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- 2026/11/06 19:14 掲載
ロート製薬、顧客279万人分が漏えい 通話音声にカード番号9,715人分 通販電話から侵入
顧客管理システムでは、氏名、住所、電話番号が対象となった。漏えい等の対象となった顧客は2,797,545人。ただし、対象者やデータの内容によって含まれる項目は異なり、一部の項目に限られる顧客もいるとしている。
電話システムでは、商品の問い合わせや注文内容など、通信販売に関する通話音声データが取得された。対象は、2025年9月10日~2026年9月5日のうち同社が示した期間に、通販へ電話した顧客の通話である。このうち一部の通話音声には、クレジットカード番号と有効期限が含まれており、該当する顧客は9,715人。セキュリティコードやパスワードなどの認証情報は、同社が聞いておらず、取得・保存もしていないため、今回取得された情報には含まれないと説明している。
原因は、通信販売の顧客対応に使う電話システムのアカウント情報が第三者に不正利用され、同システムへ侵入されたこと。顧客管理システムの情報は、電話システムを経由して取得されたという。外部の専門機関による電話システムの調査は、2026年10月16日に完了している。
同社は事案の発覚後、関係するアカウントの利用停止とパスワードの一斉変更を実施した。電話口でのカード番号の聴取は停止し、書面による支払い手続きに運用を見直している。警察と個人情報保護委員会にも届け出ている。
対象の顧客には、郵送やメールで個別に案内している。カード情報が含まれる顧客には、2026年9月以降の利用明細書に身に覚えのない請求がないか確認するよう求めた。同社はカード会社と連携して対象カードの取引監視を続けており、再発行の費用を顧客が負担しないよう、カード会社に依頼しているという。
現時点で、本件に起因すると考えられる二次被害は確認されていない。一方で同社は、なりすましメールなどのおそれがあるとして、不審な連絡には応じないよう呼びかけている。
では、9月の初報から約2カ月、ロート製薬の説明は何が変わり、何がまだ分かっていないのか。公表のたびに書き換わった被害の輪郭と、いまも説明のない空白が、時系列を並べると見えてくる。
・9月の初報から11月6日まで、公表内容はどう変わったか
・通話音声の対象期間に残る、2つの空白
・調査完了から公表までの21日間と、残された確認事項
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