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- 2026/01/15 掲載
アーケードゲーム消滅…?ゲーセンが「クレーンゲーム」だらけになった裏事情とは
経済、不動産分野のライター。小売・飲食を中心とした企業分析記事や、都市開発、不動産市況に関する記事を手がける。理系の会社員だったが、ライター業に専念するため独立した。趣味で簿記・ファイナンシャルプランナーの資格を取得する。
大手ゲーセン各社はクレーンゲームを設置
ゲーセン市場で急成長しているのがGENDAだ。同社はPEファンドのミダスキャピタルから出資を受けて2018年に創業した。当初はゲームマシンのレンタルを目的として創業したが、アミューズメント施設の運営にも参入した。2020年に「セガ エンタテインメント」を子会社化し、業界での知名度を上げ、2023年には東証グロース市場に上場した。GENDAは現在、カラオケ施設の運営やコンテンツ事業も展開しているが、主力のアミューズメント事業ではゲーセン「GiGO」を運営する。創業以来、約60件のM&Aを展開。各地のゲーセンを子会社化し、「GiGO」への業態転換を進めてきた。公式サイトによるとGiGOは現在、約330店舗ある。
店内の筐体(きょうたい)はクレーンゲームが中心だ。人気アニメキャラクターのぬいぐるみやフィギュア、お菓子などが並べてあり、客は目当ての商品を取ろうとゲームに興じている。元祖「UFOキャッチャー」のような大型のマシンや、上下2段に連なる小型のものがある。かつてのゲーセンのように、男性客がアーケードゲームに集中する様子は見られず、比較的若年の女性客がにぎわっている様子が見られる。
こうしたゲーセンの構図はGiGOに限らず、バンダイナムコアミューズメントが運営する「namco」や、タイトーが運営する「TAITO STATION」でも見られる。大手各社はクレーンゲームを拡充させており、ゲーセンにおける売上の半分以上がクレーンゲームに由来する。 【次ページ】クレーンゲームはなぜ主力に?カギとなる“ある要素”
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