- 2010/08/18 掲載
シスコ、日本法人の新社長に平井康文氏が昇格

代表執行役社長
平井康文氏
平井康文氏は、IBM、マイクロソフトを経て、2008年3月にシスコに入社。副社長としてエンタープライズ、パブリックセタクー、およびミッドマーケット事業部門を統括していた。
これまで日本で社長をつとめていたエザード・オーバービーク氏は、日本を含むアジア太平洋地域のプレジデントとして統括しており、アジア地域での事業強化、ならびにアジア地域と日本市場との連携の強化に力を注いでいく。平井氏は従来通り、オーバービーク氏のもとで、日本市場を見ていくことになるという。
米シスコは、第4四半期(5-7月期)の決算において、ルータやスイッチなどの主要製品部門が好調で過去最高の売上高を記録する一方、その結果がアナリストの予想を下回って株価は下落するなど、「先行きの不透明感」を指摘する向きもある。
今回の人事により、日本市場に精通する平井氏を配し、日本におけるプレゼンスをさらに高めるとともに、エザード・オーバービーク氏が成長著しいアジア市場に注力する狙いもあるものとみられる。
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