• 2026/02/17 掲載

ソフトバンクとAMD、次世代AIインフラに向けたGPUリソースの最適配分機能を共同検証

要件に応じてGPUリソースを分割し、最適に割り当てる機能を開発

2
会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。
ソフトバンク株式会社と米AMDは2026年2月16日、次世代のAIインフラにおいて「AMD Instinct」GPUを活用するための共同検証を開始したと発表した。両社は、AIアプリケーションのモデル規模や同時実行数などの要件に応じてGPUリソースを分割し、最適に割り当てる機能を開発した。これにより、1つのGPU上で複数のAIアプリケーションを効率的に稼働させることが可能となる。
photo
(画像:ビジネス+IT)
 ソフトバンクは、AIと通信機能を融合させる次世代社会インフラ「AI-RAN」の構築を推進しており、今回の検証もその一環となる。生成AIの普及に伴い、大規模言語モデル(LLM)などを利用するアプリケーションの需要が急増しているが、モデルによって必要な計算資源は大きく異なる。従来のようにGPUを一律に割り当てる運用では、リソースの不足や余剰が生じやすく、インフラの利用効率が課題となっていた。
 
画像
ソフトバンク×AMD 次世代AIインフラに向けたGPU最適化技術(図版:ビジネス+IT)

 この課題を解決するため、ソフトバンクは計算資源の管理とAIアプリケーションへの最適配分を担う「オーケストレーター」の開発を進めてきた。今回の共同検証では、AMDのデータセンター向けGPUであるAMD Instinctが持つ「GPUパーティショニング機能」を活用できるようオーケストレーターを拡張した。この技術により、物理的に1つのGPUを複数の論理デバイスとして扱うことができ、アプリケーションの要求に合わせて柔軟にリソースを配分できる。

 検証の結果、拡張されたオーケストレーターを用いることで、GPUリソースに無駄な余剰を生じさせることなく、複数のAIアプリケーションを効率的に同時稼働できることが確認された。ソフトバンクの先端技術研究所を統括する湧川隆次氏は、AMDとの連携によって単一GPU上での複数AIアプリの運用がより効率的になったとし、今後も計算資源の利用効率向上に取り組む姿勢を示している。

 両社は今後も、AMD Instinct GPUの次世代AIインフラへの活用に向けた技術評価を継続する方針だ。また、この成果は2026年にスペインのバルセロナで開催される「MWC Barcelona 2026」にてデモンストレーションが行われる予定である。

評価する

いいね!でぜひ著者を応援してください

  • 2

会員(無料)になると、いいね!でマイページに保存できます。

共有する

  • 0

  • 0

  • 0

  • 0

  • 1

  • 0

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます

AI・生成AIの関連コンテンツ

あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

基本情報公開時のサンプル画像
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます

基本情報公開時のサンプル画像