• 2011/02/21 掲載

日本生協連、140万人の会員向け大規模EC・SNSサイト「eフレンズ」を刷新 CTCとオラクルが担当

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日本生活協同組合連合会(以下、日本生協連)は、会員向けEC・SNSサイト「eフレンズ」を刷新した。2011年夏までには、予定されている会員生協への導入が完了し、最大約140万人規模、年間サイト売上高約1,000億円、受注点数3億点を越える大規模ECサイトとなる計画。伊藤忠テクノソリューションズ(以下、CTC)と日本オラクルがシステムインテグレーションなどを担当した。
 生協では従来から、宅配モデルを中心に全国に会員数を増やして来たという。全国の購買生協会員数は現在、日本国内全世帯数のおよそ1/3にあたる約1860万世帯にのぼる。日本生協連は、これらを含む全国生協組織約500団体の連合会組織と位置付けられる。

 「eフレンズ」は、同社の新世代インターネット基盤「CWS(coop-web-standard)」というEC・SNS基盤をもとにした全国会員生協のお買い物サイト。日本生協連ではインターネット環境の変化への対応や、組合員の利便性向上などを目的として、この基盤システムを全面的に刷新し、2010年6月から展開を開始している。

 「CWS」は日本生協連がEC・SNS基盤を提供し、全国の生協が機能とリソースを必要なだけ利用してそれぞれのお買い物サイトを構築できる、というプライベートクラウド方式で構築されている。これにより、各地域の生協がそれぞれ特売や数量限定販売などのキャンペーンを実施するなど、自由度の高いサイトが構築できる仕組みを実現しているという。

 また、新システムでは、生協購買事業の発展を支えてきた「組合員同士による口コミ」の文化を活かすため、インターネット上でのコミュニケーションを実現するSNSシステム基盤についても、特にEC機能との連携箇所を中心に基盤強化された。

 CWSの刷新プロジェクトでは、CTCがトータルSIerとしてシステムの設計・開発・構築、運用支援、データセンターサービスなどの総合サービスを提供。また本プロジェクトでの重要課題の一つであった集中アクセスへの対策として、オラクルのインメモリ・データグリッド・ソリューション「Oracle Coherence」を採用した。「Oracle Coherence」により、当初の性能要件を上回る1分間に7,000ユーザーまでの処理が可能になったという。日本オラクルは自社製品知識と導入実績を活用したコンサルティングサービスの提供を通じて、当プロジェクトを支援した。

photo
「商品一覧」の画面イメージ

 日本生協連では今後、組合員の変化するニーズに対応し、より便利なサービスを提供するため「CWS」という基盤を活用して、会員生協購買事業へのさらなる貢献を目指す。

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