CSSは、資生堂コーナーの売上管理、会員管理、在庫管理、カウンセリングやサンプル提供などの顧客台帳の情報を統合したもので、店頭で接客をするビューティーコンサルタント（BC）のカウンセリング業務を支援するシステム。

　今回のCSSヘルプデスク業務の移管では、東芝ソリューションが資生堂情報ネットワークとともに培った店頭情報システムのノウハウと、中国に昨年設立した合弁会社である瀋陽東芝東軟情報システム社との関係を活かして、インテグレーションを行った。


　東芝ソリューションは、1996年からCSSの前身となるLABITシステム、2009年4月からは現在のCSSの日本における開発・導入展開・サポートを担当していた。現在は資生堂のCSS全体と、CSS操作方法などの問い合わせに対するヘルプデスク業務を行っている。