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- 2026/10/30 15:20 掲載
NTTデータ経営研究所「SPARK」始動、3本柱で稼働は1本…AIが「兆し」を読む仕組みは?
SPARKは「Strategic Perspectives on AI Research and Knowledge」の略称で、3つのオファリングで構成する。外部環境の変化の把握から、企業内の知識の活用、AIを活用した業務変革までを一気通貫で実現できるとしている。
1つ目の「AI Foresight & Intelligence」は、AIが市場・技術・規制・競合などの最新の変化を捉え、人間の判断で学習をループさせながら、事業機会とリスクの影響を分析するもの。
2つ目の「AI-era Knowledge Management」は、企業内に分散したナレッジを整理・構造化し、AIや業務で再利用できる組織知へ転換するもの。3つ目の「Agentic AI Adoption Practice」は、業務プロセスや意思決定のあり方をAIエージェントを前提に再設計し、実証・導入を支援するものだ。この2つは、いずれも今後の提供予定となっている。
同社は背景として、経営環境の不確実性の高まりを挙げる。世界最先端の変化の「兆し」を捉え、確かな情報にもとづいて判断することが企業の競争力を左右する一方、外部の専門的な最新情報や社内の知識・経験は各所に分散しており、実行に移す意思決定は容易ではないという。AIの進化で、膨大な情報から意味ある「兆し」を抽出できるようになったと説明している。
今回提供を始めたAI Foresight & Intelligenceは、AIによる継続的なモニタリングと、専門家・現地調査、人による判断を組み合わせ、将来の変化を戦略的な意思決定につなげる。複数の将来シナリオを描いて、顧客企業にとっての機会・リスクや戦略上の選択肢を整理する。
残る2つのオファリングは順次リリースする予定だが、具体的な時期は示していない。料金などの詳細も、発表では明らかにされていない。
グローバルビジネス推進センターのジャイ・ラール マネージャーは「AIの進化は、多くの企業がそれを事業価値へと転換するスピードを上回っています」とコメントしている。
では、なぜ同社は、AIが拾った「兆し」を人間の判断にくぐらせる設計を選んだのか。背景には、エージェント型AIの先行きを占う調査会社の厳しい予測と、図で示された5段階の仕組みがある。
・AIが担う工程と人間が握る工程、5段階の分かれ目
・調査会社が示す、AIエージェント案件「中止」の見通し
・3つの柱のうち残る2つ、出そろう時期は
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