- 2025/12/19 掲載
【GitHub×AI活用術】初心者は必見、バイブコーディング時代の「必須知識」を徹底解説
1963年生まれ。Webコンサルタント、プロデューサー、編集者、ライター、エンジニア。90年代のIT雑誌を皮切りにWebクチコミサイト、SNS、電子書籍出版システム、ニュースメディアのグロースなどで、時代を先取りしてきた。
GitHubで「よく使われる」機能とは
GitHubには多くの機能がある。主要なものを挙げると、Git(バージョン管理)、Issue(課題管理)、Pull Request(変更提案)、Actions(自動化)、Pages(Webホスティング)、Project(プロジェクト管理)、Discussion(議論)、Wiki(ドキュメント)などだ。このうちProject、Wiki、Discussionについては今回は紹介しない。これらはチーム開発では有効だが、個人開発ではNotionやSlackなどのツールで代替できるし、その方が便利なことも多い。
個人開発者によく使われているのは、Gitのコア機能とGitHub Pagesだ。ただし、Gitをよく言われる「ゲームのセーブポイント」だと思っていると、コードの管理が破綻することもある。
GitHubは開発したソースコード(プログラムコード)とその修正履歴を保管する「Git」の保管庫をクラウド上で提供する。これが根幹となる基本機能だ。このGit保管庫では、ひとつのソースコードに「main」や「feature」などの名前を付けて複数の状態を保存できる。この状態を「ブランチ」と呼ぶ。通常は「main」ブランチが基本となる。
「GitHub Flow」はGitを誰でも安全に利用するための作法で、「mainブランチを壊さない」ためのものだ。1.mainから2.ブランチを切り、3.作業してコミット、4.Pull Requestで変更を提案、5.レビュー後にmainへマージ。この5ステップを繰り返すことで、本番環境のコードを常に安定した状態に保てる。
この流れを守ることで、開発中のコードと本番環境のコードを安全に分離できる。
ここで出てきた「ブランチ」という言葉は、Gitの重要な概念だ。次のセクションで詳しく見ていこう。 【次ページ】【初心者必見】バージョン管理で重要な「4つの概念」
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