- 2025/12/31 掲載
ソフトバンクグループ、OpenAIへの追加出資225億ドルを完了 持分約11%、AI戦略加速
総額410億ドル超の投資が完了、AGI実現に向けたOpenAIのAI開発を後押し
今回の追加出資完了を受け、ソフトバンクグループのOpenAIへの投資規模が約400億米ドル(約5兆円超)規模で、個別のトランシェ(分割払い込み)として8億ドル、10億ドル、さらに今回の最終約225億ドルが実行されたと伝えている。SoftBankの投資は直接投資と共同投資の組み合わせで行われており、世界的なAI企業への大規模資金提供として注目されている。
この投資はOpenAIが推進する大規模AIモデルやインフラ(データセンター等)の構築を支え、SBGが掲げる「AI戦略」の中核となる。報道によれば、OpenAIはOracleなどのパートナーとともに「Stargate Project」と呼ばれる大規模データセンター計画を進めており、SBGの資金提供はこれらの取り組みを加速する狙いがあるとされる。
今回の投資完了は、ソフトバンクグループがAI領域での存在感を強める戦略の一環だ。これまでソフトバンクグループはARMやAIシステムの基盤整備を進めるほか、Nvidia株の売却などで資金を捻出しながらAI関連投資を重視してきた。こうした動きはソフトバンクグループがAIの物理的インフラからAI研究開発支援まで一貫したポートフォリオを構築する試みと見られている。
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