日本ヒューレット・パッカード（以下、日本HP）は、シングルサインオンソリューション「HP IceWall SSO 10.0」と連携するID管理ソフトウェアの最新版「HP IceWall Identity Manager 5.0」を発表した。また同時に、「HP IceWall SSO」および周辺サーバの各種設定、管理をリモートから行うことができる新製品「HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0」を発表した。

　「HP IceWall Identity Manager」は、Webベースの管理画面によって、ユーザー情報の追加・変更やパスワードの生成・通知などの作業を効率化し、「HP IceWall SSO」のユーザー情報作業を軽減するID管理ソフトウェア。最新版の「HP IceWall Identity Manager 5.0」では、「HP IceWall SSO Ver．10．0」と同様の暗号強度を採用しているほか、IPv6に対応し、ユーザー情報以外も管理できる機能のLDAPサーバに対応している。また、「HP IceWall Remote Configuration Manager 4.0」は、HP IceWall SSO環境のほか、周辺のLinuxサーバやUNIXサーバの各種設定ファイルを、クライアントPCから参照、編集、設定することができる管理ツール。

　今回発表された両製品によって、「HP IceWall SSO 10.0」を基盤とするクラウドや仮想化環境における認証基盤の機能を拡張し、管理、運用効率の向上およびセキュリティ強化を実現する。