ピー・シー・エーは、中小企業の業務統合化を支援するERPパッケージ「PCA Dream21 Suite」を発表した。

　同社は、年商規模50億から300億円の中堅中小企業向けに統合型ERPパッケージ「PCA Dream21」を提供しているが、今回の新製品「PCA Dream21 Suite」では、年商規模50億円未満の中小企業を対象として、財務会計機能を中心に機能・ライセンス体系を限定することで、低価格化を実現している。これにより、投資費用などの問題によりERPパッケージの導入を断念、控えてきた中小企業向けにIT投資を支援するとともに、業務統合化を促進する。また、「PCA Dream21」へのアップグレードが可能となり、企業の成長戦略に合わせた段階的な業務基盤の構築が可能である。

　モジュール機能と標準価格は、「PCA Dream21 Suite 会計」では、財務会計、会計分析、会計予算、固定資産、価格は210万円。「PCA Dream21 Suite 販売・仕入」は、販売管理、販売予算、仕入・在庫管理、価格は178万5,000円。「PCA Dream21 Suite 会計・給与」は、財務会計、会計分析、会計予算、固定資産、給与計算、価格は、262万5,000円。「PCA Dream21 Suite 会計・販売・仕入」は、財務会計、会計分析、会計予算、固定資産、販売管理、販売予算、仕入・在庫管理、価格は、346万5,000円。「PCA Dream21 Suite会計・販売・仕入・給与」は、財務会計、会計分析、会計予算、固定資産、販売管理、販売予算、仕入・在庫管理、給与計算、価格は、399万円となっている。9月7日から販売される。