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- 2026/11/06 16:48 掲載
KDDI、newmoと資本提携 自動運転タクシー2028年商用化へ、先行する2027年組を追う
3社は、2028年に大阪府堺市で自動運転タクシーの商用化を目指す。商用化の当初は、セーフティードライバーが同乗して運行する想定という。
KDDIは、通信、AI計算基盤、遠隔監視、高精度位置測位を提供し、newmoの自動運転技術と組み合わせる。newmoは、タクシー事業と自動運転タクシー事業の運営に加え、自動運転・配車アプリ・運行システムの提供や、走行データの収集と自動運転AIの開発を担う。KDDIスマートモビリティは、遠隔監視や運行支援の知見を提供する。
堺市で開発・検証した運行機能は、全国の地域交通事業者へ提供することも検討する。KDDIスマートモビリティのAIオンデマンド交通や自動運転バス・シャトルとも連携させる考えだ。将来は、KDDIグループの通信・金融・小売サービスなどと組み、新サービスの創出を目指すという。
背景には、地域交通の担い手不足がある。運転手不足や路線バスの減便・廃止で交通空白が広がるなか、政府は2030年度までに、バスやタクシーなどの自動運転サービス車両を全国で1万台導入する目標を掲げている。
3社は以前から連携してきた。KDDIとKDDIスマートモビリティは、newmoが事務局を務める「堺市自動運転タクシー実装コンソーシアム」に参画している。newmoは自動運転AIモデルの学習に、KDDIのAI計算基盤を使ってきたという。
newmoの青柳直樹社長は、全国で約1,900台規模のタクシーを運行していると説明したうえで、資本面でもパートナーとなることで、長期的な視点で共に取り組める体制が整ったと述べた。KDDIの勝木朋彦取締役執行役員常務は、通信とAIが労働力を補完する社会を見据え、共創していく考えを示した。
国内では、トヨタとウェイモが2026年10月30日、2027年から日本国内で自動運転タクシーの初期運行を始めると発表している。
では、先行する競合を前に、newmoとKDDIの連合はどこで勝負をかけるのか。背景には、newmoのここ1年あまりの事業転換と、東京で動き出した複数の競合陣営の計画がある。
・newmoは出遅れ組なのか、事業転換の経緯と2026年の急加速
・東京で先行するウェイモ陣営、日産・ウーバー陣営との差
・堺に仕掛けた、地元の電力会社まで巻き込む体制
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