- 2009/08/13 掲載
マイクロソフトとノキア、企業向けモバイル分野で提携を発表
マイクロソフトのOffice製品、Liveブランドで展開するコミュニケーションサービス、ビジネス向けのコミュニケーションツールを、ノキアのスマートフォン向けOS「Symbian」上で展開する。また、これに伴い、専任のチームを両社の中に創設するという。
マイクロソフトは、スマートフォン向けのOSでWindows Mobileを展開しており、ノキアとは競合関係にあたる。ただし、ノキアは、すでにExchage連携のライセンスを取得しており、Symbian上の一部で連携が行われている。今回の提携に伴い、こうした機能連携を進め、これまでWindows Mobileのみで提供してきたMicrosoft WordやPowerPoint、Excel、OneNoteといったOffice Mobile製品や、ユニファイドコミュニケーションソフト「Microsoft Office Communicator Mobile」、企業向けコラボレーションポータルソフト「Microsoft SharePoint Server」、統合管理ソフトウェア「Microsoft System Center」をSymbian上で利用可能にする。
スマートフォン市場は、iPhoneを展開するアップルが大幅に躍進しているほか、ビジネス向けではBlackBerryを展開するRIMが人気を博しており、先進国では頭打ちが目立つ携帯電話市場では伸びているマーケットで、競争が激化している。
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