開閉ボタン
ユーザーメニュー
ユーザーメニューコンテンツ
ログイン

  • 会員限定
  • 2009/06/08

PC管理でコスト削減、野村総合研究所がセミナーを開催--「チェンジマネジメント型改革」を推奨 (2/2)

PC管理の改善点の発見は宝探し


野村総合研究所
主席システムコンサルタント
岡崎誠氏

 岩瀬氏のあとを受けて、講演を行ったのが、野村総合研究所 主席システムコンサルタント 岡崎誠氏だ。岡崎氏は冒頭、PC管理でも「覚醒」が求められると指摘。PC管理は、大きな手間とコストがかかっていながら、現状もPC導入時の管理手法のままの企業が多い。岡崎氏がコンサルティングを行う企業では、リテラシの変化やPC管理技術の進歩、今では不要な手続きの残存、改善点の潜在化など、多くの問題を内包しているケースが散見されるという。

 特に、次の6点について心当たりのある企業は「覚醒」が必要とした。

・現地作業は必ず技術要員がしている
・移設・更新は一大イベント
・報告のための会議が多い
・印象議論が事実議論より多い
・協力会社へは人月ベースの支払い
・3年以上、価格見直しがされていない

 岡崎氏は、「現在」にフィットしたPC管理のため、管理方法を再考する必要性を訴えた。中でも野村総合研究所が考えるPC管理では、維持管理や足回り、保守技術といった現場の作業だけではなく、効果的なPC管理を行えるために、経営や内部統制、制度や文化といった側面から、バックアップしていくという。

 具体的に同社は、コンサルティングに入る前に、無償で受けられるPC運用診断サービス(アセスメント)を提供している。こうした診断結果をもとに、どういう問題があって、それをどう解決していくのかを提示していくという。

 野村総合研究所は、こうした診断結果や企業文化に基づき、既存体制のままで改革を実施していくのか、またはゼロベースで改革を行うのか、さらに実行ベンダーの変更も視野に、コントローラの変更を行っていく「チェンジマネジメント型改革」とするべきなのかを、ユーザー視点でコンサルティングしていく。

 その中でも岡崎氏は、チェンジマネジメント型改革を推奨。改革の実現性、変化の度合い、リスク、実現期間、コストといった面からバランスが取れている方法なのだという。

 こうした改革を手がけることを、岡崎氏は「宝探し」のようと表現。今回のセミナーに先駆けて出版した『野村総研の「覚醒型ビジネスモデル」がPC管理を変えた』から、「毎年同じように汗をかいているということでは意味がない、エレガントにやるのが偉いという風土の醸成につとめた」という言葉を引用し、PC管理の無駄を省く意味を改めて訴求し、講演を締めくくった。


セミナーの様子。PC管理に悩む多くの聴衆が聞き入っていた

経費削減 ジャンルのトピックス

経費削減 ジャンルのIT導入支援情報

PR

ビジネス+IT 会員登録で、会員限定コンテンツやメルマガを購読可能、スペシャルセミナーにもご招待!