- 2026/09/09 06:40 掲載
PCのファイルを直接扱えるAIエージェント“4種”比較…Claude・ChatGPTら結局どれ?(2/4)
ChatGPT Work:いつものChatGPTアプリから使える
2026年7月に提供が開始された「ChatGPT Work」は、分析や調査、文書作成といった複数の工程を含む仕事を実行し、レポートや資料といった成果物を作るためのエージェントだ。ローカルファイルを扱う場合はデスクトップアプリを使用する。このアプリは、通常のChatGPTの「Chat」と、AIエージェントの「ChatGPT Work」を上部のタブで切り替えられる。なお、ChatGPTのアプリ名が「ChatGPT Classic」となっているものは古いバージョンなので、ChatGPT Workを使うには最新版のデスクトップアプリを新たにインストールする必要がある。
ここでは、部署の毎月の売上高や受注件数などをまとめた月次報告書を作成する状況を想定した。前月の報告書をテンプレートとして使い、今月の実績データを反映した新しい報告書を作らせてみる。用意したのは、作成済みの月次報告書、新たに作成する報告書に記載する情報をまとめたテキストファイル、売上高や受注数などの実績を記載したCSVファイル、報告書に載せる数字の計算式や端数処理ルールなどを記載したテキストファイルの4点だ。これらのファイルを同じフォルダにまとめておく。
続いて、アプリの入力欄の「+」ボタン→「ファイルとフォルダー」から、そのフォルダを選択。指示では、前月資料の章構成や表現の粒度を踏襲して今月の数値やトピックを反映すること、達成率や前月比は定義ファイルに従って計算すること、データにない原因を断定しないこと、完成したWordファイルを元のフォルダへ保存することを指示した。
エージェントは各ファイルを順に参照し、主要KPI、目標達成率、前月比、好調項目、注意項目、主な出来事、翌月の確認事項といった項目を含む月次報告書を作成した。参照資料と出力条件をしっかりそろえておけば、毎月繰り返す定型レポートを、データの差し替えだけで作り直せるのが強みといえる。
なお、Claude CoworkとChatGPT Workは、機能や適した用途がかなり近い。そのためツール選定では、いずれかをすでに契約しているのであれば、使い慣れたそちらを使う形でよいだろう。 【次ページ】Manus My Computer:クレジット制で無料でも試せる
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