- 2010/06/18 掲載
日本IBM、ビジネス・プロセス管理ソフトウェア「IBM WebSphere Lombardi Edition V7.1」を発売
機能としては、まず受注処理や在庫引き当てといったビジネス・イベントを追跡して、ビジネス・プロセスが設計どおりに実行されているかを監視することができる。本製品では、個人やチームのパフォーマンスや、サービス・レベルといった、ビジネス・プロセスの実行状況を可視化する雛形である、標準スコアボードを40種類以上提供。標準スコアボードを使用することにより、業務ごとにスコアボードを作成することなく、すぐに業務プロセスのパフォーマンスをグラフやレポート化して表示し、プロセスの実行状況をリアルタイムで把握することができるという。
また、業務プロセス・モデリングの業界標準表記法であるBPMN(Business Process Modeling Notation)に対応。作成した業務プロセス図は、「実行時間」や「待ち時間」、「作業のやり直し」といったKPI(重要業績評価指標)を設定することで、期待される動作、目標を達成できるかをシミュレーションすることができるという。シミュレーションの結果に基づき、業務プロセスの再設計、最適化を行うことができる。
業務プロセスの設計、開発、実行といったすべての成果物は、集中リポジトリー(データ倉庫)で一元管理される、共有モデル・アーキテクチャーを採用。これにより、BPMを推進するビジネス部門と IT 部門が共同で作業を進めることができ、プロセス設計とシステム実装におけるビジネス部門と IT 部門の密な連携を実現する。
価格は、実行サーバの「IBM WebSphere Lombardi Edition-Server」が、100PVU(Processor Value Unit)単位で786万5,000円(税抜)、同じく実行サーバの「IBM WebSphere Lombardi Edition-Participant」が許可ユーザー単位で13万5,900円(税抜)。開発環境の「IBM WebSphere Lombardi Edition-Author」が、許可ユーザー単位で71万5,000円 (税抜)
本製品は、IBMおよびIBMビジネスパートナーより販売される。
関連コンテンツ
関連コンテンツ
PR
PR
PR