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  • 2022/12/01 掲載

AKSでのWindowsコンテナランタイムは難しい?実際に体験してみた

山市良のマイクロソフトEYE

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前回は、マイクロソフトによるMirantis Container Runtime(旧称、Docker Enterprise、Docker EE)の2023年4月(当初の予定から6カ月延長)のサポート完全終了について説明しました。マイクロソフトは現在、Windowsコンテナのランタイムとしてcontainerdのみを正式にサポートします。これは最新のAzure Kuberenetes Service(AKS)で採用されているランタイムであり、オンプレミスではAKS on Azure Stack HCIが唯一のマイクロソフトのサポートが提供されるWindowsコンテナ環境ということになります。Kubernetesは複雑で難しいという印象を筆者自身が持っていましたが、主軸がAKSに移ることで、もう避けては通れません。
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今回は、AKSでのWindowsコンテナランタイムについて解説する

AKSへの良い入り口に?

 筆者は、Mirantis Container Runtime(MCR)やDocker Desktopの技術的なことには詳しいほうだと思いますが、アプリケーション開発者ではないため、プラットフォーム部分以外はベースOSイメージをそのまま、あるいは簡単なサンプルアプリをデプロイして終わりという感じで、これまでコンテナベースのアプリケーション開発に向き合ってきました。

 AKSという雲(クラウド)の上の何かしらに、アプリケーションをデプロイするというのは、フルマネージドサービスであるAKSはKuberenetesクラスターの管理が不要とはいえ、どこから手を付けて良いものかもわかりません。

 Kuberenetesで先行しているLinuxは公式/非公式な情報が充実しています。しかし、Windowsコンテナについてはそうとも言えません。マイクロソフトは2022年9月に、AKS上にWindowsコンテナのアプリをデプロイする3つのデモを公開しました。そこで、その中から1つ選んでAKSの公式ドキュメントと比較しながら作業することで、CI/CD(継続的インテグレーション/継続的デリバリー)というモダンなアプリケーション開発の良い入り口になるのではと考えました。
【次ページ】Pythonアプリコンテナ化のデモを試す

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