• 2011/06/20 掲載

富士通のスパコンが世界1位に、日本製では7年ぶり

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第26回国際スーパーコンピューティング会議(International Supercomputing Conference:ISC’11)は20日、スパコンの高速処理をランキング化する第37回TOP500を発表した。このTOP500において、富士通と独立行政法人理化学研究所と共同で開発した次世代京速コンピュータ「京(けい)」が世界第1位となった。
 第26回国際スーパーコンピューティング会議(International Supercomputing Conference:ISC’11)は20日、第37回TOP500を発表した。発表によると、富士通と独立行政法人理化学研究所と共同で開発した次世代京速コンピュータ「京(けい)」がTOP500ランキングで第1位となった。

 日本のスパコンが世界トップになるのは2002年から2004年6月の間に1位だった「地球シミュレータ」以来、7年ぶりとなる。

 前回は中国の「天河1号」が2.57ペタフロップスで1位だったが、今回、「京」は毎秒8ペタフロップスの処理能力で最速となった。

 京は、富士通製の8コアのCPU数が8万CPU以上、総メモリ量が1ペタバイト以上のスーパーコンピューターで、出荷時点の性能目標は10ペタフロップスとしていた。今回、ランキングで1位になった「京」は、CPU数68,544個で「現在整備途中段階のもの」だったという。

 「京」により、シミュレーション精度や解析計算速度が飛躍的に向上し、高効率な太陽光発電をもたらす新材料開発の加速、防災計画に資する精密な気象予測や地震・津波影響予測などに活用される見込み。

 なお、TOP500ランキングでは、「京」のほか、東京工業大学の「TSUBAME 2.0」もトップ5にランクインしている。

photo
次世代スーパーコンピュータ「京」(イメージ)

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