• 2010/05/17 掲載

NEC、韓国の流通最大手「新世界」とデジタルサイネージで販売契約締結

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NECは17日、韓国の流通業界最大手「新世界グループ」傘下のシステムインテグレーション企業「新世界I&C」と、NECのデジタルサイネージ「PanelDirector」シリーズの視認効果測定ソリューションに関して、韓国における販売契約を締結したと発表した。
 新世界I&Cは、流通業界におけるシステム構築で強みを持ち、同国内において多数の顧客ベースを持つシステムインテグレーション企業。NECとの契約に基づき、新世界I&CはNECの「PanelDirector視認効果測定ソリューション」を、韓国内の百貨店やスーパーマーケット、外食チェーン、ショッピングモールなどへの導入を手がけていく。

 新世界I&Cは、これらの企業に対して、デジタルサイネージサービス提供を行うためのシステム構築・支援を行っていく。これにより、サービス導入企業は、簡易設置用一体型から、大規模システム構築まで、サイネージのハードウェア、配信基盤サービス、ネットワーク提供サービス、プロモーション/コンテンツ作成支援サービス、業種向け専用サービスの構築・運用など、ユーザーの使用ニーズに合わせたソリューションメニューを提供する。

 また、課金体系は月額使用料制で、最小限の初期投資で常に最新の技術・サービスを導入することができるとしている。

 NECの「PanelDirector視認効果測定ソリューション」は、顔認識技術を用いて、設置したカメラの映像から人物を抽出し、これまで人手に頼っていた来店客層の分析を自動的に行うシステム。デジタルサイネージに表示されたコンテンツの視聴者の性別・年齢などの属性推定や、ディスプレイからの距離や時間などによる興味度合いなど、コンテンツ視認効果の集計・分析を行い、マーケティング戦略に活用できるデータとして提供する。ログデータのみを保存するので、個人情報やプライバシー権・肖像権に配慮しているという。またブラウザで閲覧できるので、各店舗の来場者データを本部側で分析することも可能。

 NECは今後、韓国以外の各国・地域のSIer、通信事業者、サービスプロバイダなど有力パートナーとの連携により、デジタルサイネージサービスの海外展開を行っていくとしている。

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