- 2026/07/23 19:01 掲載
アルファベット売上高24%増、Google Cloudが82%成長 AI投資を加速、純利益は4倍
主力のGoogle Servicesは15%増の945億4,000万ドル(約14兆9,373億円)となった。Google検索などは17%増の632億7,100万ドル(約9兆9,968億円)、YouTube広告は13%増の110億5,500万ドル(約1兆7,467億円)、サブスクリプション・プラットフォーム・デバイスは15%増の129億1,100万ドル(約2兆399億円)。検索に搭載したAI機能がクエリーの増加を促したとしている。
Google Cloudの売上高は82%増の247億6,800万ドル(約3兆9,133億円)と急伸した。営業利益は前年同期の28億2,600万ドルから88億1,400万ドル(約1兆3,926億円)へ3.1倍に拡大した。企業向けAIインフラ、AIソリューション、GCPの基幹サービスが寄与した。
スンダー・ピチャイCEOは「AIへの投資は、事業のあらゆる領域で可能性を再定義している」と述べた。
生成AIの利用指標も伸びた。Geminiモデルは1分当たり220億APIトークンを処理し、Geminiアプリの月間アクティブユーザーは9億5,000万人に達した。Fortune 100企業の約9割がGemini Enterpriseを利用しているという。ピチャイ氏は、AI機能が検索クエリーの増加につながっているとも説明した。
普通株主帰属純利益は298%増の1,121億700万ドル(約17兆7,129億円)、希薄化後1株利益は9.11ドル(約1,439円)だった。ただ、増益の大半は保有株式の評価益による。
債券・株式などに伴うその他収益は979億8,300万ドル(約15兆4,813億円)に膨らみ、このうち株式関連利益は990億3,100万ドル(約15兆6,469億円)。同社によると、株式関連利益は純利益を771億ドル(約12兆1,818億円)押し上げた。
設備投資額は前年同期の224億4,600万ドルから449億2,400万ドル(約7兆980億円)へ倍増した。営業キャッシュフロー390億6,900万ドル(約6兆1,729億円)を上回ったため、フリーキャッシュフローは58億5,500万ドル(約9,251億円)の赤字となった。
アルファベットは6月、AIインフラと世界的な計算資源の拡張などに充てるため、普通株と強制転換優先株で496億ドル(約7兆8,368億円)を調達。第2四半期には社債でも203億ドル(約3兆2,074億円)の手取り資金を得た。AI需要を取り込む一方、巨額投資を支える資金調達も並行して進めている。
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