- 2025/12/25 掲載
【Salesforce新機能】Agentforce360のスゴい実力、めんどい定型作業を激減させる方法
連載:イチからわかるSalesforce最強活用術
NTTテクノクロス株式会社 プリンシパルエバンジェリスト
入社時から大手量販店ECサイト構築や顧客のASPサービスの立ち上げにSEとして従事。
2007年の大手損保会社コールセンター更改案件を皮切りにCRMシステム関連業務に携わる。
2008年からSalesforce導入コンサルティング業務に関わり、2015年からはSalesforceのエバジェリストとして
技術情報の発信やSalesforceのユーザーグループやコミュニティでの活動に積極的に参加。
2017年に日本初となる非開発者系でのMVPを受賞し、2023年にMVPの殿堂入り。
2017年のDreamforceでは日本初のGolden Hoodie Awardを受賞するなど、業界内での認知度は非常に高い。
「Dreamforce 2025」で発表された“新たな企業像”
セールスフォースは、2025年10月に米国サンフランシスコで開催した、同社最大級のイベント「Dreamforce 2025」で、Salesforceプラットフォームの将来に関する戦略的な転換点を明確に示しました。今年のメインテーマは、従来と異なりAIを単なる生産性向上ツールとして見るのではなく、ビジネス目標に基づき自律的な行動を取る「エージェント(Agent)」が業務を遂行する「Agentic Enterprise(エージェント型企業)」に向けたビジョンでした。
Agentic Enterpriseとは、AIが人間の指示を待つのではなく、企業の目標に沿って自律的に業務を遂行する仕組みを持つ企業のことです。
セールスフォースのマーク・ベニオフCEOは、このAgentic Enterpriseに向けた同社の製品戦略が、同社が提供するAIエージェント「Agentforce」を発表してわずか1年で「完全な現実」として立ち現れたことを強調し、AgentforceがSalesforceプラットフォームの完全な未来を形作るというメッセージを打ち出しました。Agentforceの技術は、人間とAIエージェントが協調して顧客成功を推進する新しい時代の基盤となります。
では、こうした戦略転換を踏まえた上で、Dreamforce 2025ではどのような発表された主要な技術革新が発表され、Salsfroce管理者の役割はどう変わっていくことが見込まれるのでしょうか。 【次ページ】「めんどい定型作業」から解放してくれる新機能とは
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