根岸 智幸
1963年生まれ。Webコンサルタント、プロデューサー、編集者、ライター、エンジニア。90年代のIT雑誌を皮切りにWebクチコミサイト、SNS、電子書籍出版システム、ニュースメディアのグロースなどで、時代を先取りしてきた。
生成AIを使ってソフトウェア開発をするバイブコーディングの勢いは増すばかりだ。OpenAIやグーグルなど生成AI大手はGPT-5-CodexやGrok Code Fast 1など、コーディング能力を向上した新モデルを次々と投入し、AI開発エージェントの開発競争と新規参入も過熱している。その一方で、プログラミング未経験者がソフトウェア開発に参入することで、セキュリティ問題や作成したアプリやサービスの持続性の問題といったトラブルが発生してしまう。CursorやClaude Codeのような開発用AIエージェントを適切に使いこなすため必要な知識を、生成AIを活用して時短で習得するテクニックを紹介する。
メタがXRヘッドセット「Meta Quest(以下、Quest)」シリーズのOSを「Meta Horizon OS」として外部に公開することを発表した。自社でQuestシリーズの開発も続けるが、レノボやASUSなどのサードパーティにも提供する。そのきっかけとなったのは、おそらくアップルのXRヘッドセット「Apple Vison Pro(以下、Vision Pro)」の登場だろう。グーグルも早ければ、日本時間の15日深夜から開催されるGoogle I/Oで「Android XR」を投入する可能性がある。次のラウンドに突入したXR領域の次のコンピューティングプラットフォームの今後について考えていこう。