モバイル環境においてLotus Dominoへのアクセスニーズは高まっており、IBMではこうしたニーズに対応する。BlackBerryやiPhoneでは、すでに対応アプリを公開しているという。

　今回の発表で、ドコモのスマートフォンでも、Lotus Dominoを閲覧できるアプリ「Lotus iNotes Ultra-lite」と「Lotus Notes Traveler」が稼動でき、Lotus Notesのメールや予定表、住所録等をいつでもどこでも利用できるようになる。Lotus iNotes Ultra-liteは、ブラウザベースでメールや予定表へのアクセスを可能にし、Lotus Notes Travelerは、Lotus Dominoサーバーとの同期でメールや予定表等の参照を可能にする。

　なお、IBMでは2つのアプリの公開は、あくまでも開発段階でのコードを用いた開発意向であるとし、最終的な製品化は今後の技術および経営判断に基づいて行われるとした。計画変更や中止の可能性もあるという。