• 2026/05/01 掲載

Gemini チャットから、PDFやExcelなどファイルを直接生成可能に

PDF、Excel、Word、Markdownまで10種類以上のファイル形式に対応

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Googleは2026年4月29日、「Gemini」のチャット画面から直接PDFやExcel、Wordなどのファイルを生成し、ダウンロードできる新機能を発表した。コピーアンドペーストによる手動での書式調整を不要とし、ユーザーの作業負担を軽減する。本機能はGeminiのWeb版およびモバイル版の全ユーザーに向けて、全世界で提供が開始されている。
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(画像:ビジネス+IT)
 これまでAIチャットボットで作成した文章や表データを業務で利用するには、回答テキストをコピーして別のアプリケーションに貼り付け、手動で体裁を整えるプロセスが不可欠だった。今回のアップデートにより、ユーザーはGeminiに対するプロンプト内で希望するファイル形式を指定するだけで、完成したファイルを直接取得できる。

 対応するファイル形式は多岐にわたる。文書作成向けにはPDF、Microsoft Word(.docx)、Googleドキュメント、プレーンテキスト(.txt)、リッチテキスト(.rtf)をサポートする。データ処理や表計算向けにはMicrosoft Excel(.xlsx)、CSV、Googleスプレッドシートへの出力が可能だ。さらに、GoogleスライドやLaTeX、Markdownといった形式にも対応している。

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【図版付き記事はこちら】Geminiが、チャットからPDFやExcelなどのファイルを生成可能に(図版:ビジネス+IT)

 操作プロセスは簡素化されている。「作成した予算案をExcelファイルとしてエクスポートして」や「ブレインストーミングのアイデアを整理して1ページのPDFにまとめて」といった自然言語によるプロンプトでファイルが生成される。マルチモーダル入力機能とも連携しており、手書きメモやドラフト書類の画像をアップロードして内容を読み取らせ、指定形式のデジタルファイルに変換することも可能だ。生成されたファイルはローカル環境へのダウンロード、またはGoogleドライブへの直接保存を選択できる。

 本機能の背後には、コード実行(Code Execution)ツールの統合がある。Geminiはユーザーの指示に基づいてPythonなどのスクリプトを動的に生成・実行し、構造化されたデータやドキュメントを出力する。言語モデルによる単なるテキスト出力の枠を超え、実用的なファイルを構築するシステムとして機能している。

 新機能の導入により、Geminiはアイデア出しから成果物の作成までを単一のチャット画面内で完結させる生産性ツールへと移行した。Google Workspaceのファイル形式にとどまらず、ビジネス現場で広く利用されるMicrosoft Office形式やオープンな規格を網羅したことで、異なるプラットフォームを利用するユーザーの利便性を確保している。

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