• 2012/09/06 掲載

Windows Server 2012提供開始、「他社の一歩先へ行けた」

  • icon-mail
  • icon-print
  • icon-hatena
  • icon-line
  • icon-close-snsbtns
記事をお気に入りリストに登録することができます。
日本マイクロソフトは、サーバOSの新製品「Microsoft Windows Server 2012」を、パートナー企業各社と共に提供開始した。ボリュームライセンスの販売は既に開始され、パッケージ製品も9月26日より発売予定。
photo
日本マイクロソフト 執行役
マーケティング&オペレーションズ
ゼネラルマネージャー
マイケル ビール氏
 日本マイクロソフトは、企業内の小規模なサーバから大規模なクラウド環境まで、多様な企業システムのニーズに対応するサーバOSの新製品、Windows Server 2012を提供開始した。

 5日に行われた記者発表会にまず登壇したのは、日本マイクロソフト 執行役 マーケティング&オペレーションズ ゼネラルマネージャーのマイケル ビール氏。この1年はWindows Server 2012に加え、Windows 8、次世代Officeのラウンチも控え、マイクロソフトにとって非常に重要な年であることを強調した。

 そして、新製品ラッシュの先鞭をつけるWindows Server 2012について、180以上の新機能実装と機能強化を実現したことに触れ、単なるマイナーなバージョンアップではなく、「新たなクラウドOSとして、本当の一大改革だ」と述べた。

photo
日本マイクロソフト
業務執行役員
サーバープラットフォームビジネス本部
本部長 梅田 成二氏
 具体的な新機能の詳細については、日本マイクロソフト 業務執行役員 サーバープラットフォームビジネス本部 本部長の梅田 成二氏が紹介した。

 梅田氏はまず、サーバを取り巻く環境の変化について、データの持ち方が多様になっている点を指摘。「OSが対象にする領域は、サーバハードウェア単体という狭い領域だけでなく、クラウドの領域に広がっている」と述べ、自社のサーバやプライベートクラウド、パブリッククラウドなどすべてを統合的に扱えるプラットフォームとしてのサーバOSが必要だと説いた。

 では、こうした背景がある中、具体的にWindows Server 2012はどう進化したのか。梅田氏は大きく分けて「仮想化の進化」「クラウド連携」「さらなるコスト削減」「事業継続オプション」「モバイルワーク」の5つの機能強化点があると語る。

 「仮想化の進化」は、主にHyper-Vのスペック向上および高速化によって実現している。「これまでは『競合他社に追いつきます』というメッセージだったが、今回初めて、『他社の一歩先』へ行けました」と梅田氏が自負する新しいHyper-Vは、Windows Server 2008 R2に搭載されていたHyper-V 2.0と比べ、VM(仮想マシン)ごとの仮想CPUが最大4から最大64へ、VMごとのメモリも最大64GBから最大1TBへと、およそ16倍ものスペック向上が果たされている。

 2つ目の「クラウド連携」はネットワークを仮想化する機能により、煩雑なネットワーク構成を一本化でき、オンプレミスとクラウドの連携もよりスムーズになるという。

 「さらなるコスト削減」は、特にストレージの効率的な利用について言及。ストレージの仮想化により、容量の異なる物理ディスクをまとめて大容量化が可能となった。また、同じデータをまとめてストレージの利用量を削減するストレージデータの重複除去も可能となっている。

 「事業継続オプション」としては、VMの複製を別のサーバのストレージに定期的に複製できる「Hyper-Vレプリカ」を紹介。「モバイルワーク」を強化する機能としては、VDIの進化を挙げた。新しくなったリモートデスクトッププロトコル(RDP)では、H.264などのコーデックを用いて、ネットワーク帯域幅を抑えつつ高画質化を達成したという。

 エディションは「Datacenter」「Standard」「Essential」「Foundation」の4つが用意される。DatacenterとStandardは共にすべての機能が利用できるが、仮想インスタンスを無制限に使えるDatacenterに対し、Standardは2つまでだ。EssentialとFoundationには仮想化権限がなく、SOHOなど小規模な利用を想定したエディションで、Essentialはクラウド利用、Foundationはオンプレミス利用に適した構成になっている。

 ボリュームライセンスの参考価格(税別)は、Datacenterが92万5,000円(CPUライセンス)、Standardが17万円(CPUライセンス)、FoundationはOEM提供のみ(サーバライセンス)、5クライアントアクセスライセンスが3万2,600円(ユーザーあるいはデバイス)となる。

関連タグ タグをフォローすると最新情報が表示されます
あなたの投稿

    PR

    PR

    PR

処理に失敗しました

人気のタグ

投稿したコメントを
削除しますか?

あなたの投稿コメント編集

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

通報

このコメントについて、
問題の詳細をお知らせください。

ビジネス+ITルール違反についてはこちらをご覧ください。

通報

報告が完了しました

コメントを投稿することにより自身の基本情報
本メディアサイトに公開されます

必要な会員情報が不足しています。

必要な会員情報をすべてご登録いただくまでは、以下のサービスがご利用いただけません。

  • 記事閲覧数の制限なし

  • [お気に入り]ボタンでの記事取り置き

  • タグフォロー

  • おすすめコンテンツの表示

詳細情報を入力して
会員限定機能を使いこなしましょう!

詳細はこちら 詳細情報の入力へ進む
報告が完了しました

」さんのブロックを解除しますか?

ブロックを解除するとお互いにフォローすることができるようになります。

ブロック

さんはあなたをフォローしたりあなたのコメントにいいねできなくなります。また、さんからの通知は表示されなくなります。

さんをブロックしますか?

ブロック

ブロックが完了しました

ブロック解除

ブロック解除が完了しました

機能制限のお知らせ

現在、コメントの違反報告があったため一部機能が利用できなくなっています。

そのため、この機能はご利用いただけません。
詳しくはこちらにお問い合わせください。

ユーザーをフォローすることにより自身の基本情報
お相手に公開されます