• 2026/02/03 掲載

【プロンプト神7】Claude Codeで“地味作業”消滅、Excel作業も「秒で終わる」凄ワザ(3/3)

連載:きょうから使える生成AI仕事術

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■神ワザ2:複数の請求書PDFからExcel一覧表を作成
 大量にあるPDFの請求書から「取引先名・日付・金額」を抜き出し、一覧表を作成します。最大のポイントは、読み取り不可なファイルを「failedシート」として分離し、手作業のフォローを最小限にすることです。

・プロンプト
work/input/invoices/ の請求書PDFから、
取引先名 / 請求日 / 金額 を抽出して work/output/invoice_summary.xlsx にまとめてください。

要件:
- mainシート: invoice_list(1行=1PDF)
- 列: file_name, vendor, invoice_date, amount, currency, notes
- 抽出できないPDFは failedシートに file_name と理由
- まず「テキスト抽出できるPDFか(スキャンか)」を判定して報告してから進めて
- OCRが必要な場合は、勝手にインストールせず、候補と手順を提示して私のOKを取る
 成功率を上げるには、スキャンされたPDFは精度が落ちるため、最初から“failedシート”への振り分けを前提にすることがポイントです。また金額は誤抽出しやすいため、最後に「上位10件の目視確認リスト」を作らせると、最終確認が劇的に楽になります。

■神ワザ3:大量のファイルを整理して事故ゼロ運用
 分散された大量にあるファイルをルール通りに仕分けします。

・プロンプト
work/input/messy_files/ のファイルを、更新日ベースで YYYY-MM フォルダに振り分けてください。

要件:
- まず dry-run を作成して、移動予定リストを work/output/move_plan.csv に出す(from,to)
- 私がOKしたら実行
- 削除は一切しない
- 実行ログを work/logs/move_log.txt に残す
 ポイントは実際に動かす前に移動予定リストを出力させて、人間が納得してから実行させるフローにある点です。

 ファイルがきれい整理されれば、その後の集計や分析など、自動化ステップが驚くほどスムーズに進むようになります。

■神ワザ4:競合価格チェックを「まずは半自動」で
 競合の価格チェックを“半自動”で行います。最初から「完全自動」を目指すと、Webスクレイピングには規約・ブロック・構造変更があるので、エラー対応が多く発生します。そのため、手動で結果を確認できるツールとして安定させ、その後に自動化へ移行するのが堅実です。

・プロンプト
work/input/competitors_urls.txt のURLから、商品名と表示価格を取得し、
work/output/price_check_YYYY-MM-DD.csv を生成するスクリプトを作ってください。

要件:
- robots.txtや利用規約に配慮し、アクセスは最小限
- 取得できない場合は failed_reason 列に理由(403/ログイン要求/構造不明など)
- まずは手動実行できる形にする(自動化は後で)
- 実行前に「方式」「注意点」「失敗時の扱い」をまとめて私に確認して
■神ワザ5:会議音声→文字起こし→要約→ToDoリスト
 音声ファイルを読み込ませるだけで、文字起こしから要約、ToDoリストの作成までを行う方法です。

・プロンプト
work/input/meeting_audio/ のmp3を文字起こし→要約するパイプラインを作ってください。

要件:
- まず選択肢を提示(ローカル実行 / 既存文字起こしを使う 等)
- 外部サービスにアップロードする案は出してもいいが、勝手に採用しない(私に確認)
- 文字起こし: work/output/transcript.txt
- 要約: work/output/summary.md(決定事項 / ToDo / リスク・未決 の3区分)
- ToDoはCSVでも出す: work/output/actions.csv(owner,task,due_date)
 ポイントは、会社の機密情報を含むなどの場合、AIが勝手にクラウドサービスを使わないよう、「勝手に採用しない」と釘を刺すことです。また、ToDoリストを作成することで、この後のアクションに直結する出力を得られます。

■神ワザ6:CSV→分析・グラフ化→PowerPointレポート
 CSVデータを分析し、そのまま会議で使えるレベルのPowerPoint資料を作成します。

・プロンプト
work/input/customer_data.csv を分析し、週次レポートのPowerPointを作ってください。

要件:
- 出力: work/output/weekly_report.pptx
- 含める図:
1) 年齢層別分布
2) 月別売上推移
3) カテゴリ別売上比較
- 各スライドに「読み取り方(示唆)を1~2行」
- まずスライド構成案(見出しだけ)を提示して私のOK後に生成
- 軸ラベル/単位/期間/母数の注記を必ず入れる
 いきなりスライドを作らせるのではなく、先に「見出し」だけを確認することで、論旨のズレを未然に防げます。

■神ワザ7:画像一括ウォーターマーク挿入
 自社制作の画像や商品写真などに、コピーライトなどの透かしを一括で入れます。

・プロンプト
work/input/images/ の画像すべてに右下へ「c 2026 Your Company」の透かしを入れてください。

要件:
- 元画像は絶対に上書きしない
- 出力: work/output/images_watermarked/
- まず3枚だけサンプルを作成(文字サイズ2案)して私に確認させて
- 私がOKしたら全件処理
 AIに「数パターンのサンプル」を作らせてから本番処理に入るため、文字の大きさや位置の失敗を防げます。

まとめ:今日から実行できる「3ステップ」

 以上を踏まえて、今日から実行できる3ステップをまとめました。手軽に実行可能なので、まずは試してみてほしいです。

ステップ1:Claude CodeをVS Codeで入れて、ファイル整理だけやる
 VS Code拡張の導入は最もスムーズに実行でき、差分も確認しやすいため、最初のステップとしておすすめです。

ステップ2:work/フォルダ運用+CLAUDE.mdを整える
 ここで“再現性”を担保できます。人が増えた場合でもスムーズに運用できるようになります。

ステップ3:Coworkは“専用フォルダ限定”で小さく試す
 Claude Coworkとは、Claude Codeと同じエージェントアーキテクチャをClaude Desktopの中で、ターミナルなしで使えるようにした研究プレビューです。Coworkの具体的な解説は別の機会にしますが、導入手順自体は簡単です。ただ研究プレビューなので運用設計が大事となります。

 Claude Codeで速くなるのは、作業時間だけではありません。“毎回の迷い”が消えて、再現性が出ます。これがClaude Codeの強さです。

 そしてCoworkは、「コードを触りたくない層」にとっての強い味方になり得ます。ただし、専用フォルダ・バックアップ・アクセス制限は必須です。そこを守れば、道具としてかなり期待できるでしょう。

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