• 2026/01/15 掲載

NTTデータ経営研究所が調査、AI普及の鍵は安心感 データ削除可能なら8割が許容

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NTTデータ経営研究所は2026年1月14日、「AI活用を前提としたサービスにおける消費者意識に関する調査」の結果を発表した。
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(出展:NTTデータ経営研究所プレスリリース)
 NTTドコモビジネスXが提供する「NTTコム リサーチ」のモニターを対象に、全国の15歳以上の男女1,036人から回答を得たものである。

 調査によると、AIサービスを利用する上での最大の障壁は技術的な機能ではなく、データ利用に対する「不安」であることが浮き彫りになったという。自身の入力データについて「いつでも自由に削除可能」(60.3%)または「一定期間後に削除可能」(16.9%)と明示されていれば、回答者の約8割がサービスの利用を許容する姿勢を示した。

 サービス選択時に重視する要素としても、「利用料金の妥当性」に次いで「使いやすさ」「サービス概要のわかりやすさ」「プライバシー保護」が上位に並び、多機能さよりも安心感が求められている実態が明らかになった。

 また、AIが期待外れの回答をした際の寛容度についても調査が行われた。キャラクター性を持たせたAIの場合、見た目や口調で利用意向が変わると答えた層の半数以上(51.2%)が、誤った結果に対しても寛容になれると回答したという。

 興味深いのは、見た目は動物やアバターが好まれる一方、口調に関しては90.1%が「丁寧な敬語・ビジネス口調」を支持している点だ。フレンドリーな外見と礼儀正しい口調の組み合わせが、心理的な受容性を高める可能性がある。

 AIによる作業指示の受け入れについては、「簡単な作業レベル」であれば46.0%が許容したものの、「重要な意思決定の指示」を受け入れられるのは16.3%にとどまった。同社は、AIを主体とするのではなく、あくまで人間の判断を支える「裏方」として位置付ける設計が重要だと分析している。

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