- 2025/10/03 掲載
【徹底比較】 AIエージェント「乱立」時代、バイブコーディング最強ツールの見極め方(3/3)
入門者向け「おすすめ導入法」
入門者向けには、以下の導入方法をオススメしたい。- IDE型の代表であるCursorを導入し、無料プランで契約。Pro版の2週間トライアルで、バイブコーディングの基礎を体験する。Cursorは個人向けのノウハウが多くネットにあるのでオススメだ。体験後はCursorを無料で使い続けても良いし、よりメモリを食わないVS Codeに乗り換えても良い。
- ChatGPTのPlusプランを契約し、Codex CLIをインストール。CursorもしくはVS CodeにもCodexの機能拡張をインストール。
- Gemini CLIをインストールして、手持ちのグーグル アカウントでログイン。CursorもしくはVS CodeのGemini CLI Companionをインストール。
実際に個人開発を行うときは、CursorもしくはVS Code上で開発を行い、Codex CLI+GPT-5-Cocdexをメインで使用する。チャット回数が足りないときや、大規模なファイルを処理するときはGemini CLIのGemini 2.5 Proを使う。
開発には、市場調査、仕様作成、マーケティングなども必要になる。そういうときは、WebのChatGPTを使う。特に仕様書作成をWebのChatGPTで行えば、Codex CLIの使用回数を節約できる。また、ChatGPTの「Deep Search」機能は市場調査や仕様策定の大きな味方となるので活用しよう。
これで月20ドル(約3,000円)で個人レベルとしては本格的なバイブコーディングが可能になる。月20ドルも節約したいなら、ChatGPT / Codexを止めてVS Code+Gemini CLIとなる。
なお、AI開発エージェントは設定によってコーディング性能が大きく変わり、それが開発コストを左右する。設定方法は「「ミスりがち」なバイブコーディング、成功に必須のAIエージェント「強化策3選」とは」の記事などを参考にして欲しい。
バイブコーディングで「何を作るか」が重要なワケ
バイブコーディングで重要なのは、「何を作るか?」の部分だ。CursorやWindsurfのPro版の無料体験期間も、何を作るか決めていないと、大した体験もできずに終わってしまう。そこで、「何を作るか?」についても積極的にAIを活用しよう。ChatGPTなどに「Cursorでバイブコーディングを始めました。初心者向けの開発テーマと仕様を考えてください。初心者でも理解しやすくシンプルなプロンプトも考えて」と依頼しよう。
試しにいくつか作って見た後に、自分の独自サービスの企画を練り、仕様を決め、開発し、リリースして宣伝する。その各段階でもAIを活用していこう。
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