出版)を再構成して解説します。
記事 政府・官公庁・学校教育 「DX実践手引書 ITシステム構築編」とは? DXへの“技術的支援”を担う指南書の中身 「DX実践手引書 ITシステム構築編」とは? DXへの“技術的支援”を担う指南書の中身 2021/12/03 企業における「デジタルトランスフォーメーション(DX)」重要性についての認知は高まっているものの、DXを推進できるレベルに達していない企業が多いのが現状だ。情報処理推進機構(IPA)が2021年6月に公開した「DX推進指標 自己診断結果 分析レポート(2020年版)」によると、DX先行企業の割合は倍増したものの、全社戦略に基づく部門横断的なDXを推進できるレベルに達していない企業が約9割であるという。そうした中、IPAは2021年11月16日、DX未着手・途上企業の担当者向けの「DX実践手引書 ITシステム構築編」を公表した。企業のDX実現を技術的側面で支援する同書に関して、今回は特に重要な位置づけを占める「データ活用」に焦点をあて、同書の内容を解説する。
記事 データ戦略 超高精度の言語AI「GPT-3」は何がスゴい?要約、小説、コーディングなど広がる可能性 超高精度の言語AI「GPT-3」は何がスゴい?要約、小説、コーディングなど広がる可能性 2021/12/01 AIが記事を作り、小説を執筆し、問い合わせにチャットで回答することは当たり前になってきました。その背景にはAIの自然言語処理技術の飛躍的な向上があり、中でも2020年に登場したGPT-3はある種のブレイクスルーとしてAIの界隈以外にも広く知れ渡るようになりました。GPTは従来のAIと比較して、その規模やメカニズムにおいていくつかの注目すべき点があります。本記事では、そんなGPT-3について簡単に解説していきます。
記事 データ戦略 2020年代のIoT市場予測をITR 金谷氏が解説、関連テクノロジーの採用動向は? 2020年代のIoT市場予測をITR 金谷氏が解説、関連テクノロジーの採用動向は? 2021/12/01 産業界でデジタルシフトが進み、企業もIoTシステムのデータ分析や活用ニーズが増えてきた。それに伴い、IoTに関わる技術分野が多様化しており、各分野の技術開発や市場展開も活発な動きを見せている。このような状況を踏まえ、アイ・ティ・アールの金谷敏尊 氏が、テクノロジー活用の現状、IoT推進において考慮すべき課題と今後のトレンドについて説明した。今後のIoT市場を左右する「Hyper Scaler」とは。