• 2013/01/24 掲載

日本IBM、「IBM SmarterCloud Enterprise R2.2」を開始 Windows機能を強化

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日本IBMは24日、時間単位の従量制かつ経済的な料金で提供する企業向けクラウド・プラットフォーム「IBM SmarterCloud Enterprise(SCE)」と、企業の本番システムとして不可欠なゲスト仮想マシンのサービス管理やセキュリティーなどの機能を加えたIaaS(Infrastructure as a Service)環境を提供するマネージド・クラウド・サービス「IBM SmarterCloud Enterprise+(SCE+)」において、サービスメニューやサポート環境の強化を発表した。
 IBMは、99.9%のSLA(サービス・アグリーメント・レベル)を提供するクラウド・プラットフォームとしてSCEを2011年より、企業の業務システムに必要とされる運用・管理機能と仮想マシンレベルを実現するマネージド・クラウド・サービスであるSCE+を2012年より提供していた。

 今回、発表の新バージョン「SCE R2.2」では、Windows関連機能を強化、Windows環境のコピー/インポートのサポートし、Windows Serverインスタンスを取り込んだ個人イメージのSCE上へのコピーやインポート、およびデータセンターをまたいだ個人イメージの転送、コピーが可能になった。

 また、大容量のメモリーを必要とするアプリケーションを安定して運用できるよう、従来の2倍となる32ギガバイトのメモリーを搭載するメニューを新たに追加する。そのほか、SCEを提供するすべてのクラウド・センターでISO/IEC 27001-2005の認証を取得した。

 「SCE+ R1.1」では、データベースのバックアップ管理における機能拡張を行うなど、ミドルウェアに対するマネージド・サービスを強化。また、既存環境からの容易な移行を支援。OSレイヤーからミドルウェアまで運用対象を拡大し、IBM DB2、Oracle、およびMicrosoft SQL Serverのデータベース監視やデータベース・バックアップ機能を強化した。

 SCE R2.2およびSCE+ R1.1は、日本を含むグローバルのIBMのクラウド・センターから最適なサイトを選択して利用できる。

 パブリッククラウドサービスは、先行するアマゾンのほか、グーグルやマイクロソフトも含めて価格競争が激化している。IBMでは企業向けの付加価値機能で差別化を図る。

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