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- 2026/11/06 18:16 掲載
アカマイ、AI基盤の複数年契約が今年140億ドル超に CDN大手は2028年に70億ドル超へ
事業別では、セキュリティが6億2,200万ドルで9%増。CDNなどの「配信およびその他クラウドアプリケーション」は3億9,100万ドルで3%減った。AI向けの基盤を含むクラウド基盤サービスは1億900万ドルで、前年同期から34%伸びた。
利益面では、GAAP(米国会計基準)ベースの営業利益が1億900万ドルと35%減り、営業利益率は10%と6ポイント低下した。非GAAPの営業利益は2億8,600万ドルで11%減、営業利益率は25%だった。希薄化後の1株利益は、GAAPが0.77ドル(21%減)、非GAAPが1.77ドル(5%減)となった。
トム・レイトン最高経営責任者(CEO)は「クラウド基盤サービスで非常に大きな進展があった。今年これまでに署名した複数年契約は140億ドル相当を超えた」と説明した。同社は9月にも、アンソロピックと7年総額116億ドルのクラウド契約を結んだと発表している。
今回あわせて、新サービス「Akamai Inference」と「Akamai Agent Sandbox」の開始を明らかにした。前者は、企業が自社データでオープンウェイトのAIモデルを構築・調整して動かすためのサービス。後者は、AIエージェントを厳格に管理した範囲内で実行するためのサービスという。
今後の見通しも示した。2027年のクラウド基盤サービス売上は11億~13億ドルを見込み、全社売上は為替調整後で前年比17~22%の増加を予想する。2028年の全社売上は70億ドルを上回る見通しだ。レイトンCEOは、クラウド基盤サービスの勢いなどを踏まえ、2027年に全社の売上成長が加速するとの見方を示した。
では、売上の1割弱にとどまるクラウド基盤サービスで、アカマイは本当に全社の成長を引っ張れるのか。
背景には、2028年目標の重さを測る数字と、決算の陰に隠れた資金面の動きがある。
・2028年の70億ドル超は、今の何倍の規模なのか
・利益率6ポイント低下のなか、自社株買いは止まった
・Akamai InferenceとAgent Sandboxの提供条件の実像
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